新車価格: 291〜328 万円 2018年7月19日発売
中古車価格: 199〜375 万円 (350物件) フォレスター 2018年モデルの中古車を見る

2020年11月23日 11:33 [1391114-1]
満足度 | 4 |
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エクステリア | 3 |
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インテリア | 3 |
エンジン性能 | 4 |
走行性能 | 4 |
乗り心地 | 4 |
燃費 | 無評価 |
価格 | 4 |
【違いを感じた主な部分】
(今回、内装、外装については論評無し)
@停止状態からの発進フィール(低速域)
A中速域からの追い越し加速
B乗り心地
C静粛性
【@停止状態からの発進フィール(低速域)】
1.8ターボと2.0マイルドHVの違いですから違って当然ですが、そこを敢えて挙げてみました。
SPORTは至って素直で、全く違和感がありません。
この速度域(0〜40km程度)ではターボ車であることも感じさせませんし、微速での前進もシームレスな力感でとても好印象でした。
今、嫁が乗っているXV(GT7)は、この低速域でのエンジンプログラム(iモード)に癖があり、停止からのスタートが気持ちよくないのですがこのフォレスターにそんなことは全くありませんでした。
(XVのプログラムもこういう素直な設定に焼き直してください!)
X-BREAKは停止からのスタートはまずモーターで前進。
その後エンジンがかかるというHVそのままの流れ。
しかし、この大きな車体に対してやはりマイルドHVでは荷が重い印象で、時速10km程度、簡単に言うと動き出してすぐにエンジンがかかってしまいます。
この時、エンジンの力で急にクルマが前へギュンと押し出されるため、強めのショックが来ます。
これは大変残念。
もう少し高い速度(30〜40km)までモーターが頑張ってからエンジンがかかればこのようなギクシャク感は大幅に軽減されるので、その速度までエンジンがかからないようにアクセルワークに気を使いましたがこれは至難の業でした。
渋滞中にゆるゆると前のクルマについて行く程度ならモーターのみで行けますが、前走車が少しスピードを上げたらもうエンジンがかかります。
どうしてもモーターのみの走行領域を作りたいのならいくらマイルドHVと言ってもやはりもう少し高い速度(30〜40km)までモーターで引っ張れるようなセッティングに直さないといけないと強く思いました。
【A中速域からの追い越し加速】
ここはターボの本領発揮。
1600回転から大きなトルクが出るチューニングのおかげで踏み増した瞬間からスッと前に出ます。
以前のターボモデルが持っていたような「ある回転数からドカン」というフィーリングはほぼ感じさせず、あくまでも常識的な速度域内で自在にパワーを引き出せるセッティングだと感じました。
要するに使いやすいのです。
逆に「ドカン」が好きな方には物足りないかも知れませんが、1.8Lエンジンにおけるこのチューニング。
個人的にこれは日本におけるターボの使い方としての最適解なのでは?と思います。
高速に乗ってはいませんがこの感じなら高速での追い越しも痛苦なくスムーズでしょう。
良いエンジンです。
対するX-BREAKもここは意外にもスムーズです。
SPORTとの差がもっと顕著に出るのかと思いましたが、街乗り領域ならX-BREAKも全く問題ありません。
巡行中でもアクセル開度が低ければモーターのみの走行になることがありますが、やはりこの速度域ならモーター走行中エンジンが介入して来ても気になりませんし、2つの動力が上手く協調して加速しますので意外に力強かったです。
【B乗り心地】
簡単に言うとSPORTの方が硬いです。
しかし、不快ではありません。
専用サスペンションということもあり、ワインディングや高速での急な車線変更でも、より安心感の高いセッティングです。
対するX-BREAKの脚は大変快適。
タイヤの扁平率が違うこともあるのでしょうが、飛び出たマンホールの突起も柔らかく受け止め、非常に好みでした。
【C静粛性】
どちらもとても静かです。
最近のスバル車はさらに静粛性を磨いている印象で、この新型フォレスターはとても高級感があります。
特にX-BREAKはHVということもあり、エンジン停止中の静けさは友人のレクサスRXもびっくりな領域。
エンジンがかかってもアクセルを踏んでも遮音がしっかり効いていてとても良かったです。
SPORTも全般に同様な印象でしたが、唯一アクセルを強めに踏んだ時のみノイジー。
もしかしてスポーティな演出のためにあえて特定の周波数だけわざと聞かせているのではないかと思いたくなるほど気になりました。
ここは好みが分かれるでしょうね。
私はX-BREAKの静かさが好きですし、SPORTは最上級モデルなのですからもっと徹底的にノイズを抑え込む方向で行って欲しかったと思いました。
【総評】
X-BREAKは柔らかい足回りと驚きの静けさでとても好みでしたが、前述した低速域のギクシャク感が決定的にNG。
やはりこの大きなクルマにマイルドHVはそぐわないと感じます。
新型ハリアーHVも大きなクルマですが、最新のストロングHVシステムを駆使してこの低速域を上手く走らせます。
e-BOXERももう少し頑張ってモーター走行域を引き上げるか、いっそのこと、モーターのみの走行をやめてSUZUKIのマイルドHVのようにモーターを黒子に徹させる方向したらいいのに、と思ってしまいました。
最後に。
SPORTはドアを閉める時の音が最高です。
もうこれだけでこのクルマの剛性がとんでもないレベルだと分かりますし、走り出す前から素性の良いクルマだということが伝わって来てワクワクします。
長文失礼いたしましたm(_ _)m
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参考になった104人
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