『根強い需要に応えて手を抜かずに進化する紙パック式キャニスター』 シャープ EC-VP510 神野恵美さんのレビュー・評価

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EC-VP510

ドライカーボンを採用した紙パック式キャニスター掃除機

EC-VP510 製品画像

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最安価格(税込):¥29,681 (前週比:-126円↓)

  • メーカー希望小売価格:オープン
  • 発売日:2019年 2月21日

店頭参考価格帯:¥29,683 〜 ¥35,800 (全国33店舗)最寄りのショップ一覧

タイプ:キャニスター 集じん容積:1L 吸込仕事率:320W EC-VP510のスペック・仕様

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EC-VP510シャープ

最安価格(税込):¥29,681 (前週比:-126円↓) 発売日:2019年 2月21日

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さん

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プロフィールライター・編集者。
書籍編集者、雑誌記者・編集者を経て、2004年にセミリタイアと称して渡仏。以降、現地にて言語を学ぶ傍ら、フリーランスで日本のメディア向けの取材活動、現地邦人向けのメディアなどにも関わる。帰国後は、新聞、雑誌、ウェブ媒…続きを読む

満足度4
デザイン3
使いやすさ4
吸引力・パワー4
静音性4
サイズ4
手入れのしやすさ4
取り回し3

※プロフェッショナルレビューは「投票平均」(「満足度」含む)および「カテゴリ平均」の集計には含まれません。

根強い需要に応えて手を抜かずに進化する紙パック式キャニスター

ワンタッチで交換するだけで手入れが不要の紙パック式

自立するヘッドブラシ

ヘッドブラシの取り外しは手元のボタンを押して足で抑えてパイプを引き上げるだけ!

ヘッドを取り外した先の「スグトルブラシ」で狭い隙間もスムーズに掃除

玄関掃除用の「スグ換え玄関ブラシ」

デッキブラシのような形状で掃除機の先端や玄関フロアを傷めずに掃除できる

シャープの紙パック式キャニスター掃除機2019年新製品。2月に開催された製品内覧会でチェックした後、実機をお借りして自宅で試用した。

最近はスティッククリーナーやサイクロン式の掃除機が市場の主流となり、すっかり下火となってしまったキャニスター&紙パック式の掃除機。そんな日陰の存在でありながら、地道に進歩と改良が重ねられていることに敬服。

本製品は、軽量+コンパクトな操作性がウリのシャープの「RACTIVE Air」シリーズのよさを部分的に採用することで操作性を向上させている。例えば、パイプ部分はRACTIVE Airと同じ、ドライカーボンを採用。軽さと耐久性を両立させた航空機などでも使用されている素材で、本体の重量自体は3.4kgだが、操作する手元にかかる負担を大幅に軽減。

また、ハンドル下にあるボタンを押しながらパイプを上に向かって引き抜くだけでヘッドを取り外せる機構も転用されている。腰をかがめることなく、ワンタッチでストレスなく着脱ができるため、思った以上に快適だ。

さらにん、ヘッドを外した先は「スグトルブラシ」と呼ぶ吸引口となり、付け替えることなくそのまますき間部分の掃除ができる。また、パイプ部分を外した先は「ベンリブラシ」という吸い込み口になっており、卓上や家具の上などハンディクリーナーとしても動線よくサッと使える。地味な仕様ではあるものの、掃除の手を休めずに、操作動線よく、こうしたパーツを使いこなせるというのは、掃除の際のストレスを減らすことができ、掃除に対するネガティブな気持ちを晴らしてくれるので、実はとても大切な要素。毎日のように使うものであれば、妥協せずに選びたい。

内覧会で新しい付属品として紹介された「スグ換え玄関ブラシ」は、玄関のお掃除用に開発された交換パーツ。砂や小さな石ころが多い玄関のゴミは、掃除機だと先端を傷つけてしまったり汚れてしまったりするおそれがあって使用をためらうこともあるが、そうしたリスクを回避すべく設計されたアタッチメント。ホウキやちり取りを使わなくても玄関もサッと掃除機でキレイにできるのはありがたい。ブラシ部分の高さがあるせいで、吸引口までが離れてしまっている構造だが、小さな石ころもキレイに吸い取ってくれた。欲を言うと、ゴミを吸い取るだけでなく、デッキブラシのようなこの構造で、玄関タイルの汚れ落としまでできたりするともっとうれしかったりするので、今後の進化に期待したい。

ヘッド部分は「ラグ越えヘッド」という仕様で、ラグなどの段差部分もラクに乗り越えられる。我が家にはラグを敷いている場所がないので残念ながら恩恵を感じることができないが、内覧会の席で試したところ、確かに引っ掛からずにスムーズにヘッドを走らせられた。

「マジックバランス」という機構で、パイプ部分が自立するのも特長。掃除中にパイプ部分を自立させると運転を停止させなくても自動で停止し、再び寝かせると運転が再開するアイドリングストップ機能もあるが、確かに自立はするが、もう少し安定感が欲しいというのが正直なところ。ヘッドを動かしている途中だと、ホース部分の反動力でサッと自立させるのが難しい。アイドリングも便利とは思うが、バッテリー式ではないため、有用に思う機会が少ない。

吸引力に関しては、シュレッダーの紙屑の山を吸ってみたが、改めてコードレスクリーナーとの力の差を実感。最大吸込仕事率320Wというスペックは、スティッククリーナー界の王者・ダイソンであっても雲泥の差。近づけるだけでスルスルとゴミが吸い込まれていった。

また、排気のクリーンさも◎。紙パック式はランニングコストはかかるものの、フィルターやダストカップを手入れの必要がなく、改めて手間がかからないと実感。高齢者など複雑なパーツ分解や組み立てが苦手と言う人には、この手軽さへの支持はなお根強いだろうと思う。

キャニスター式は、狭い場所などでは本体が動かしづらいが、本体自体2.2キロと女性でも十分片手で持って歩ける重量。利き手でヘッドを操作しながらもう片方の手で持ち上げながら掃除してもさほど重労働ではない。

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