AH-D9200
- 高知県産「孟宗竹」ハウジングを採用したオーバーイヤーヘッドホン。50mm径のナノファイバー振動板を採用し、低歪かつ低域の量感豊かなサウンドを実現。
- 軽量化によって振動系の反応性を高めるCCAWボイスコイル、ドライバー前後の音圧バランスを調整するアコースティック・オプティマイザーを採用。
- 3.0m シルバーコート OFC ケーブル、1.3m OFC ケーブルアルミダイキャストハンガー、耳にやさしいイヤーパッドが付属。
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- イヤホン・ヘッドホン 301位
- オーバーヘッドヘッドホン 98位

よく投稿するカテゴリ
2021年3月12日 20:45 [1432322-1]
満足度 | 5 |
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デザイン | 4 |
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高音の音質 | 5 |
低音の音質 | 5 |
フィット感 | 5 |
外音遮断性 | 3 |
音漏れ防止 | 2 |
携帯性 | 無評価 |
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AH-D9200 -1- |
AH-D9200 -2- |
平面駆動タイプ並みの音の滑らかさ。
解放感高い音場に密閉型のS/N比の高い没入感。
非常に良いですが、標準のケーブルでは上がワイドで下は狭く聴こえ個人的には合わない。
今回評価した線材PC-Triple C Hのケーブルでは低音が中音から離れる感じでレンジも広がる。
Mogami2534の方がより低音が重くワイドで低音重視ならばこちら。また中域が抑えられ色っぽくなります。こちらもかなりお勧め。
ケーブルの特性がそのまま出てくるヘッドホンですね。
Pionner U-05とでの評価です。
【デザイン】評価 4.5
装着感はD7200よりかなり改善されて別物。
ヘッドバンド形状が異なり2本の丸アームまでは別パーツっぽいですね。
質感は割と金属質、ただ高級感というより剛性感は高い真面目な印象。
レザー部分の質感や耐久性も悪く無さそう。
ハウジングの竹感は表面の凹凸からと軽量さから特に感じる。
竹のつなぎ目が並行に一定間隔にあるので均一性が高く流れが美しく感じる。
凹凸の印影が良く色味も良い。
大型のハイエンドとしては装着感はかなり良いのとで甘めに評価5したいのですが、お値段を考えるとD7200に似せなくても良かったかなと。D7200も持っているのでその点がややマイナス。
【高音の音質】評価 5
解像度感というより平面駆動型のように滑らかに感じる自然な高い表現力。
距離感も豊なので刺さる感じもないがかなり繊細でT1初代より自然な立体的実体的な音。
それぞれの音の奥行表現がしっかりしている。
情報量もTH900比で多く感じるがなんてことはない雰囲気で聴きとりやすい感じ。
なんてことはないのが実は本当の高性能はこういうのかも。
【中音の音質】評価 5
この域は標準ケーブルではやや控えめでしたが、PC-Triple C Hでは強めに輪郭や定位感がしっかりと。
ボーカルは男性・女性どちらも埋もれるとは無縁で魂も感じ易く、楽器だけが素晴らしいということはありません。
色っぽさを強めたい場合はリスニング感良いMogami2534ですね。
【低音の音質】評価 4〜5
思ったより固めでもなく柔軟性も高い重めの質感で良いのですが、標準ケーブルでは軽めでレンジが中央よりに狭い印象でした。
リケーブルで最も変化が大きい域ですので、よって評価に幅を持たせました。
基本的にはD9200の売りは高音ではなく低音だと感じてます。
Mogami2534時ではTH900を軽く超える重みのある響きをして低音重視に濃厚に。
PC-Triple C Hでは大抵の曲で十分で中域のクリアさと躍動感で自然でハイエンドらしいバランス。
優雅な空間と響きです。ダンピング感も十分。特に奥行方向の表現力(音と音の分離感)が高い。
標準ケーブルでは好みに合いませんでした。真面目すぎるというか低音が中央よりに団子にかつ不足感ありましたので。
Mogami2543ではTH900よりロックに向く感じですが、PC-Triple C H線材の方がよりTH900を超えている感じが強いです。
たまに銀線と銅線のハイブリッドケーブルも使ってますが、Mogami2534の方がまだリスニング的な味わいが良く多いです。
TH900を滑らかに分解力を上げてスッキリ空間表現が上手い感じで聴けてます。
D9200はリケーブルで振り切って使うタイプとしても使ってます。
とりあえず所謂上流しだいだと思いますが、高いだけのことはあるモデルには違いありません。
すっきり落ち着いて余裕で鳴らしている感覚ありますが、実はよりボリュームを欲しがるタイプかも。そしてボリューム上げてパワフルにしても圧迫感を感じない優しさも兼ね備えてます。竹だからこその解放感でしょうか。
得意ジャンルは線材でかなり変わるので全ていける感じはします。
没入させる能力に長けてます。LCD-2の比ではなく密閉型だったことを思い出させてくれます。
ただし個性を味わうタイプではないほど良くできているので、本当にリケーブル次第ですね。
標準ケーブルが好みではないので評価が難しいです。そこが面白い。
とりあえず基本的に濃い音場ですが、分解能立体感よい定位感でごちゃごちゃ音数が多いソースはめちゃ強いですね。
【フィット感】評価 4.5〜5
即圧は適度。フィット感は割と良い。軽量化も効いて重くもない。
やや緩めだが少々頭を振っても、ずれにくい感じもあり特に減点はない。
緩めが好きならば寧ろ良い。
HD800やTH900の方が頭頂部に何かを感じるほどなので、D7200とは別物感ある。
しかし2018後半に発売されていることを考えると進化までは言えない。
なぜならばA2000Xを良く使用しているので普通レベルに思う。
ウイングアームで軽くてズレないA2000Xはやはり良い。
しかしHD800らに評価5をつけた記憶もあるので甘いが評価5で。
スポンジも次第に馴染むタイプで重いハイエンドクラスとしてはかなり良いフィット感だと思います。
【外音遮断性】評価 3
密閉型としては普通。
D7200より微妙に悪い感じというかクリアな質感で届くが、没入感を阻害するほどではない。
【音漏れ防止】評価 2
密閉型としては悪い。
結構ツーンとクリアに聴こえてくる感じ。
【総評】評価 5〜
第一印象はDENONらしさは感じたが、ちょっと高音を意識しすぎているのとD5200や7200とは別次元を求めているなと。
ハウジングの竹はコストが掛かってそうですが、効いているのが実感できるのはいいですね。
開発陣の好みや狙いと少し違いましたが、しかしケーブルが流用できるので即リケーブルで大満足に。
リケーブル前提なので評価が難しいヘッドホンでもあるかなと。
昨年に元となるレビューを書いてそこから省いたり付け加えたりしてると、アンプとケーブルの影響が強く出て細かいニュアンスにこだわってしまうヘッドホンなのかなと。
個性派ではないのですが非常に没入感が深くなってしまう魔性のヘッドホン。
この一言でまとめます。
しかしリケーブルしないならD7200の方が良いです。装着感とくに頭頂部が痛くて悪いですが。
リケーブル前提ならば、D9200は終着点の一つになるでしょう。お勧めします。
- 主な用途
- 音楽
- 映画
- ゲーム
- 接続対象
- PC
参考になった9人
「AH-D9200」の新着レビュー
レビュータイトル | 満足度 | 投稿日時 |
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2023年1月18日 13:50 |
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2023年1月16日 11:03 |
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2022年12月1日 21:17 |
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2022年7月29日 20:07 |
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2022年7月3日 12:40 |
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2022年6月25日 17:19 |
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2021年6月6日 20:24 |
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2021年4月12日 21:20 |
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2021年3月12日 20:45 |
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2020年11月30日 23:33 |
イヤホン・ヘッドホン
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