おうちクラウドディーガ DMR-BRT2060 レビュー・評価

満足度：5.00

（カテゴリ平均：4.00）

満足度ランキング—位

集計対象1件 / 総投稿数2件

1. 5 100%
2. 4 0%
3. 3 0%
4. 2 0%
5. 1 0%

評価項目	投票平均	カテゴリ平均	項目別ランキング
デザイン 見た目のよさ、質感	5.00	4.14	-位
操作性 リモコンや本体の操作のしやすさ	4.00	3.64	-位
録画画質 映像の鮮明さなど	5.00	4.33	-位
音質 音質の良さ	5.00	4.09	-位
録画機能 録画しやすく、機能が充実しているか	4.00	4.01	-位
編集機能 編集機能は充実しているか	4.00	3.68	-位
入出力端子 端子の数	4.00	3.84	-位
サイズ 省スペース性・コンパクトさ	5.00	4.23	-位

• ※プロレビュー・モニターレビューは集計対象から除外しています
• ※「カテゴリ平均」より「投票平均」が高い項目を黄色背景にしています

[あたまる]

2023年1月13日 12:01 [1669059-1]

満足度	5

デザイン	5
操作性	4
録画画質	5
音質	5
録画機能	4
編集機能	4
入出力端子	4
サイズ	5

かなりいいです。

【デザイン】
横長で薄くて黒い一般的な録画機器と真逆を行く厚みがあり白く省スペースなデザインですが気に入っています。
【操作性】
特に問題なし。動作が重いとかはあまり感じない
【録画画質】
特に問題なし
【音質】
特に問題なし
【録画機能】
直感的に操作がわかる
【編集機能】
特に問題なし
【サイズ】
コンパクト
【総評】
同じ番組シリーズは自動でまとめてくれたりスマホアプリを入れればスマホで見れたりかなりいいです。

[神野恵美]

2018年12月29日 23:22 [1186924-1]

満足度	4

デザイン	5
操作性	4
録画画質	4
音質	4
録画機能	4
編集機能	4
入出力端子	4
サイズ	5

※プロフェッショナルレビューは「投票平均」（「満足度」含む）および「カテゴリ平均」の集計には含まれません。

見た目のよさ以上に超便利だったクラウド機能とスマホ連携

せっかくのデザインも現行のTVボードでは持て余しがち。家具の買い替えを検討中	表側はミラー調のデザイン。こんな高級感のあるBDレコーダーはなかった！	無線LAN経由でDIGAがPC上でネットワーク機器として認識される
スマホアプリ「どこでもDIGA」録画番組一覧	「どこでもDIGA」の番組表	スマホアプリで写真や動画の転送・閲覧が可能

"脱録画機"と銘打ち、デザインを一新したパナソニックの「おうちクラウドDIGA」の新製品。2017年から「おうちクラウドDIGA」としてシリーズ展開されているが、テレビ番組の録画、BD録再生機としてだけでなく、スマホで撮影した写真や動画、音楽CDのリッピングデータなども内蔵HDDに保存ができ、テレビやスマホで閲覧して楽しめる、家庭内クラウドサーバーのような機能を果たせるのが特長だ。

しかし、ラインナップが複数あり、一般消費者には少々わかりづらい。2018年秋モデルでは、大きく分けて4Kチューナーを内蔵モデルとして「DMR-SUZ2060」が最上位にラインナップし、地デジチューナー内蔵モデルとして本製品を含む4製品がラインナップ。デザインを刷新したのは、地デジチューナー内蔵モデルのみ。地デジモデルの4製品のうち1機種が6チューナー内蔵、HDD容量が3TBのモデル。他の3製品は内蔵チューナー数が3で、このうち2機種がHDD容量が2TB、1機種が1TB。3チューナー、2TBの2モデルのうち1機種が4K対応の次世代ブルーレイディスク規格「Ultra HD ブルーレイ」に対応したモデルとなっている。本製品はその中で、3チューナー、2TB、Ultra HD ブルーレイ非対応のハイスタンダードモデルと言えるポジション。

ちなみに、パナソニックでは2018年春モデルとして、6機種を発売しており、機能やスペックだけを比較すると、秋モデルを上回る製品も多く、消費者にとっては価格と内容を綿密に比較して選ぶ必要があり、なかなか悩ましい。デザインを除いて、機能、スペック的には、2017年秋モデルの「DMR-UBZ2030」（3チューナー、HDD容量2TB、Ultra HD ブルーレイ対応）と、「DMR-BRT1030」（3チューナー、HDD容量1TB、Ultra HD ブルーレイ非対応）の中間的な位置づけにある。

9月末に行われた新製品発表会では、これまでのブルーレイレコーダーにはないインテリア性を意識したデザインと、箱型のコンパクトな筐体で設置場所の自由度が上がったこと、利用スタイルの提案といった、イメージ訴求のような説明が多くを占め、製品の機能についてはあまり触れられなかった。そこで、メーカーに本製品を1ヶ月ほどお借りして、家庭で実際に試させていただいた。

新しいデザインの筐体は、確かにスタイリッシュで家具のようにインテリアに調和して、ブックシェルフなどの棚にも置きやすい。我が家ではテレビ台の下のスペースにセットされていたので隠れてしまって少々デザイン性のよさが持ち腐れてしまったが、次に模様替えや家具を買い替える際にはこのデザインを活かせるものを選びたいと思った。本体のデザインに合わせてリモコンもホワイト。ただし、使っているうちに汚れが目立ちそうな点は少々気になる。

おうちクラウドDIGAとしてのよさは、やはり家庭内クラウドストレージとして利用できる点。無線LANのネットワークを通して、スマホアプリからもパソコンからもアクセスができ、写真や動画をさまざまな機器で撮影している我が家ではそれらをシームレスに集約できるハブのような機器として非常に重宝する。

スマホアプリやDIXIM PLAY経由で他のデバイスでも録画した番組や、リアルタイム視聴もできるので、家庭内のどこに居てもコンテンツが楽しめるのがうれしい。録画番組の持ち出し機能にも対応しているので、もちろん屋外でも視聴可能。時間と場所に縛られずに、コンテンツを楽しめるのは、思った以上に快適かつ効率的だ。

ただし、DIGAに保存した動画コンテンツは、MPG4かMOVファイルしか再生できない。それ以外の動画を楽しむにはいずれかの形式に変換する必要がある。我が家では既に撮り溜めてHDDに保存している映像の多くがその他の形式だったため、すぐにDIGAで再生できないのが残念だった。変換ソフトを使って手作業で少しずつコンバートをして転送しているが、DIGA内でもそうした作業が簡単にできるような機能が組み込まれていればより便利に使えるだろう。

とはいえ、スマホアプリで外出先からでも番組予約や変更ができたりするのは思った以上に快適だった。最近はテレビを見る時間が少なくなったが、後から「あの番組見たかった！」ということはよくあるので、おまかせ録画とともに、あるとやはり便利な機能だ。ただし、我が家はCATV経由で地デジを視聴しているが、地元のCATVチャンネルをスマホアプリで表示できないのは少々残念。メーカーに問い合わせたところ、CATVチェンネルはDIGA自体で録画はできるものの、スマホアプリの番組表には対応していないそうだ。

というわけで、ひととおりの主要な機能を試させていただいただけでも、クラウドサーバーとしての活用などの便利さと、充実したコンテンツ視聴生活が送れることを確認できたため、納得して購入を決意するに至った。

それにしても、製品のラインナップが複雑すぎて、商品選択がしづらいのがこのシリーズの難点かも。欲を言えば、もっと上位の機種があるが、本製品は現状の市場においては、選んで間違いのないちょうどいいラインナップと言えるのではないだろうか。