『耳のF1エンジン』 SONY IER-Z1R HAN1974さんのレビュー・評価

2019年 3月23日 発売

IER-Z1R

  • 100kHzの超高音域まで再生可能なハイレゾ対応ステレオイヤホン。従来のインイヤー型では感じることが難しかった広大な音場と臨場感が特徴。
  • 低音域から中高音域、高音域、超高音域と割り当てられた帯域の異なる3つのドライバーユニットを組み合わせた「HDハイブリッドドライバーシステム」を搭載。
  • 音が伝わる経路を緻密に調整した「リファインドフェイズ・ストラクチャー」で、楽器やボーカル本来の音色を再現し、音の分離感を実現する。
最安価格(税込):

¥226,710

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価格帯:¥226,710¥251,900 (2店舗) メーカー希望小売価格:オープン

タイプ:カナル型 構造:密閉型(クローズド) 駆動方式:ハイブリッド型 ハイレゾ:○ IER-Z1Rのスペック・仕様

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IER-Z1RSONY

最安価格(税込):¥226,710 (前週比:±0 ) 発売日:2019年 3月23日

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満足度5
デザイン5
高音の音質5
低音の音質5
フィット感5
外音遮断性4
音漏れ防止4
携帯性4
耳のF1エンジン

MDR-Z1Rを所有しており、その再現力に惚れ込んで愛用していました。
今回IER-Z1Rも同じZ1Rということで、共通の音作りを期待しての購入でした。

MDR-Z1Rは素晴らしいヘッドホンですが、巨大で外には持ち歩けない上に、駆動力を必要とするため、WM1Z単体では厳しく、TA-ZH1ESを介して初めて本領を発揮するヘッドホンでした。
ただ、その出音は素晴らしく、これを外でも楽しめれば良いのに、という想いでした。

IER-Z1Rは正にその夢を叶えてくれたイヤホンです。

エージングが進み、試行錯誤する中で多くのことが見えてきたので投稿します。

WM1Z単体で駆動できる、しかもイヤホンで、MDR-Z1Rと同様の微小音から、繊細な高音と、地の底から湧いてくるような低音をバランス良く鳴らしてくれます。
左右方向だけでなく、奥行きや上下の定位まではっきりと描いてくれる上に、とんでもなく音場が広く、音源の響きを忠実に鳴らすので、イヤホンを付けて耳元からの再生音を聴いている、という感覚が無くなります。

スペックの通り、3Hzという極低音から、100KHzという無限に倍音が積み重なっているかのような見晴らしの良い高音を鳴らしてくれるわけですが、そのポテンシャルを発揮してくれるのは限られた条件でした。

まず、ケーブルですが、キンバーやBriceUPG001REF.SEといったより高額なリケーブルも試しましたが、WM1Zとの接続でTA-ZH1ES+キンバー+MDR-Z1Rに1番近いバランスで鳴ってくれるのは標準付属のバランスケーブルでした。
他のケーブルもそれぞれに良さはあるのですが、素のケーブルが持つ黄金比のバランスが崩れてしまう感覚があります。
少なくともWM1Zと組み合わせるのであれば、IER-Z1Rの設計上の性能を遺憾なく発揮してくれるのは付属ケーブルです。

次にイヤーピースですが、こちらもかなり影響します。
ハイブリッドとトリプルコンフォートの二種のイヤーピースが付属してきますが、オススメはハイブリッドです。
遮音性はトリプルコンフォートの方が上なのですが、高域の倍音成分が大幅に削られます。
市販品でもトリプルコンフォートの方が高額ですしこの結果は意外でしたが、恐らくは材質による減衰と思うのですが、美しい倍音の響きをそのまま鼓膜に届けてくれるのはハイブリッドの方でした。
5mmダイナミックのスーパートゥイーターがノズル正面に同軸配置されることで、高域をまっすぐ減衰させずに出力する構造に対し、トリプルコンフォートの細かな凹凸が響きを抑えてしまうのだと思います。

また上流の音を素直に出します。
ZX300でも再生してみましたが、WM1Zと比べると低音の厚みが足りず、高域の伸びもあまり感じられませんでした。
良いプレーヤーの音を天井知らずに再現してくれる力を持つ一方で、そこそこのプレーヤーの音はそこそこで、天井を底上げしてくれたりはしないようです。
美音系のイヤホンでは、iPhone、iPodクラスの貧弱なアンプの音でも、それなりに装飾して再生してくれますが、IER-Z1Rは何も飾りを付けてはくれません。
さながら8kテレビに2k映像を映しても2kにしか見えないという感じです。
ただ、良い上流に繋いでやることで、8k映像を再生できた時の精細感はとんでもないものがあります。

音源による差も顕著で、きちんとマイキングされて録音された音源であれば、まさにその場に居合わせたような臨場感を味わえます。演奏家の緊張感までもを含めた演奏の機微がビンビン伝わってきます。
エフェクトかけまくりの継ぎ接ぎ音源もくっきりと再生してくれますが、録音状態の良い音源であれば、CDリッピングでもハイレゾと見間違うクオリティで聴くことができます。

以上のように、ポテンシャルをきちんと発揮させてやるには条件が多く、非常にピーキーなイヤホンだと思います。
ただし、条件が揃えば正にイヤホンの常識を越えた上質な音を奏でてくれます。
F1エンジンみたいなもので、高性能なエンジンを走りに繋げるためには良いシャーシとエアロとタイヤとドライバーが揃う必要がありますが、揃った時のパフォーマンスは凄まじいの一言です。
一度F1の走りを味わってしまうと市販スポーツカーには戻れない、というような魔性の魅力があります。

主な用途
音楽
接続対象
オーディオ

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最安価格(税込):¥226,710発売日:2019年 3月23日 価格.comの安さの理由は?

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