AX-505-S [シルバー]
- XLRバランス入力を装備したプリメインアンプ。設置面積がA4サイズとコンパクトで、音楽信号が持つダイナミズムを余さず伝える高出力パワーアンプを搭載。
- パワーアンプ部にはHypex社製アンプモジュール「Ncore」を採用。エネルギー変換効率にすぐれ、低消費電力・低発熱で115W+115W(4Ω時、定格出力)を実現。
- ティアックのDAC、「UD-505」や「NT-505」と組み合わせることで、DSD 22.5MHzやPCM 768kHzといったハイスペックなハイレゾ音源を存分に楽しめる。

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2022年5月21日 23:52 [1511560-2]
満足度 | 5 |
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デザイン | 5 |
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操作性 | 5 |
音質 | 5 |
パワー | 5 |
機能性 | 無評価 |
入出力端子 | 5 |
サイズ | 5 |
オールインワンタイプのレシーバーMarantz M-CR612(当時5万円台)からの買い替えです。コンパクトながら同価格帯(10万円台)のアンプに劣ることは全くなく、むしろ低域の引き締まり感と、解像度の高さがあって、中高域がふわりと広がっていくサウンドステージの広さに好印象です。私がよく聴くクラシック音楽には、この価格帯で最もマッチしている機種の一つだと感じます。ソニーのスピーカーSS-NA5ESpeと合わせることで、クセのない美音を楽しむ時間が増えました。
(余談ですが、電源ケーブルをペナペナな純正のものから変えることで若干音質をコントロールすることが可能です。オーディオテクニカAT-PC600に変えると低域の沈み込み感が出て、高域が潰れにくくなりました。)
デジタル音源はもちろんのことですが、音質改善度が大きかったのは外付フォノイコライザー(Pro-ject Phono box ultra500) を通したレコード再生です。当方Technics SL-1200GにVM・MM型カートリッジを愛用しており、アンプのSN比の良さが活きてきて、奏者のニュアンスや表情が掴みやすくなりました。残響音もスパッと切れてしまうことがなくなったので、いかに増幅部が大事かを痛感している次第です。尚、トーンコントロールはありませんが、不便は感じません。
一見メカニックな外見ですが、棚の中に置いて使うとアンバー色に光る円窓メーターに愛嬌を感じます。何よりサイズがコンパクトなので、設置スペースが限られている今の居住環境にとても優しいです。
5万円台(気軽に高音質を楽しめる)/10万円台(解像力があって表現にきめ細かさが出てくる)/25万円以上(さらにきめ細かさが出てきて、今度は立体方向=音に彫りの深さが出てくる)という区分でアンプ性能の違いが顕著に出ると思います。5万円台からのランクアップが確実に体感できる機種として、お勧めします。
- レベル
- 初心者
参考になった6人(再レビュー後:5人)
2021年10月30日 19:18 [1511560-1]
満足度 | 5 |
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デザイン | 5 |
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操作性 | 5 |
音質 | 5 |
パワー | 5 |
機能性 | 無評価 |
入出力端子 | 5 |
サイズ | 5 |
当方、レコード鑑賞を楽しむ様になってから、プレーヤー(Technics SL-1200G)・フォノイコライザー(Phono box ultra500)に手を出す中、アンプ(Marantz M-CR612)があまりにも不釣り合いだよなと思う様になりました。そこで今後の生活環境の変化や後先のゴールを考えて、10万円半ば・居住スペース的にできればコンパクトなことを念頭に比較試聴を繰り返し、上流の持つ情報量を素直に引き出し、音作りに違和感を感じなかったことからAX-505にアップグレードすることにしました。(尚、当方はクラシック音楽にこの頃は比重を置きつつも、ジャンル問わず様々な音楽を聴きます)
【デザイン】シルバーの本体にアンバー色に光る円窓メーターのコントラストがとてもお洒落です。業務機器的な両サイドパネルが飛び出すデザインは賛否両論の様ですが、フロントスイッチ・メーター類配置の良さのおかげもあり、いざ置くと気になりません。細かいところですが、この価格帯でロゴが刻印されているのも高級感を感じます。
【操作性】スイッチ類の感触に違和感を感じません。リモコンもシンプルで使いやすく、程よい重さもあって満足感があります。音量操作やミュートをかける際にセレクターランプが点滅するので動作していることが認識しやすいですし、音量を上げる際にある箇所で突然爆音になるといったこともありません。
【音質】はじめは強烈に音がモワモワするので、しばらくは要エージングです。
店舗での試聴ではさすがに20万円以上のモデルと比較すると情報量も音の厚みも違うよな、なんて思ったのが正直なところです。しかしながら6畳部屋では正直これで十分だな、と思うレベルに達しており、Technics SB-M300M2で鑑賞する音はクリア、ホールの残響がふわっと広がり、音楽表現は立体的です。CD・ストリーミング音源での演奏のニュアンス・イントネーション・アクセントをよく聞き取ることができることやボワつかないピント具合、それにビシバシと的確な低域にも驚いたのですが、衝撃的だったのはレコード再生の方でした。レコードって上流にお金をかけても正直こんなものなのかな、などと思っていた音のゆるさや(SN比の悪さによる)クラシック音楽もののホール残響の希薄さが、AX-505で再生すると見事に解消してしまい、あまりの音の良さに鳥肌が立ちました。アンプの役割を舐めてはいけないと深く反省した次第です。
尚、ふわっと広がる高域に対して低域が締まっているためか、もうちょっと低域が出てもいいかなと思うことがありますが、引き続きエイジングで様子見したいと思います。
加えて、高域にどこかアクセントの様なものを感じるのですが(キンキンして聞くに耐えないタイプの音ではありません)、レコード再生では気にならなかったりするので、恐らく再生ソフトの質、プレーヤーやDAC/フォノイコライザーとの組み合わせに左右されるのかな、と推測しています。
【パワー】6畳部屋では必要十分です。スピーカー端子は1対のみのステレオンプですが、バイアンプ駆動できるM-CR612よりも明らかにパワー感があります。小音量再生でも音痩せ度が下がり、音量の守備範囲が広くなりました。
【機能性】音質調整機能(トーンコントロール等)は一切ありませんが、特段困ることはありません。
【入出力端子】入力はRCA3端子にXLR1端子とシンプルですが、必要十分です。
【サイズ】コンパクトで、狭い部屋ではとても嬉しいサイズ感です。
【総評】ティアックの500シリーズというとデスクトップオーディオを想像しがちですが、このコンパクトさで同価格帯のフルサイズアンプの水準と同等以上の音が出てくることに非常に満足しています。この価格帯のアンプを検討の際は、是非とも試聴リストに追加してみてください。
- レベル
- 初心者
参考になった1人
「AX-505-S [シルバー]」の新着レビュー
レビュータイトル | 満足度 | 投稿日時 |
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2022年5月21日 23:52 |
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2022年5月15日 17:22 |
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2021年11月1日 15:24 |
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2021年7月10日 12:53 |
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2021年5月15日 19:46 |
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2021年2月4日 08:45 |
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2020年11月25日 21:57 |
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2020年10月1日 23:17 |
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2020年3月17日 22:43 |
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2020年1月25日 23:25 |
プリメインアンプ
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(プリメインアンプ)
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