『多分この不完全さが好きなのかな』 CANON EOS RP ボディ ギマストさんのレビュー・評価

2019年 3月14日 発売

EOS RP ボディ

  • 小型・軽量化を実現した「RFマウント」採用のミラーレスカメラ。35mmフルサイズCMOSセンサーと映像エンジン「DIGIC 8」により、表現豊かな撮影が行える。
  • 「デュアルピクセルCMOS AF」とRFレンズの駆動制御を最適化したことで、最速0.05秒の高速AFを実現。また、「瞳AF」の機能が向上し、サーボAFに対応する。
  • バリアングル液晶モニターや約236万ドットの内蔵電子ビューファインダー(EVF)を搭載。「クリエイティブアシスト」で多彩な画作りをサポート。
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EOS RP ボディCANON

最安価格(税込):¥118,800 (前週比:±0 ) 発売日:2019年 3月14日

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デザイン3
画質5
操作性5
バッテリー4
携帯性4
機能性5
液晶5
ホールド感5
多分この不完全さが好きなのかな

【2023年再レビュー】

本レビューしてもう2年が過ぎました。この2年間世界は大きく変貌しましたが、RPは未だ私の手元にあり、格好良くいえば、世界の有様を写し続けてきました。

相変わらずファインダーは見えづらく、シャッターフィーリングは写欲を上げるものではないのですが、3年以上の付き合いとなるともう伴侶のように、自分の一部または分身のような存在になっています。操作については完璧にシンクロできており、迷うこともありません。

そしてこの軽さとコンパクトさはGR(1〜3まで使用経験あり)ほどではないですが、撮影やシャッターチャンスを妨げるものではなく、撮りたい時に撮ることができます。フィルムカメラの時代から単焦点レンズしか使わないスタイルですが、RF単焦点と合わせると、ほとんど周りに意識されることなくレストランもスナップもできます。

これが大きめのカメラと赤リングのついたズームレンズなら、バックから取り出した時、きっとびっくりされるでしょうし、ひょっとしたら業者と間違えられて撮影許可等の確認をされる恐れもあります。そんな面倒なリスクは、紳士なら避けたほうが良いですね。

正直、撮っている時は特に楽しくもありません。しかしこのことが旅先では有利に働くのではと最近感じています。

つまり、旅先の景色は自分の網膜で楽しみ、撮影はあくまでログ(記録)ということ、もしこれが撮るのが楽しいカメラなら、私の性格上、ファインダーを覗いて撮ってばかりいて、生の景色は記憶にすら残っていない可能性もあるわけです。

そんな感じの”ツマラナイ”撮影ですが、出来上がった写真をみて、いつも満足しています。6D直系の画質といわれますが、粘りのあるフルサイズの豊かな画質です。

お気に入りの写真は四つ切りでプリントしますが、店員さんに綺麗な写真ですね、と話しかけられます。プライバシーを重視する現在、特に都市部ではあまり聞かない出来事だと思います。スマホのL版ばかりの注文にウンザリしていたのかもしれませんが、RPの画質は、適切に扱えば人を惹きつける十分な力があるということです。


先日R6 MKIIを店頭で触った時、心が揺らぎました。そしてRPの下取りを試みましたが、思い直して購入そのものをやめました。ウダウダ話すとキリがないのですが、サイズや重さが大きくなることはRPのメリットを全てスポイルしてしまうこと、そして、最新AIを搭載した動体AFというのに違和感があったのかもしれません。

ノーファインダーでボタンを押せばバエる写真が連写で撮れることより、ぎこちない機械的動作が甚だしいRPの暗いファインダー越しにみえる世界の隅々へ中央1点AF、時にはマニュアルで結像を追い込み、鈍いシャッターラグを感じながら指先に力を込める、この不器用な所作全てが今の私のバイオリズムに合っている、そんな気がします。

2023年睦月 再レビューでした。また数年後お会いしましょう。

レベル
ハイアマチュア
主な被写体
人物
風景

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満足度5
デザイン3
画質5
操作性5
バッテリー4
携帯性4
機能性5
液晶5
ホールド感5
模範的なハイパフォーマンスカメラ
当機種
当機種
 

 

気がついたらRP購入後1年が経っていたのでレビューします。普段はフィルムライカや中判カメラで趣味写真を楽しんでいます。

【デザイン】
昔ながらのCANONフォルムですね。レンジファインダー機のように棚に飾ってうっとり見とれていたい、というデザインではありません。良い意味でも悪い意味でも無難なデザインです。

【画質】
フルフレーム、2620万画素、最新のセンサー搭載、で画質が悪いカメラは存在しません。そもそも5D時代からCANON機の画質が悪いと思ったことは一度もありません。特に個人的には人肌のカラー表現はCANONとFujifilmが最高だと思っています(センサーサイズを考えるとFujifilmはやはり驚異的です)。もしこのカメラで納得いかない画質が得られた場合、レンズの問題と捉えた方がよいかと思います。

【操作性】
往年のCANONユーザー方々にはシックリ馴染む操作性だと思います。初めて触る方でも設定ダイヤルはアイコン表示で違和感はないと思います。いずれにせよ全て慣れの問題だと思います。個人的にはMモードしか使いませんので、前面ダイヤルを絞り、後面ダイヤルをシャッタースピード、コントロールリングをシャッター半押し+ISOにしています。特別な設定の必要があったときはQボタンで全て表示されるのでストレスはありません。とにかく最高です。

【バッテリー】
個人的にはフィルムに慣れているためか、それほど多くの枚数を一度に撮るわけではないので(36枚入魂です)、予備バッテリー無しでもスチルでは及第点です。実際、購入以来予備バッテリー無しで問題なく撮影(日常、旅行)しています。しかし動画撮影では10分程度を2回連続で撮るのは厳しいかもしれません。給電しながらの撮影もできないので、状況によっては予備バッテリーかUSB-Cケーブルでマメに充電が必要だと思います。

【携帯性】
フルサイズ機の中ではSONY(a7s、RX1R等)に次いで軽くて小さいです。とはいえ、レンズを装着するとビジネス鞄に入れるには大きすぎます。またRFレンズは35mmF1.8を除いて現状は大きく重すぎること(年内発売のRF50に期待)、マウントアダプターを介したEFレンズ装着でも状況は同じです。ボディは小さく軽いけど、実用的・運用的には他のフルサイズ機とそれほど変わらないというのが率直な感想です。
ちなみに、比較対象が特殊ですが、本体重量とサイズ感はAPS-CのFujifilm X-proと同等です。

【機能性】
スチル・動画、外部端子、Wifi転送など、一般的使用にはほとんどパーフェクトな機能満載です。

【液晶】
EOS R等と比較すると解像度が落ちますが、それでもほぼ無問題の画質で、撮影後の写真をストレスなく確認できます。パソコンなどで確認しても、本体液晶の絵と大きく差はありません。EVFは明るくて綺麗で、こちらもストレスがありません。難点は連続撮影時の表示タイムラグです。これも状況によってはストレスになると思います。個人的にはフィルム機のように、撮影画像は毎回確認しないので問題になったことはありません。

【ホールド感】
良いです。グリップのないレンジファインダー機でホールドすることに慣れているので、もっとグリップが小さくても個人的にはOKです。ただ前述したように、レンズが大きく重いのでやはりこれくらいのグリップはあった方が安心かと思います。

【総評】
タイトル通り、模範的な良いカメラです。個人的に大変飽きやすい性格で、カメラやレンズを取っ替え引っ替えしてきたのですが、EOS RPはなぜか手放す気が起こりません。何度か上位機種のRやR5,6に目移りしたことがあるのですが、買い替えを後押しするほどのデメリット(不満点)が見つからず、むしろ上位機種において予想されるデメリットの方が目立ってしまい(価格、不必要な解像度、大きさ等)、今に至ります。

今後CANONはRPのような小型最高級性能機を安価で製造する予定はないようですので(Rシリーズの変化を見ていると、ミラーレスでも一眼レフの躯体に近づいている気がします)、そういった意味ではRPはミラーレス変遷期に偶然が重なって生まれたコスト度外視のハイパフォーマンス機と呼べるのではないでしょうか。
本体のみの市場価格は安定しています。レンズキットの価格は私が購入した当初よりむしろ上がっています。RPとRF35mm F1.8の組み合わせはポートレート、風景、スナップ、フードフォト、動画、文字通りなんでも撮れます。おすすめします。

と、良いこと尽くめですが、最後に不満点をいくつか述べます。全て完全に個人的な主観で、多くの人には当てはまらないと思いますが、参考程度にどうぞ。
前述したように私は普段はフィルムカメラで撮影を楽しんでおり、これまで様々なカメラを使ってきました。その経験から言えることは、EOS RPは撮っていて楽しいカメラではない、ということです。端的に言えば、写欲が生まれる、増すカメラではありません。カメラというのは腕時計と同じで、写真を撮るだけの目的(腕時計なら時間を知るだけの目的)で使用するものではなく、そこには感情が必ず付随します。感情はもっとも厄介なファクターです。そしてカメラと感情がシンクロすると、カメラを持って出かけたいというよりむしろ、カメラがユーザーをどこかに連れて行く、という擬人的サミット(極点)へ到達します。残念ながらEOS RPにはそれが欠乏しています。具体的理由を挙げることは簡単です、例えばシャッター音・フィーリング、ボディの剛性感と重さ、マテリアルの質感、デザイン、グリップ、などなど。しかしこれらを一つ一つ改善していけば究極のカメラになるのか、という簡単な問題でもなさそうです。

話が変な方向に行きそうですのでこの辺で終わりにします。いずれにせよ物の良し悪しは時間が決める、という原則に基づくのならば、EOS RPは間違いなく私の愛機で、これからも壊れるまでは使っていく予定です。

レベル
ハイアマチュア
主な被写体
人物
風景

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