ANANDA レビュー・評価

満足度：4.75

（カテゴリ平均：4.24）

満足度ランキング—位

集計対象12件 / 総投稿数12件

1. 5 83%
2. 4 8%
3. 3 8%
4. 2 0%
5. 1 0%

評価項目	投票平均	カテゴリ平均	項目別ランキング
デザイン 見た目のよさ、質感	3.82	4.19	-位
高音の音質 高音部の音質の良さ	4.75	4.15	-位
低音の音質 低音部の音質の良さ	4.76	4.12	-位
フィット感 装着したときのフィット感など	4.67	4.08	-位
外音遮断性 外の音を遮断するか	1.00	3.79	-位
音漏れ防止 音漏れを防止するか	1.24	3.79	-位
携帯性 コンパクトさ	1.60	3.86	-位

• ※プロレビュー・モニターレビューは集計対象から除外しています
• ※「カテゴリ平均」より「投票平均」が高い項目を黄色背景にしています

[令川ゆり]

2025年5月19日 22:33 [1962149-1]

満足度	4

デザイン	4
高音の音質	4
低音の音質	5
フィット感	4
外音遮断性	無評価
音漏れ防止	無評価
携帯性	無評価

この価格帯で今も通用する！

【デザイン】
HIFIMAN特有のデザイン。好みではないがオシャレにつけるヘッドホンではないからいいかな。
存在感はあるのでいいと思う。
【高音の音質】
解像度はある程度高め。高音域は強めです。
Aryaとはまた違った高音域で音楽を楽しく聴かせる高音を鳴らします。ただ打ち込みの音（特にシンセや電子ドラム）の音はあまり相性よくないかな。
Aryaよりは聴きやすいけど、ATH-R70Xとかに比べると疲れる。
【低音の音質】
量感はあります。ただ輪郭がはっきりした低音ではないので楽しく聴きたい人向けかな。
【フィット感】
耳が覆われるのでかなりフィット感はいいです。
Aryaには劣る。ATH-R70Xとかよりは重いので
フィット感が良くても首は疲れます。
【総評】
この価格帯では今でも通用はします。むしろコスパ良いです。JPOPの生音メインの音なら楽しめます。ダンス・ミュージックなどは高音域が強めなので慣れるまでは疲れるかな。
このヘッドホンの良いところはこの価格帯でこの音場の広さを出せることです。
音場はATH-R70Xよりかかなり広いです。ただ音の定位は曖昧な感じです。Aryaはそこも妥協していない製品なので、音場のバランスがいいです。
ただAryaは楽しさはあまりなく、ATH-R70Xも優等生な音なので、聴くジャンルやその時の気分で変えています。つまり、Aryaという上位がいてもANANDAを手放せないのでANANDAだけに楽しめる音があります。
私はステルスマグネットバージョンではないANANDAとAryaはステルスマグネットバージョンを使っているのも関係しているかと思いますが。
正直、ステルスマグネットは解像度なども上がったかもしれませんが、音を楽しむならノーステルスマグネットで満足できます。

主な用途

音楽

[MTO_45]

2025年5月5日 15:34 [1959033-1]

満足度	5

デザイン	4
高音の音質	5
低音の音質	5
フィット感	5
外音遮断性	無評価
音漏れ防止	無評価
携帯性	無評価

これで十分楽しめます。

【デザイン】
デカいイヤーカップはいい音しそうな感じで良いです。

【高音の音質】
バイオリンの倍音が綺麗に聞こえます。音の定位が抜群によいです。

【低音の音質】
ティンパニの響きがいい感じです。ブーミーな低音ではないです。

【フィット感】
大きなイヤーカップが耳をスッポリと包んでくれます。
長時間つけていても違和感や痛みはありません。

【総評】
ヘッドホンは平面駆動型しか聞きません。
スピーカーで聴く音場が私の基本なのでダイナミック型は苦手です。
HIFImanのヘッドホンは音場が良いです。一歩引いた感じがステージの演奏を
聞いてるようで好ましく感じます。
HE400SE、Deva Proと持ってます。どちらも良いヘッドホンですが
Deva Proは高音が少しきついのが、HE 400SEは音の分解能が少し良くなく
剣道のお面のような上位シリーズならどんな音がするのか気になり、
Edition XsかANANDA v３かどちらを購入しようかといろんな情報を集め
悩んでました。実はDeva ProやHE400SEのヘッドバンドにデザインがあまり好きではないので
このANANDA v３に決めました。
音の解像度も素晴らしく、音場も広く音の定位感等、目を瞑って聞いていると
スピーカからの音を聞いているようでとても満足です。
周囲の空気を震わすような低音はないですが実はよく聞こえる低音域、厚みのある中音域
キラキラととても綺麗な高音域と十分満足です。
ちなみに視聴環境は　iPhpne16proまたはM1MacbookAir＋K11R2R＋バランスケーブルです。
主に、クラッシック、ジャズ、洋ロック等を聞きます。

HIFImanにはまだまだ上位機種が沢山ありますがこのANANDA v3はかなり満足できる
ヘッドホンではないかと思っています。

主な用途

音楽

接続対象

PC

[kaaaazino]

2024年8月22日 21:30 [1873123-3]

満足度	5

デザイン	3
高音の音質	5
低音の音質	5
フィット感	5
外音遮断性	1
音漏れ防止	1
携帯性	1

ヘッドホン沼から抜け出せそうな一台

７月のAmazonのセールでANANDA NANOを購入した知人から安価で譲ってもらいました。

4.4�oリケーブルはivipQ-327で、NW-WM1AM2に直差しでAmazon music unlimitedを聴くのがメインです。

【デザイン】
ハウジングはEDITION XS同様剣道の面ですが、ヘッドバンドがしっかりしている分、こちらの方がやや良さげです。

【高音の音質】
解像度が高く何処までも伸びていくような高音には聴き惚れてしまいます。
刺さりも無く、煌びやかという言葉がピッタリかと。

【低音の音質】
EDITION XSで多少不満に感じた低音も深部から弾けるような迫力はには素晴らしいの一言です。

開放型でもこんな低音出せるんですね。

【フィット感】
EDITION XSに較べ多少側圧は強いですが、それほど気にもならず、頭部もしっかり固定され、かなり良い感じかと思います。

【外音遮断性】【音漏れ防止】
どんどん入って、どんどん出て行きます。

【携帯性】
重さと上記の理由で持ち歩く気は一切ありません。
エアコンの効いた自室でゆっくり楽しむヘッドホンだと思います。

【総評】
知人に聴かせてもらったNANOも良かったですが、個人的には旧モデルで充分過ぎます。
暫くはANANDAと楽しんで行けたらって思ってます。
ヘッドホン(少なくとも開放型の)沼からは抜け出せた満足感があります。

主な用途

音楽

接続対象

ポータブルプレーヤー

[紫おやじ]

2024年8月9日 16:23 [1851261-4]

満足度	5

デザイン	4
高音の音質	5
低音の音質	5
フィット感	5
外音遮断性	無評価
音漏れ防止	無評価
携帯性	無評価

初めての平面駆動型　素晴らしい音を手にいれました！

今までソニーのMDR-Z7M2とキンバーケーブルでのバランス接続で主にロックとメタルを中心に聴いていました。70ミリの大口径ドライバーで駆動される音質に満足していましたが、今までに私が経験した事のない開放型のヘッドホンの音を聴いてみたくなったのと同時に平面駆動型にも関心を持ちHiFiMANのヘッドホンにたどり着きました。色々な情報を調べて今回はANANDA、ANANDA NANO、Aryaの3機種に絞りました。いつもは試聴などせずに口コミや価格.comの情報のみで購入していましたが、今回は開放型や平面駆動型が私が聴くロックやメタルにはたして合うのか‥
MDR-Z7M2よりも良い音で聴かせてくれるのか、期待に胸を膨らませ秋葉原まで試聴に行って来ました。

結果

最新型のANANDA MANOは聴き始めた瞬間は明るく弾んだ音で一瞬『おっ！良い音』って思いますが、聴いているうちに高音がキツく私にはうるさく感じました。長い時間聴いていると疲れるかな‥って感じです。

ANANDAは躍動感がありながらもANANDA NANOのキツく感じた高音をまろやかにした感じで開放式の為かボーカルやギターの余韻がとても美しくヘッドホンの外からも音楽が聞こえて来るかの様な錯覚を覚えました。

この中で一番高価なAryaは音質はとても綺麗なのですが、ANANDAと比べて躍動感と華やかさが私の聴くジャンルにはもの足りなく感じました。

試聴の結果、ロックやメタルを躍動感があり綺麗な音で心地良くいつまでも聴かせてくれそうなANANDAを購入しました。
皆さんがレビューで良く言われている良い音とは、ヘッドホンの価格やグレードに関係なく自分の好きな音！の意味が本当に良く理解出来ました。

ANANDAにキンバーケーブルを繋いでみた所、高音と明るさが増しなんとなくNANOで聴いている感じにもなりケーブルも音楽に合わせて変えてみたりして楽しんでいると同時にケーブルでこんなに音が変わる事を再確認！

装着感はレビューで重いと言う内容を目にしますが、ヘッドバンドのおかげか苦になる様な重さには感じませんでした。
またイヤーパッドは耳をスッポリと覆ってくれるので快適です。

今回はHiFiMAN　ANANDAと言う本当に自分に合ったヘッドホンを手に入れる（見つける）事が出来てとても幸せな気持ちになりました。
ロック好きな方はオススメです

主な用途

音楽

接続対象

オーディオ

[namakejiro]

2024年4月7日 20:50 [1688908-2]

満足度	5

デザイン	4
高音の音質	5
低音の音質	5
フィット感	5
外音遮断性	無評価
音漏れ防止	無評価
携帯性	2

HIFIMANの中では，ドンシャリ・リスニングに向く名機かと。

4.4mmバランス接続での話で記します。
【デザイン】お菓子の「いちごミルク」を黒くしたようなデザインで、当初個人的には，あまり好きなデザインではなかったが，装着してこの形の良さがわかった。音場の広さや、装着感，etc.に最適化されたデザインであることに。

【高音の音質】DEVA　PRO　SUDARAでは，エレキギターの音が「ギンギン」と鳴り響いてたが，解像度が上がって，耳にやさしい，しかもそれでいて、高音のレベルが落ちたわけではない精巧な音が，印象的だ。ちなみに，中音域でのボーカルが，近く感じるので「歌」ありの音楽には良い。クラッシックも、たまには聞くが，POP，jazz，フュージョン，ROCK向きかな。

【低音の音質】DEVA PROやSUDARAより，低音が良く出ている。比較しての話にはなるが，落ち着いた音になっていると思う。ボーカル向けのヘッドホンの部類になるのか。オーテクの密閉型ATH-M50X価格帯以上の音のバランスと解像度を良くして，しかも開放型にしてより抜けの良い音になっという印象を持つ。

【フィット感】重いと思うが，形状からくる耳をすっぽり覆う音場の広さと適度な側圧で、DEVA　PROやSUDARAと比べても、あまり苦痛になることは私にはない。

【外音遮断性】外の音は，小型温風ヒーターでの少量の音も拾うし、極端な話，普通の音量で聴いていても、近くで話している人の声が聞き取れて会話ができるほど遮音性はない。しんみりと静寂なところで聴いてこそ真価が発揮される。
付け足しになるが、周りがうるさい所での視聴だけでは、HIFI MANの良さは，おそらくわからないと思う。

【音漏れ防止】だだ洩れなので，近くにいる人には、しっかりと聞こえる。迷惑にならないところで聴く機器だ。外音遮断性も無いし、音が漏れてこそ音質の向上を図っているヘッドホンなので、通勤手段や雑踏では聴けない、日本よりも人口密度の低いところで使用する国や人の発想なんだと思う。

【携帯性】屋外での使用は想定されてはいないが，田舎や、山林，海辺ぞいなど，場所を選べば使えないこともない。田畑の多い田舎に住んでいるので，ウォークマンA-55→汎用アナログポータブルアンプ(１６Ω-300Ω)→fiio　Q3MQA→本機で、家の内外をぶらぶらするときがある。ウォークマンZX-シリーズを購入したが，出力が目いっぱいか。

【総評】たまたまAmazonの25%引きのセールでタイムリーに買うことができた。XSにしなかったのはPOPSを聴くことが多いから。(今風のアニソンからクラッシック・洋楽・邦楽・時代も1950年代から，2000年代の曲も聴くが…)DEVA　PROやSUDARAも投げ売りしていたのは，半分予想が当たったが，マイナーチェンジをした新型が出る伏線だった。

続機器(アンプ・ケーブル)総額より,ヘッドホンの値段が高くなってしまい,バランスの悪さを感じる。だから、上級機のAryaは、鳴らしきれないと判断して見送った。
目下,プリアンプ部をデシタル化しようとして良い機器を見つけたので検討中。インピーダンスの数値よりはるかに音量を上げないと鳴らしにくいモデル。説明書に？たしかはっきり「エイジング」が必要と明記されている。(このメーカーの平面駆動モデルは皆そうらしい)

音源もmp3 . AAC.PCMが大半なので、ちょっともったいないような気もします。

ともあれ,音楽鑑賞は「出口」であるスピーカーやヘッドホンが,全体の半分以上の割合で重要だと思ってるので,良いヘッドホンを選ぶのは順当な道筋だと思う。

主な用途

音楽

映画

テレビ

その他

接続対象

オーディオ

[あかはさ？]

2023年6月13日 02:54 [1725157-1]

満足度	5

デザイン	3
高音の音質	5
低音の音質	5
フィット感	4
外音遮断性	1
音漏れ防止	1
携帯性	1

セールで買うとコスパ最強の1台

Amazonセールでポイント含め、実質5万円で購入。
ケーブルはノブナガラボの霧降を使用。
流石平面駆動と思わせる刺さらない綺麗な中高音。平面駆動らしからぬ重みのある低音。そして音漏れなんて言葉に収まらないレベルで内外に鳴り響くがゆえに得られる抜け感と音場。この音が5万円で買えるのかと驚き。
今、5万円程度で有線ヘッドホンを買いたい方は本当にオススメです。
あと、僕はドンシャリ系だと思ってるが他レビューを見るとかなり意見がわかれてる様子。上流に影響されやすいのだろうか？まぁどちらにしても『音がいい』と言う評価は皆一緒。
今年買ったものでベストオブコスパはになるのは間違いなさそう。

主な用途

音楽

[Goodaychee]

2022年12月6日 23:01 [1655715-1]

満足度	5

デザイン	3
高音の音質	5
低音の音質	4
フィット感	4
外音遮断性	無評価
音漏れ防止	無評価
携帯性	無評価

ここまで綺麗に伸びる高音は唯一無二

　もともとはakg k701が好きでしたが、ANANDAはそれを遥かに上回るレベルで高音が綺麗に出ると思いました。低音も適度に出ており、聴いていて女性ボーカルの声の伸び方にうっとりできる音です。
　ただ、付属のケーブルではボーカルが少し遠く感じました。バランスケーブルとしてMeze Audio 99 Classics/99Neo 4.4mmを使用したところ、女性ボーカルがよりはっきりと聞こえるようになりましたのでオススメです。リケーブルの選択肢があまりないのが惜しいところですが、中低音を重視する場合はNobunaga labsの霧降のケーブルがいいと思います。試聴した限りでは、アンバランスに比べて音に厚みが感じられました。
　個人的な好みになりますが手嶋葵のようなアーティストだとウィスパーボイスが存分に感じられてすごく良いです。
　言わずもがなですが音漏れは激しいです。自宅使用が前提になると思います。

主な用途

音楽

接続対象

オーディオ

[ひもや]

2022年1月10日 21:02 [1538459-1]

満足度	3

デザイン	4
高音の音質	3
低音の音質	5
フィット感	5
外音遮断性	無評価
音漏れ防止	無評価
携帯性	3

感動ものの優しい音。

【デザイン】無骨て、一見安っぽく感じますが、よく見ると、作りが良く、機能的で質実剛健であり、悪くはないと思います。

【高音の音質】【低音の音質】高音が解像度があるのに優しい音です。個体差かもしれませんが、高域の出が不足気味で遠く感じられました。低音はしっかり出て、締まりもあり、良い音でした。

【フィット感】素晴らしく良いです。装着性が良く、軽量です。

【外音遮断性】【音漏れ防止】無評価。

【携帯性】大きいので良くはないが、収納ケースが素晴らしいので、携帯できます。

【総評】高域の出が不自然だったために購入を見送りました。初めて聴いた優しい音だったので、それがなければ購入したかったです。その点以外は価格と外観からは想像できない良い製品だと思いました。
本機で平面駆動型のヘッドフォンが本機で非常に気になるようになりました。

[イ・ジュン]

2021年2月14日 15:48 [1421541-1]

満足度	5

デザイン	5
高音の音質	5
低音の音質	5
フィット感	4
外音遮断性	1
音漏れ防止	1
携帯性	無評価

平均点が高く万人に及第点をつけてもらえそうだが、やや重いか。

Hifiman Ananda -1-	Hifiman Ananda -2-	Hifiman Ananda -3-

Pionner U-05と純正ケーブルでの評価です。

【デザイン】評価 4.5〜5
重さは399gでやや重めで微妙。装着感はそこそこで普通。
質感は割と良く、開放型と一目で分かるデザインも割と好み。
デザイン的にソリッドに感じるガンメタル系の黒と銀のハウジング部とそこから内部のユニットがしっかり見える機械的なところが開放感も感じさせ特に良い。
写真で見るより暗めの部屋の方が返ってドライバーの金属質な銅の色や透けてくる光で内部の方が強調される印象で渋い。
3.5mmジャックはT12nd等と流用できたりして、大きく減点するようなところは無いので甘めに評価5。
内箱もなかなかしっかりして見た目も良くできてる。（その分重い）

【高音の音質】評価 5
クリアで解像度感はそこそこあり鋭利のようで割と優しい質感。
主張がそこそこ強い域で全体的にキラキラ感を添える。

【中音の音質】評価 5〜
解像度感もあるが中高音域の強さとワイド感が印象的。
女性ボーカルやギターなど弦楽器の強さが良い感じ。
抑揚表現力もかなり高い。

【低音の音質】評価 4.5〜5
やや固めに感じたので4止まりの評価をするつもりでしたが聴き込むと5に。
弦楽器の低音は太さ加減も含めてかなり良い。ピアノやフォークギターに浮かぶボーカル印象的。
量はあるが解放感のある響きでボーカルとの分離は良い方。
固いのでやや軽さを感じる場合もあるが重い響きも十分でかつ心地良い。

第一印象、HD800ライク。解放感と解像度感を感じる広めの音場。
クラシックやピアノなど音場感や定位感も似てる。
ドンシャリ感もあるが、中高音よりのフラットかなと。
思ったより温かみのある優しい音場で冷たさはない。
PM-1ほどの解像度感はなくパーカッション系のメリハリ感と解放感が高い感じ。
ただサッパリしているようで濃い音場。これは再生能力が全域高い故かなと。
純正ケーブルは銅線と銀線のハイブリッドで、楽しさでこれで合っているように思えますが音の重厚感アップを狙って銅線だけも良さそう。
試しに評価外ですが別の銅銀ハイブリッド線のバランス接続では、かなり違って繊細性と重厚感がアップするがやや鳴り難い(その分レンジ感アップ）。
純正ケーブルは明るさとメリハリそして鳴りやすさを重点に置いている印象。
総じてHD800に楽しさを追加するような挑戦を感じる質感でハリを少し抑えて柔らかさを少し加えた感じでしょうか。
万能的でクラシックも悪くなく、ノリが良いのでポップスがより合う調整かなと。

【フィット感】評価 3.5〜4.5
即圧は適度に強め。立体パッドはどちらかというと固めで肌に触れる面はサラサラしている。
フィット感自体は良好で長時間いけますがETHERやLCD-2Cと比べると特になく4止まり。
形状は顎までくるような縦長に大きく独特で合わない人もいそう。

【外音遮断性】評価 1
99%そのまま伝わる感じで悪いです。
しかし音場は厚めで音のメリハリが良いので気になり難いかも。

【音漏れ防止】評価 1
メリハリよく漏れてます。

【総評】評価 5〜
平面駆動タイプはPM-1から入ったのですが、ETHERやAEONや、EAR-1、LCD-2C、などなどそしてこのAnandaでほぼ満足しました。
これはPM-1と同系統の優等生タイプで万能タイプですね。お勧めしやすい。
かつ楽しい質感もあるので好みと違っても外れ感はまずないモデルでしょう。
同社Edition X系の後継機ですが、ハイエンドのHE1000 V2と同じ振動板(1〜2μm)が使われているだけのことはあるようです。
Anandaという名の通りメリハリある楽しい音を演出調整されたモデルという印象。
ざっくり個性の強さではETHER、音のレベルの高さではLCD-2Cでしょうか、好みによって分かれそうですが。
どのモデルも共通しているのは音と音のつながりの滑らかさ歪みの少なさですね。
細かいニュアンス表現が上手い。
そしてやはり鳴り難くアンプやケーブルを選ぶ印象ですね。
このAnandaは一番鳴りやすいかなと。僅差でETHER 1.1やLCD-2Cがくる感じでこの3つはそこそこ鳴りやすいですね。
※PM-3とかも鳴りやすいほうですが。

また最近のロッドではスリットから除くメッシュ状の素材がスポンジ？に置き換わっているようで、外見も音質も若干味が異なっていると思われます。

主な用途

音楽

映画

ゲーム

接続対象

PC

[pooting]

2020年10月1日 14:21 [1247670-2]

満足度	5

デザイン	3
高音の音質	5
低音の音質	5
フィット感	5
外音遮断性	無評価
音漏れ防止	無評価
携帯性	無評価

ジャンルを選ぶと思います →あらゆるジャンルで優秀に評価

ANANDAとDT1770pro	左　シングルエンド（mogami)　右　バランス(belden)

【デザイン】正直言ってカッコいいとは思いません

【高音の音質】非常に良いです

【低音の音質】非常に良いです

【フィット感】かなり良いです

【外音遮断性】本機性質上無評価です

【音漏れ防止】本機性質上無評価です

【携帯性】持ち運べないこともないですが、ポータブル用途では相当上級の
システムじゃないと本領発揮とはならないと思います。だだ洩れですから
屋外での使用はできないでしょう。

【総評】平面駆動タイプのヘッドホンは所有してなかったので、
試聴することなく購入しました。
ダイナミック型と比べてもっと異次元の鳴り方をするのかな？
と思っていたのですが非常に優等生的な感じです。
どこかの音域が目立つとか不足感があるとかないです。
完全開放型なので音の広がりもありますし低音も品の良い鳴り方を
しますので普通にいって良いヘッドホンです。が、ジャンルは選ぶと思います。
EDM、やダンスミュージック、テクノ系（ヒーリング以外）などはちょっと合わない
かもしれません。音にメリハリがないからかな？
聴いていてもノッてきたりアツくなってきたりしませんでした。不思議ですけど
音が綺麗すぎるのかな？

バイオリン、ピアノ、アコースティックな楽器、クラシック系は凄く合います。
音の広がり、余韻とかいいです。
カッコよくはないけど、フィッティングはすこぶる良いです。
耳を大きく覆いますが外気と繋がっているので圧迫感皆無です。
こもりませんから夏でも快適です。

とても良いヘッドホンですが優等生過ぎて面白みに欠けるのが
欠点といえば欠点と言えるでしょうか？
ジャンルがドンピシャの方は至高の存在になりえるのでしょうが
私的にこれ一本ではつらいです。ですが、ANANDAが良くないとは思いません。
すべてにパーフェクトなヘッドホンは無いと私は思っているからです。

私はDT1770proとジャンルごとのすみわけで運用できていて大変満足しています。
なので星5です。

追記　ずっと自作のバランスケーブルで聴いていたのですが、シングルエンドのケーブルも最近になって作った（試聴距離が4Mあるので市販品にはなくて基本ケーブルは自作）のでANANDAにつないでみましたら、すこぶる調子が良くなりました。付属品のシングルエンドでも聴いてみたことはあったのですが、付属品はあまりよくないです。自作ケーブルはスリーブの範囲をできるだけ広く接地するようにしている為か低音が出るようになりました。バランスケーブルは広がりがあり、綺麗な音がしますがシングルエンドケーブルはガッツのある力強い音がする気がします。私的にはガッツのある方が好みですのでシングルエンドで聴くようになりました（ANANDAでは）
以前は1770proの方が出番が多かったですが、ケーブルを変えてからはジャンルに関わらずもっぱらANANDAでの試聴が増えました。
ケーブル自体はモガミのマイクロフォンケーブルでメーターあたり250円くらいのものですがバランスケーブル用のベルデン1804A（メーターあたり800円）と遜色ありません。
バランス接続最上だと思い込みシングルエンドに興味がありませんでしたが、今回はいい勉強になりました。

主な用途

音楽

接続対象

オーディオ

[とのけん1969]

2019年12月31日 14:14 [1288111-1]

満足度	5

デザイン	5
高音の音質	5
低音の音質	4
フィット感	5
外音遮断性	無評価
音漏れ防止	無評価
携帯性	1

一年間使用してのレビュー

【環境】
�@DAP パイオニア　30R
　　※なんちゃってバランス仕様。

�APC windows7　32bit asio
　　→ DAC al-9280
　　→ 純A級ヘッドホン専用アンプ　　　　
　　BURSON AUDIO Soloist SL MK2　　　　　　　　　　
【比較ヘッドホン】
�@ベイヤー　DT990PRO 250Ω　半開閉型
�Aシュア　SH-940　密閉型

手持ち3機種での比較です。
簡単に言ってしまえば　私的には価格なりですので、いつも聴いるのはanandaになりますが、音漏れの関係で使い分けしています。

【感想】
ananda:音像の広さ、音の分離、定位は他を圧倒しています。裏を返すと通常のダイナミック型にある押しの強さがなく、音に包まれる感覚です。
また、独特の空間がありますので(いろいろな所で鳴っている、音の動きがよくわかる。特に高音)これが好みの方は楽しく感じるかもしれません。
私はこの音像、空間が一番の特徴だと思っています。
また音の響き、クリアな音は平面駆動が大きいかもしれません。
反面　ヘッドホンの装着位置を決めるのに気をつかいます。
10万がギリギリの出費と決めていましたが
購入時点で選択出来たのは幸運でした。

基本性能が高い為、それなりに聴けてしまうのですが、コーラスパートの部分、ボーカルパートはSH-940は良くチューニングされて広がりがある音に仕上がっています。
ざっくりの音の傾向はananda、SH-940は
似ているように思いますが頭内定位になり、特に中低音はanandaに軍配が上がります。
低音は量ではDT990PROが圧倒していますが、音色に関してはanandaの方がよくわかります。
3機種では、DT990PROが一番丈夫なので
取り扱いが楽です　笑。
高音が刺さると書き込みがありますが、
DAP単体とBARSON SOLST SL2 では音の
余裕に差があり、パワーのあるアンプが
必要ですね。

上を見ればまだまだありますが、
DAPにチューニングされている、anandaはお手軽なアンプでもいけますので予算が許せば非常にオススメです。
上位機種のArya視聴しましたが、こちらは
より繊細で広い空間と音数が多いクラシックにマッチすると思いました。

主な用途

音楽

接続対象

PC

[麦わらび]

2018年11月23日 12:59 [1176405-1]

満足度	5

デザイン	4
高音の音質	5
低音の音質	4
フィット感	5
外音遮断性	無評価
音漏れ防止	2
携帯性	無評価

バランスの良いモニター型ヘッドフォン

◇デザイン◇

今までのHiFiMANらしい独特な外観を踏襲しつつも、ヘッドアームとハウジング部分の設計が単純化され、かなりシンプルなデザインになっています。

正直高級感はありませんが、以前の角型のヘッドアーム部が丸くなったのは個人的にありがたかったです(ちょっと見た目が気になっていたので(笑)

アームとハウジング部を接続する部分が前モデルと違って完全に固定されているので、若干不自由さを感じます。


◇高音の音質◇

非常にスッキリしています、公式サイトでは「Edition X2とHE-1000の長所を融合させたような音。」と紹介されていましたが、イメージとしては確かにそんな感じです。
流石に基本的な性能はHE-1000に劣りますが、Edition Xシリーズを聴いていて「何かちょっと物足りないな。」と思っていた部分が良い具合に改善されました。
ギラギラ感はなく、解像度の高い品の良い音色を奏でてくれます。


◇低音の音質◇

高温寄りのチューニングに設計変更した事が影響しているのかもしれませんが、ほんの少しだけX2よりも量感が減っています。
必要最低限な量は出ているので私的には問題ありませんが、低音のパンチが欲しい方にとってはちょっと物足りないかもしれません。


◇フィット感◇

側圧は若干強めです。イヤーパッドの質感が良く、本体も軽いので着け心地は良好です。
ただ、前述の通りハウジングとヘッドアーム部が固定されているので、装着する際に少し違和感を覚えます(今までのHiFiMANシリーズと比較して)。


◇外音遮断性◇

ないに等しいので無評価とさせていただきます。


◇音漏れ防止◇

けっこう漏れますがHe-1000やEdition X2に比べると10%くらい減少しています。構造はほとんど同じはずなのに……ちょっと不思議。


◇総評◇

見た目こそ若干チープな感じはありますが、音質面ではかなり良い印象を受けました。

全体的な音の明瞭度や分離感も良く、音に透明感があります。
音源に忠実です。苦手な音楽ジャンルはないと思います。
HiFiMANの製品の中で最もバランスが良く聴きやすいヘッドフォンです。

ただ……自分のやつは大丈夫でしたが、国内外(特に海外)でハウジング部の網目が若干斜めにずれた不良品がちょくちょく見受けられるのが気になります。
やはり大量生産品という事で製造コストを抑えているんですかね……音さえ良ければ気にはなりませんが(笑)

ヘッドフォン側のプラグが2.5mm→3.5mmに変更されたのは正直嬉しいです。
強度が高くなるので安心感がありますし、何より他社のヘッドフォン(ソニー、ベイヤー、フォーカル、Quad等々)とケーブルを共有できるのは非常にありがたいです。

低音にもう少し厚みが欲しいという方は、純正ケーブルではなく純度の高いOFCケーブルとの組み合わせをオススメします。(ちなみに自分はヤフオクにてオーダーメイドで製作して頂いた銀メッキOFCを使用しています)

主な用途

音楽

接続対象

オーディオ