『最後の作品？』 パイオニア UDP-LX800 QMASAさんのレビュー・評価

[QMASA]

2021年1月24日 10:22 [1412933-1]

満足度	5

デザイン	5
操作性	5
再生画質	5
音質	5
読み取り精度	5
出力端子	5
サイズ	5

最後の作品？

パイオニア最後の作品にならない事を願います。

【デザイン】
LX88と変わらない。OPPOと違い天板の放熱孔もなくホコリも侵入しないブラックbox。美しいと思う。

【操作性】
メディアテックシステムのおかげかサクサク動作。

【再生画質】
OPPO UDP205よりも輝度レベル上昇。
メディアテックシステムをパイオニアなりにカスタム
したのか。筐体の重量からくる安定のある素晴らしい画質。特にトランスポートモード再生する4KUHDの
透明感は驚き。

【音質】
Panasonic UB9000と比較してLX800を購入した
理由がこれ。
アナログダイレクトモードで聴くSACD再生は
単体SACDプレーヤーと言えるクオリティーで
音楽再生が止まらなくなります。エージングもなく
素晴らしい音色です。さすが同社のSACD部隊が参画した音作りです。
ピュアオーディオモード設定時の HDMI音声は一皮むけます。
ゼログランド端子をプリアンプに繋ぐとさらに安定する面白さ。

【読み取り精度】
特に問題なし。

【出力端子】
アナログマルチ端子は不用でしたのでさっぱりと
美しい背面。

【サイズ】
LX88と変わらずラックにも入りやすい。
14.5kgの筐体はやはりオーディオ屋の仕事。
ずっしりボディで全く箱鳴きしない。

【総評】
OPPO 205とお別れして何とか在庫を購入。
以前から経営母体が不安定で品薄でしたがコロナ禍が
致命傷ですかね。
パイオニアにか作り得ない歴代リファレンスの血を
感じます。映像再生のみを考えるとPanasonic UB9000かも知れませんがSACDは再生できません。
現時点での真のユニバーサルプレーヤーはやっぱりこれです。

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