Ifrit and USB Audio Enhancer Bundle
- ブロードキャスターグレードのマイクを統合したインイヤーヘッドセット。スリムなフレームとオーバーザイヤー型デザインによりじゃまにならない。
- 調節可能なコンデンサーマイクが搭載されており、マイクアームに置いておかなくてもバックグラウンドノイズが入りにくい。
- Razer USBオーディオエンハンサーは、スタティックノイズとバックグラウンドノイズを抑えながらオーディオ品質を一段と高める。
Ifrit and USB Audio Enhancer BundleRazer
最安価格(税込):¥12,672
(前週比:±0 )
発売日:2019年 3月29日

プロフィールテクニカルジャーナリストの西川善司です。
パソコン、IT全般、半導体技術、グラフィックス技術、ゲーム開発技術、ゲームそのもの、映像技術、映画コンテンツ、自動車とその関連技術、家電製品など、幅広く取材して各メディアに記事を寄稿しています。…続きを読む
2021年1月19日 06:25 [1411245-1]
満足度 | 5 |
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フィット感 | 5 |
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音質 | 5 |
マイク性能 | 4 |
※プロフェッショナルレビューは「投票平均」(「満足度」含む)および「カテゴリ平均」の集計には含まれません。
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パッケージ写真 |
付属イヤーピース全種 |
上2つのLEDは電源/マイクミュートインジケータ。ヘッドセットは同時に2つまで接続可 |
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装着状態 |
装着状態#2 |
自分は、YouTubeチャンネルでゲーム実況を行ったり、ポッドキャスト番組に参加したりしているが、その際、重要となるのはマイクだ。
音質を重視してこれまでASTON ORIGINのマイクを使っていたが,マイクの設置位置の関係でマイクとの距離感を一定に保つのが難しくなり、ヘッドセットタイプに移行することを決意。
マイクだけ新調するのであればピンマイクでもよかったのだが、どうせならば「ホストPCに繋いで装着すれば音も鳴らせて音も採れる方がいい」ということでヘッドセットタイプを選択することにした。
その際の製品選択のポイントは
・マイク音質がよいこと
→自動的にBluetooth系のワイヤレスヘッドセットは却下され、有線USB接続に。
・個人的な好みでオーバーヘッドタイプのヘッドフォンは遠慮したい
→自動的にイヤフォンタイプに
ということで、結果、本機「Razer Ifrit and USB Audio Enhancer Bundle」(RZ82-02300100-B3M1)を選んだ。(以下、Razer Ifrit)
Razerのヘッドフォンは,既にいくつか所有しており、個人的には音質に一定の信頼をおけると思っているので特に心配はせず。
気になるのはマイクの音質だった。
本製品のマイクはECM(Electret Condenser Microphone)型コンデンサーマイクを採用。
上級マイク製品が採用するファントム電源を使用したコンデンサーマイクとは違うので、このあたりが音質にどう影響するのかが関心事となった。
実際に録音音質を比べてみると、ASTON ORIGINの方が上だった。
まぁ、ASTON ORIGINは3万円超もするマイクなので、その差は致し方ないか。
・実況音声にASTON ORIGINを使用
https://youtu.be/b5xWn0PNKWg
・実況音声に本機、Razer Ifritを使用
https://youtu.be/b5xWn0PNKWg
ただ、聞き比べると、マイクと口の距離が縮まったことで、ASTON ORIGINでは拾ってしまっていたゲーム中のコントローラ操作のカチャカチャ音や、その他の環境ノイズが、Razer Ifritの方ではだいぶ少なくなっていることは感じ取れる。これは口とマイクの距離が近く、さらにマイク特性が単一指向性のためだろう。また、マイクが常に口元近くにあるため、筆者の姿勢変化による音量の上下変動も皆無だった。これは当初のマイク変更の主たる目的だったので結果的には満足である。
結論としては、歌の高音質録音には向かないまでも、普段のしゃべり音声を録音するのには十分な音質にはなっている…と判断した。
それと、イヤフォン側の再生音質については、予想通り、不満なし。音量の大小に無関係にナチュラルな音が鳴らせていた。ゲームサウンドのみならず、通常の音楽鑑賞にも堪えうると思う。
使い勝手の方だが、まず、ケーブル長は十分に長いと思う。
ヘッドセット部のアナログケーブル部は約1.9mあり、USB-DAC/コントローラ部のUSBケーブル部も約1.5mもあるからだ。
イヤフォン側の音量調整ボタンは、回転式のボリュームつまみではなく、上下に押し込むことでデジタルに段階的な上げ下げを行う方式。一気に音量を変更することはできないが、この音量調整ボタンを直下に押し込むことでミュートにはできる。
マイクについても、コントローラ部のマイクミュートボタンを押すことで、無音化は一瞬で行える。ただし、録音レベルの調整の機能は備わっていない。
コントローラ部には、本機標準のヘッドセット部を接続するためのφ3.5mmの4極ミニジヤックが2つ設けられているが、これはどうやら、追加の別売りの本機ヘッドセットや、あるいは市販のアナログヘッドセットの同時接続に対応するものらしい。今回は試せていないが、同時に2人のユーザーにサウンドを聞かせたり、あるいは2人の音声を同時に吹き込むことにも対応できるようだ。2人の再生/録音レベルを調整するミキサー機能などはないので簡易的な機能ではあるが、カジュアルに2人同時使用するには十分に便利な機能だといえる。
イヤーピースは耳の穴や形状に合わせて、全部で4種類が商品に付属していた。
筆者は最も小さいものを選択している。
- 比較製品
- Aston Microphones > Aston Origin
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「Ifrit and USB Audio Enhancer Bundle」の新着レビュー
レビュータイトル | 満足度 | 投稿日時 |
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2021年1月19日 06:25 |
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