
プロフィールライター・編集者。
書籍編集者、雑誌記者・編集者を経て、2004年にセミリタイアと称して渡仏。以降、現地にて言語を学ぶ傍ら、フリーランスで日本のメディア向けの取材活動、現地邦人向けのメディアなどにも関わる。帰国後は、新聞、雑誌、ウェブ媒…続きを読む
2019年7月31日 21:50 [1247278-1]
満足度 | 4 |
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デザイン | 5 |
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使いやすさ | 5 |
機能性 | 4 |
手入れのしやすさ | 4 |
※プロフェッショナルレビューは「投票平均」(「満足度」含む)および「カテゴリ平均」の集計には含まれません。
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内部構造。内鍋を外した状態 |
コンパクトで2〜3人家族にもちょうどいいサイズ感 |
本体裏側に記載されたメニューの一覧 |
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蓋は本体から完全に独立していてそのまま水洗いも可 |
蓋の裏側のパーツも簡単に取り外せてお手入れしやすい |
カレーの調理例 |
パナソニックが2009年以来、およそ10年ぶりに発売した電気圧力鍋の新モデル。メーカー主催の体験会に出席後、実機を10日ほどお借りして実際に試用した。
調理容量2Lは、カレー4〜5人前のサイズ。4人家族であれば1食分、2〜3人家族であれば2回分程度。サイズは幅29.2×奥行27.8×高さ27.0cmと少し縦長で、収納スペースや設置場所が限られている世帯にちょうどいいサイズ。内鍋やフタなども取り扱いやすいサイズだ。他の電気鍋と迷っているけれど、サイズ感に躊躇がある人は検討してほしい。
電気調理鍋の中でも機能としては、圧力鍋を電化した製品だが、無水調理や煮込み、70℃、85℃での低温調理の機能も備えており、1台で多様な調理ができる点も魅力。
自動調理は7メニューと、Cook 4meなどと比べると少ないが、カレー、角煮、肉じゃが、ヘルシースープ、玄米、黒豆、甘酒とよく調理するメニューに厳選されている印象だ。レパートリーを増やしたいという人よりも、圧力鍋に使い慣れている人や、料理好きな人が火加減の調整などの手間を省くために利用するのに向いている。もちろん、取り扱いが簡単なので、圧力鍋初心者という人にも。
自動メニューのうち5メニューは予約調理にも対応。スタートボタンを押すと、まずは加熱して、腐敗しない温度帯を維持し、完成時刻間際に仕上げの加熱を行う制御なので、夏場も安心。メニューは限られているものの、朝セットしておけば、帰宅時には熱々の料理が完成しているので、いざと言う時や手抜きしたい時には助かる。
仕上がりの印象としては、全体的にクセのないサラッとした正統派な仕上がり。例えばカレーの場合は、具材の芯までしっかりと火が通っているのに、荷崩れがほとんどしておらず、あっさりとした味わいだ。個性が強くなく、子どもも大人も誰にでも受け入れられる料理に仕上がる。
お手入れも内鍋だけでなく、フタを完全に取り外すことができ、そのまま水洗いできるので通常の鍋と同じ感覚だ。本体とフタの間にあるゴムパッキンなどの部品の1つ1つがしっかりとした造りで安心・安定感があり、長く使えそうだ。
価格的にも高すぎず、一般の圧力鍋を買うのとそれほど変わらず、ほどよく手の届きやすい値段で、全体的に"ちょうどよさ"が魅力の製品だと思う。
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