『バックルと文字盤が良い。そして非常に重いです。』 ロレックス シードゥエラー ディープシー 126660 [オイスターブレスレット Dブルー] mintierさんのレビュー・評価

[mintier]

2022年4月21日 03:36 [1573006-1]

満足度	4

デザイン	5
ブランド性	5
機能性	5
操作性	5
レア度	5
装着	4
耐久性	5
フォーマル	2
カジュアル	5

バックルと文字盤が良い。そして非常に重いです。

バックル表部分	バックル裏側

【デザイン】
見た目は一般的なロレックスのダイバーズモデルですのである意味完成されてます。上下のブルーグラデーションの文字盤は同ブランドの中でも特別感がありとても満足です。

【ブランド性】
その技術や歴史などを他の腕時計ブランドと比較すると決してロレックスは頂点ではないと思いますが、いわゆるブランド的な知名度と大量生産の恩恵でもあるアフターサービスの安心感が群を抜いています。

【機能性】
もはや究極に近い防水性能は言うに及ばず、カレンダー機能もありますし余程特別な機能を求めていない限りまず日常使いで困ることはありません。
購入時に二コマ抜きしておりますが腕周りを自分で簡単に調節できる機能が2箇所（グラインドロックエクステンションとフリップロックエクステンション）あるので楽に調節可能です。
バックル部分の評価だけで考えると今まで見てきたロレックスの中で一番調節自由度が高く操作も簡単です。

【操作性】
このムーブメントは昔存在した夜間から朝の「時間調節をしてはいけない時間帯」が撤廃されているため気兼ねなく現在時刻に合わせられるのが気に入ってます。

【レア度】
後継機が2022年に発表されこの126660 D-BLUEは前モデルである116660 D-BLUEと同じ位の約四年ほどの生産期間となりました。（あくまでロレックスの中では）周りの人と被りにくいモデルですし、短い生産期間を考えると後年更に評価される可能性もあるかと思います。

【装着】
ケースが44mm、重量約220gと大きく重たいモデルですので毎日使う前提の方にはあまりお勧め出来ません。またガラスを含めた厚さもあるため一般的な腕時計に比べてトイレ時の小便器含め他の物にぶつけやすいと思います。

【耐久性】
購入時に当モデルはロレックス最高峰の耐衝撃性能ということを正規店のスタッフの方に教わりました。しかしながら機械ですので落下衝撃などへの過信は禁物、あくまでも他に所有する時計と同じく慎重に扱っています。

【フォーマル】
価値観の問題ですが個人的には冠婚葬祭には向かないかと。明らかなダイバーズモデルですしフォーマルな場への着用は考えていません。

【カジュアル】
気軽に使える見た目ですし休日着用にピッタリです。ただし仮に仕事中なども含めて毎日着用するとなれば自分にはこの重さがストレスになるため無理です。
私は平均身長で少し鍛えてる程度の身体ですが、毎日使うには重量と見た目のバランスからそれなりの力や体格が必要かもしれません。

【総評】
モデルチェンジ発表がありましたがギリギリでこの廃盤モデルを正規店で入手できレビューしました。
ディープシーに関しては潜水性にかなり偏ったプロフェッショナルモデルのため着用すると非常に重さが気になります。まるで小さめのパワーアンクルといった感じ。
日常使いでダイバーズモデルの購入を検討されている方には普通のシードゥエラーかサブマリーナも候補にお勧めします。