『ポスターなんて入っていたっけ？と、疑問に思うかお得に思うかで』 任天堂 ポケットモンスター 金 専用ダウンロードカード <ゲームボーイ> [特別版] [3DS] 酒缶さんのレビュー・評価

[酒缶]

2021年1月13日 19:41 [1409489-1]

満足度	5

操作性	5
グラフィック	5
サウンド	5
熱中度	5
継続性	5
ゲームバランス	4

※プロフェッショナルレビューは「投票平均」（「満足度」含む）および「カテゴリ平均」の集計には含まれません。

ポスターなんて入っていたっけ？と、疑問に思うかお得に思うかで

パッケージ表	パッケージと中身

【概要】
・たくさんのポケモンを捕まえて、交換や対戦を楽しめるＲＰＧ。元は1999年に任天堂がゲームボーイカラー対応として発売したタイトル。

・操作方法
　十字ボタン　移動・選択
　Ａボタン　　話す・調べる・メッセージを進める・決定
　Ｂボタン　　キャンセル
　STARTボタン　メニュー画面の表示
　SELECTボタン　どうぐやわざの並べ替え

・メニュー画面から選べる項目は3種類。
「つづきかはじめる」セーブデータからの再開
「さいしょからはじめる」ストーリーの最初からプレイする
「せっていを　かえる」各種設定の変更
※セーブデータがない時は「つづきからはじめる」は表示されない


【評価】
・「ポケットモンスター」シリーズのタイトルとしては、『ポケットモンスター赤／緑／青／ピカチュウ』に続く第２世代のタイトル。冒険に出て、ポケモンを集め、育てて、各地のジムリーダーと戦い、最終的には図鑑の完成を目指す遊び方は前作を踏襲しつつも、時計機能の導入により、を使い、最初に設定した時間を基準にゲーム内の時間が進行し、時間や曜日によって出現するポケモンやイベントが変化するようになっている。

・ゲームボーイカラー関連のバーチャルコンソール系タイトルは６２８円が一般的なので、割高になっているが、ゲームボーイのバーチャルコンソールではカットされている通信仕様に対応していて、『ポケットモンスター赤／緑／青／ピカチュウ』とのポケモンの交換、『ポケットモンスター金／銀』とのポケモンの交換と対戦に対応しているため、２つの本体にそれぞれ別のバージョンを入れてプレイしていれば、通信要素を楽しめる。また、「ポケモンバンク」や「ポケムーバー」にも対応しているため、いろいろと複雑だが、3DSで発売されている他のポケモンと連携を取ることができる。時計機能が実現されていることも、コスト面では十分にメリットになっている。

・特装版は、当時のパッケージをモチーフにしたパッケージが採用されていて、ダウンロードカード、パッケージ、取扱説明書風シール、カートリッジ型マグネット、金・銀　新ポケモンポスター（タイプ相性表付き）という商品構成になっている。ダウンロードカードのみパッケージの中に入れることができず、パッケージとダウンロードカードを重ねてプラパッケ―ジに挿入される形で提供されている。コレクターアイテムとして面白い試みだが、厳密には『ポケットモンスター金／銀』にはポスターは入っていなかったので、ポスターについては『ポケットモンスター赤／緑／青／ピカチュウ』に入っていたマップと商品構成を合わせるために採用されたのではないかと思われる。

・パッケージの光沢部分は触るとべったりと指紋が付くので、扱いは結構面倒。


【まとめ】
・懐かしさという意味では、ポスターが入っていることをお得と思うか間違っていると思うかで評価は変わるのではないかと思います。ゲーム自体はｅショップで直接購入した方が安いため、どうしても再現パッケージを欲しい人のみ探しましょう。