『Leica哲学が生んだM型ライカの合理的Gショック化』 ライカ LEICA Q2 Tellerさんのレビュー・評価

2019年 3月 発売

LEICA Q2

  • 有効4730万画素の35mmフルサイズセンサーと、明るく高性能な単焦点レンズ「ライカ ズミルックス f1.7/28mm ASPH.」を搭載したデジタルカメラ。
  • 細部まで鮮明な静止画や4K動画が撮影できるほか、最高ISO感度50,000までの高感度撮影も可能。高速オートフォーカス、有機EL電子ビューファインダーを搭載。
  • ほこりや水滴の侵入を防ぐ特殊な保護シーリングを施しており、天候を気にせず撮影を楽しめる。豊富なアクセサリー(別売り)がラインアップされている。
LEICA Q2 製品画像

画像提供:ディーライズ

画像一覧を見る

最安価格(税込):

¥739,800

(前週比:±0 ) 価格推移グラフ

クレカ支払い
最安価格(税込):

¥763,998

Qoo10 EVENT

お届け先の選択

送料込みの価格を表示します

お届け先地域

中古
最安価格(税込):
¥533,333 (14製品)


価格帯:¥739,800¥825,000 (6店舗) メーカー希望小売価格:¥―

画素数:5040万画素(総画素)/4730万画素(有効画素) 撮影枚数:370枚 LEICA Q2のスペック・仕様

ご利用の前にお読みください

LEICA Q2 の後に発売された製品LEICA Q2とLEICA Q3を比較する

LEICA Q3

LEICA Q3

最安価格(税込): ¥- 発売日:2023年 6月 3日

画素数:6239万画素(総画素)/6030万画素(有効画素) 撮影枚数:350枚
  • LEICA Q2の価格比較
  • LEICA Q2の中古価格比較
  • LEICA Q2の買取価格
  • LEICA Q2の店頭購入
  • LEICA Q2のスペック・仕様
  • LEICA Q2のレビュー
  • LEICA Q2のクチコミ
  • LEICA Q2の画像・動画
  • LEICA Q2のピックアップリスト
  • LEICA Q2のオークション

LEICA Q2ライカ

最安価格(税込):¥739,800 (前週比:±0 ) 発売日:2019年 3月

  • LEICA Q2の価格比較
  • LEICA Q2の中古価格比較
  • LEICA Q2の買取価格
  • LEICA Q2の店頭購入
  • LEICA Q2のスペック・仕様
  • LEICA Q2のレビュー
  • LEICA Q2のクチコミ
  • LEICA Q2の画像・動画
  • LEICA Q2のピックアップリスト
  • LEICA Q2のオークション

『Leica哲学が生んだM型ライカの合理的Gショック化』 Tellerさん のレビュー・評価

rss

あなたのレビューを投稿しませんか?

LEICA Q2のレビューを書く

Tellerさん

  • レビュー投稿数:100件
  • 累計支持数:666人
  • ファン数:4人

よく投稿するカテゴリ

レンズ
33件
2件
デジタル一眼カメラ
10件
21件
デジタルカメラ
4件
5件
もっと見る
満足度5
デザイン5
画質5
操作性4
バッテリー4
携帯性4
機能性5
液晶5
ホールド感4
Leica哲学が生んだM型ライカの合理的Gショック化
当機種モノクロではコントラスト高めで解像感はすごいです
当機種点光源のサンプル。綺麗なボケ味です
当機種これはRAW(DNGファイル)からCapture Oneで現像したもの

モノクロではコントラスト高めで解像感はすごいです

点光源のサンプル。綺麗なボケ味です

これはRAW(DNGファイル)からCapture Oneで現像したもの

当機種こちらは撮ってだし。高感度もいいですし手振れ補正がよくききます
機種不明マクロ撮影でトリミングなし。現像はCapture One
 

こちらは撮ってだし。高感度もいいですし手振れ補正がよくききます

マクロ撮影でトリミングなし。現像はCapture One

 

 このカメラに関してはドイツ工業製品の合理性を痛感しました。結論を先に行ってしまえば製品コンセプトは「悪条件でライカ品質の写真が撮影できるカメラ」であり、撮影の便利さは副次的なものだと思います。
【デザイン】
 赤バッチがひかりますw。デザインが機能性についてくるというドイツ的な工業デザイン。藤壺型のフードもかっこいいですし、フードの上からつけられるメタルキャップも雰囲気があります
【画質】
 これはこのカメラのズミルックス28mmF1.7がガチでズミルックス、すなわちなんちゃってライカレンズではなく、M型ライカと同等の写りをする優秀なレンズ。もっと言えばこのレンズを中心にこのカメラシステムをつくったような非常に線の細い解像感が高い画質。絞り開放からシャープです。JPEGの調整は日本のカメラほどパラメタは多くないですががっつり変更がかけられて、日本のカメラよりちょいアンダー目のしっとりした描写をします。まあ、これは白とびがそこそこ早いので暗部の方がデータが残るという問題を回避する意味もあるのでしょうがw。このレンズとこの高画素センサーの相性はばっちりで本当に細かい部分まで解像してきます。で、これだけ高解像だとボケが硬くなることが多いのですがそこは流石ライカ、ボケ味が綺麗なんですよね。
 高感度はそれほど強くないですがそれでも、女性ポートレートをカラーで美しく撮るのならISO1600までは使えます。僕はカラーノイズはあまり好きでないですが、スナップのモノクロノイズは好きなのでAutoISOは50000まであげていますが、かなり暗いところでも、ズミルックス開放だとそこまで上がりませんねw
【操作性】
 メニューの設定は変わっていて、起動直後にメニューボタンを押すと、いわゆるよく使う「お気に入り」がタッチパネル形式で液晶に表示されます。これからタッチパネル操作でセレクトできますし、さらにメニューを押すと項目形式の「お気に入り」の表示、さらに押すと各項目の設定になりアクセスしやすくなります。設定項目はそこそこあるので、「ユーザープロフィール」で記憶させておくと便利です。例えばFNボタンに記憶させる項目、jpegの設定、AFの設定、AF合焦音の有無、露出計式、Auto-ISOの最高ISO感度などが一挙に記憶できるので便利。僕はポートレート、スナップで各々カラーとモノクロの設定を登録しています。
 本体のボタンは、シャッターボタン、電源など必要最小限です。はじめに書いたように、Q2は過酷な撮影状況を想定しているようで、ボタン関係(メニューのセレクト用ボタンは別)は大ぶりにして手袋をはめたままでも操作できるようにしている感じがします。
ただ、SDのアクセスは画素数の問題もありあまり早いとは言えず、操作の迅速性を考えるとUHS-IIが好ましいです。
【バッテリー】
 もちはまあまあ。基本的に節電モードがついていますので外ロケなら1日つかっても余裕で持ちます。このあたりも過酷な撮影状況での使用を考えていますね。ただし、バッテリーの寿命を延ばすために、最初の2−5回は撮影して全部放電(途中のつぎだし充電をしない)ことをライカが勧めているので、予備バッテリーを1個は購入したほうが無難。放電した時に入れ替えて撮影続行できますからね。バッテリーの0からフル充電は大体3.5時間です
【携帯性】
 重さは正直そこそこありますが、大きさ自体は小ぶりで、FujiのX-T4シリーズぐらいです。かさばらないっていうのが重要で僕的にはそこそこの重さには目をつぶってしまいます。
【機能性】
 ライカにしては、便利機能満載ですw。比較がM型なのでどうかとおもいますがw、AFが使えるし、17cmまで寄れるしマクロも使える、手振れ補正もついているという、日本のカメラなら当たり前の機能が画質を落とすことなくやっと実装されました。AFの速さ・精度も十分で動きものでは試していませんがw、ポートレートなら十分です。
 それとこのカメラで何よりも大事なのが防塵防滴設計。レンズ内にもシーリングしてあるらしく(これはQでセンサー上にゴミが入ることが多かったというのもあるみたいですが)過酷な撮影状況にも安定して撮影できるタフさを持っています(そのわりにはメモリーカードの蓋にはシーリングがないのはちょっと疑問ですが、たぶん実写で大丈夫だったんでしょうw)。それとデジタルズームを実装しており、28mm、35mm、50mm、75mmの画角(あくまで画角です)で撮影が可能。JPEGは各々の画角で自動的にトリミングされますがRAWファイルは画角の情報を維持して全画面の情報が保存されます。
【液晶】
 液晶はナチュラルで綺麗です。EVFは動きに遅延はほとんどなく綺麗ですので写欲がわきます。背面液晶はタッチセンサーになってますのでピンチアウトでピンを確認したりするのに便利
【ホールド感】
 小さいカメラですがホールド感は悪くありません。ただ、がっちり構えたいのであればグリップがいりそうですが、僕は大きくなるのが嫌なのでつけていません
【総評】
 世界最高のコンデジ。利便性が目立ちますが、この便利さは山や海で悪天候などの撮影条件が悪い時にでも安定してライカ品質の写真が撮影できるための設計です。勿論ライカとしては、「普通の条件でお使いいただいてもライカファミリー(ライカは顧客をこう呼んでいます)のご自由です」というでしょうが、製品コンセプトとしてはタフなカメラを合理的に設計していますね。光学ズームを採用しなかったのは画質と防塵防滴のためでしょうし代替え案としてデジタルズームと高画素の採用でしょう。Mシリーズで山や海で悪天候で撮影する猛者もいるでしょうがw、カメラやレンズの価格を考えるとこちらのほうが精神衛生上よいですね。また、M型ライカのサブ機としての描写性能も十分あります。僕は前者の場合は広角〜標準はQ2、長玉は別のミラーレスを併用して悪天候下のレンズ交換をさけています。後者の場合は、28mmはQ2でそれ以外はM型で撮影しています。勿論雨の日や夜間のスナップはQ2がいいですね。

レベル
ハイアマチュア
主な被写体
人物
風景
夜景

参考になった7

このレビューは参考になりましたか?参考になった

  • Twitterにツイートする
 
 
 
 
 
 

「LEICA Q2」の新着レビュー

レビュータイトル 満足度 投稿日時
簡単ライカで唯一無二の相棒  5 2023年2月11日 17:21
自分用に周辺をカスタマイズ  5 2022年9月22日 14:37
日常を切り取るのに最高のカメラ  5 2022年9月22日 00:43
大人の上質な趣味を支えるツール  5 2022年7月3日 13:15
堕落の極み  5 2021年12月7日 20:46
気軽に持ち出すべきカメラだが、やはり気を使う。  5 2021年11月16日 11:35
再テスト撮影の結果、やはりライカは素晴らしい  4 2021年10月26日 15:17
一生使えるデイリーユースカメラ  5 2021年9月9日 20:48
コンデジ卒業  5 2021年8月22日 02:41
Leica哲学が生んだM型ライカの合理的Gショック化  5 2021年7月28日 23:17

LEICA Q2のレビューを見る(レビュアー数:18人)

あなたのレビューを投稿しませんか?

LEICA Q2のレビューを書く

この製品の最安価格を見る

LEICA Q2
ライカ

LEICA Q2

最安価格(税込):¥739,800発売日:2019年 3月 価格.comの安さの理由は?

LEICA Q2をお気に入り製品に追加する <254

のユーザーが価格変動や値下がり通知、クチコミ・レビュー通知、購入メモ等を利用中です

 
 
 
選び方ガイド
ユーザー満足度ランキング

新着ピックアップリスト

ピックアップリストトップ

ユーザーレビューランキング

(デジタルカメラ)

ご注意