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2018年6月9日 09:16 [1133889-1]
| 満足度 | 5 |
|---|
| 読込速度 | 5 |
|---|---|
| 書込速度 | 5 |
| 信頼性 | 5 |
SILICON POWER(略称SP) Superior CFカード 64GB 1100X SP064GBCFC1K1V10のレビューです。
台湾メーカー シリコンパワー製のCFカードで最もスペックが高いSuperior(スペリオル)モデルで公称スペックは読み込み1100倍速(165MB/s)、書き込み1006倍速(151MB/s)とLexar、SanDisk、東芝辺りのフラッグシップCFカードよりも34倍速(5MB/s)も優れた読み込み公称値です。そして当カードの一番の売りはSLCチップ採用で他社製のCFカードの33倍の書き込み寿命を実現していることです。
メーカー公式ページではデジイチの機種は記載されていませんが当カードを使うと14コマ/秒の連写が可能で4K 30FPSの動画撮影にも最適とのことです。
高級感があるような商品説明ですがパッケージは簡易な紙で中もプラの仕切りにカードが挟まっているだけで、カードケースや説明書なども付属してないので全く豪華さはありません。このカードも永久保証とのことなのでパッケージとレシートは大事に保管した方がいいです。
1. PC及びデジカメでの転送速度
速度を測定するカードリーダーはCFカードの限界性能を引き出すためLexar HR2ハブ(thunderbolt 2接続)を経由したLexar CFR1を使用。
Crystal DiskMarkでの測定は読み込みが164.9MB/s、書き込みが153MB/s、ATTO Diskでの低テストサイズ(デフォルト)での連続読み書きでは読み込み平均165MB/s、書き込み平均153MB/sと読み込みはメーカー公称通りで極限までCFカードの規格上限値(167MB/s)を引き出せているかもしれません。書き込みはLexar 1066Xに及ばないもののLexar 1000XやSanDisk Extreme Pro 160MB/sを上回るなかなかの速度です。
今度はPC上でのデータの移動スピードです。 4000MB(3.9GB)のデータをPC経由で測定するテスト。
書き込み(Windows→メモリカード 画像上)、読み込み(メモリカード→Windows 画像下) MB/s計算 4000MB÷各メモリカードの秒数=1秒間の平均転送速度。比較用としてLexar 3500X CFast、Lexar XQD 2933Xも加えています。
SILICON POWER Superior CFカード 64GB 1100X SP064GBCFC1K1V10
書き込み 30.82秒 129.784MB/s、読み込み 26.47秒 151.11MB/s
SanDisk Extreme PRO CFカード 32GB 160MB/s SDCFXPS-032G-J61
書き込み 31.79秒 125.82MB/s、読み込み 26.88秒 148.80MB/s
Lexar Professional CFカード 256GB 1066倍速 LCF256CRBJP1066
書き込み 29.78秒 134.31MB/s、読み込み 26.60秒 150.37MB/s
Lexar Professional CFカード 128GB 1000倍速 LCF128CTBJP1000
書き込み 30.80秒 129.87MB/s、読み込み 27.18秒 147.16MB/s
Lexar Professional CFast 64GB 3500倍速 LC64GCRBJP3500
書き込み 11.92秒 335.57MB/s、読み込み 9.46秒 422.83MB/s
Lexar Professional XQD 128GB 2933X LXQD128CRBJP2933
書き込み 17.38秒 230.14MB/s 読み込み 15.26秒 262.12MB/s
平均読み込み速度は154MB/sと1100Xに偽りのない速度で他社製の1066Xよりも若干高速です。書き込みは133MB/sとLexar 1066Xを除けばトップクラス速度なので文句なしです。そしてグラフを見ればわかりますがSLCチップ採用の当カードとLexar 1066X、1000Xは出始めの速度の時点で既に最高数値に近い書き込み速度が発揮できているので、スピードに乗るまで時間がかかるMLCチップ採用のExtreme PRO 160MB/sとは明らかに性能が違います。
今度はデジイチでの書き込みテストですが当カードをカメラでテストしているレビューサイトがないので当方での測定ですが、当然ながらLexar 1066Xには及ばないもののLexar 1000Xとほぼ互角で、気持ち程度ですが若干SanDisk Extreme Pro 160MB/s よりも書き込みが速いです。デジイチの書き込み速度はPCとは違いCFカードの全ての性能を引き出せるわけではないので書き込み速度に大きな差はないです。
他社と比較した場合の総合的な読み書き性能は不等号で表すと下記のようになります。
読み込みはSP 1100X≧Lexar 1066X≧SanDisk 160MB/s≧Lexar 1000X
書き込みはLexar 1066X>SP 1100X≧Lexar 1000X≧SanDisk 160MB/s
2.カードの耐久性及び書き込み寿命
当カードは業務用ではなく一般市販品であるため動作温度が0°〜70°でカード自体のつくりも通常のCFカードと同じであるためすごく普通です。過去に販売されていた同社のCF 300Xシリーズはかなり頑丈に作られていたのにそれと比べると少しがっかりです。
書き込み寿命はSLCチップ採用うたい文句にしているとおり10万回サイクルでTBWで表すと6PB、DWPDだと52と業務用のSSD並みの書き込み寿命であるということがわかります。
また最近のSLCチップはMicronの25nmで6万回、20nmで3万回、東芝の24nmで5万回ですが当カードはあくまで10万回なので東芝製 32nm SLCチップが採用されているかもしれません。同じ寿命を持つ他社製の34nm、32nmのSLCチップはとうの昔に生産終了で東芝の32nmだけは2017年まで生産されていて当CFカードは2016年発売なので可能性は高いです。
カードをフルスペックまで引き出した時の発熱はそこそこ熱い程度で他社製のCFカードとほぼ変わらないので熱でコントローラが壊れたりすることはないでしょう。
3.総評
カードの性能自体は文句なしでCFカードの規格上限値に近い数値まで読み込み速度を引き出しているのも好感が持てます。カードの寿命もSLCチップ採用で一生ものになりそうで永久保証がついているのも嬉しいですね。ただこのカード自体が非常に高価で今のところAmazonでの取り扱いしかないみたいなのでCFカードを使い捨てるよう考えている方には非常にコストパーフォーマンスが悪いです。
2017年以降はCFカードを使うデジイチは全く発売されなくなりXQDやCFastを採用するフラッグシップモデルが普通になりつつあるので現行販売中のCFカード対応のデジイチの生産が終われば本当に役目を終えるかもしれませんね。
CFカードのNANDの耐久性は非常に気に入っているので一度でもいいのでUHS-II対応 SDカードスロットとCFカードスロットを搭載したデジイチを発売してほしいなと思います。
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