Qutest
- コンパクト DAC「2Qute」の後継に位置する、シンプルでコンパクトなDAコンバーター。
- 49152タップを実現するFPGAを搭載し、時間当たりの演算回数が増加することで、従来モデルと比べタイミング・S/N・ダイナミックレンジなどの性能が向上。
- USB入力でのノイズフィルター機能「ガルバニックアイソレーター」や、4種類から好みを選べるデジタルフィルターなどを採用。

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- ヘッドホンアンプ・DAC 111位
- 据え置き型ヘッドホンアンプ 63位
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2018年7月3日 22:43 [1140081-1]
| 満足度 | 5 |
|---|
| デザイン | 4 |
|---|---|
| 音質 | 5 |
| 操作性 | 5 |
| 機能性 | 4 |
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|---|---|---|
Violectricと横幅はほぼ一緒 |
これまでずっとmojoをデスクトップで愛用してきており、ヘッドホン使用時は、AEON Flowではmojo直挿し、HD800(バランス)だとmojo→Violectric HPA V281で、スピーカー(ELAC BS403)使用時も、同じくmojo→V281→PRIMARE A34.2→ELACとなり、AEON Flow以外の方法は面倒な接続切り替えをしなければなりませんでした。
そこにHugo2とほぼ同じ処理能力の据え置き型Qutestが、悩まずに買える価格帯で出たので、CHORDの音にやられている私としては飛びつかずにはいられませんでした。
【設置後第一印象】
最初に感じた印象は、空気感というのか音場という言葉だけでは足りない、包み込む音全体がクリーンというか正確というか、「おお、やはり違うな」と感じてしまいました。今まで使っていたDACが、OPPO HA-1とmojoだったので、当たり前なのかもしれません。
【音質・解像感】
これ見よがしの高域の解像感も、無理に伸ばしたような低域も、このQutestにはまったくなく、音源の再生に忠実に全処理能力を注いでいるように見えます。Qutestで聴くと、大きな音も背後の小さな音も、残響も、何もかもが正確に元の音を再現しているように聞こえます。ボーカルの息づかい、サ行の擦るような音は、荒れずにきわめて自然で、口の開き方まで見えるような解像感です。クラシックは弦の湿度感まで伝わってくるような、冷たすぎず、ウォーム過ぎず、です。打ち込みばかりの曲より、生楽器の録音で違いがはっきりします。
【不満な点】
オーディオブログで有名なSandalさんも指摘されていましたが、BNC/RCAアダプターぐらい同梱したらいいのではと思います。さいわい手元にカナレ製BNC-RCAピンがあったのでラッキーでしたが・・・。レビューに多々指摘のあるSW電源もしょぼそうだったので、私はApple純正の5.1V/2.1Aに替えました。認識できるほどの違いはないですが、付属品があまりにも軽量スカスカだったので。
【Qutestの位置づけ】
CHORD公式スレッドで設計者のWatts自身が書いているとおり、これは外部アンプでスピーカー使用をメインにする人向けの製品です。ヘッドホン使用がメインならHugo2を入手せよと彼は言っています。
【Hugo2との違い】
単純にHugo2からバッテリー、Bluetooth、アンプを外しただけのように思っている方も多いらしいですが、Wattsのコメントでは、ノイズ関連のために基板の設計はかなり気を遣ったとあるので、演算チップはほぼ同じでも、本機用の設計見直しはしっかりやったようです。それでも、Chセパレーション、S/N比、THDでHugo2とQutestには、ごく小さな違いが出ています。Chセパレーションは、CHORDの公式サイトではQutestのほうがいいように出ていますが、Wattsのテスト記録では、それは最も悪い条件の値で、同じ条件ならHugo2のほうがほんのわずか良かったということ。S/N、歪率も本当にわずかにHugo2が良いということですが、主に使用電源の差ではなかったかと思います。また、Wattsの説明によれば、ノイズの大部分(90%)は抵抗から出る熱ノイズ(ナイキスト/ジョンソン・ノイズ)だそうで、これを抑えるためにDAC以外の設計にもかなり気を遣ったと書いています。いずれにしても、驚くほどの超低ノイズ性能を、Hugo2、Qutestは実現しています。
【イギリスのショップから購入】
国内もイギリス本国も初回出荷分は即完売で、5月はどこも予約販売でした。予約なら、どこでも同じと、イギリスのショップに注文を入れました。5/11に注文したのですが、その時点では納期は2-3 weeksで、日本出荷分より早いかも、と期待しましたが、3週間経っても「処理中」で、担当者に問い合わせたら「CHORDから出荷されてくるのを待っている。今のところ6月中旬の予想。」との返答でした。結局、現地発送は6月25日でした。ちなみに価格はメーカー希望小売価格の1,195ポンドでしたが、輸出なのでVAT(消費税相当)がなく995.83ポンド、送料を入れても1,005.82ポンド、日本円で15万でした。ただ通関時に内国消費税6,900円、通関手数料200円がかかりました。製品の種類によっては、私は日本代理店経由でなくともかまわないと思っています(保証の問題)。Violectricのヘッドホンアンプも同じように個人輸入しました(アメリカ経由)。
【結論】
以前、愛用のイヤホン(CampfireAudio Polaris等)を持参して、mojoとHugo2を何度も聴き比べましたが、このレベルのイヤホンでは価格ほどの差を感じることはありませんでしたし、ポータブルでは音環境の問題もあり、あえて高価格のHugo2を選ばなくとも十分楽しめると思っていました。しかし、mojoを持ち出すことが少なくなりヘッドホンアンプに接続して聴くようになった今では、ポータブル用ではなく、据え置きに特化したQutestに替えて良かったと思います。Hugo2をお持ちの方は買い換える必要はないと思いますが、mojoを据え置き用途で使っている方は、買い換えはありだと思います。(ただし組み合わせるアンプはそれなりの水準でないとmojoとの違いがはっきり出ないかもしれません)
毎日、聴き慣れた楽曲をQutestで再発見している状態です。
- 比較製品
- Chord Electronics > Mojo
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2018年5月13日 09:31 [1127482-1]
| 満足度 | 5 |
|---|
| デザイン | 4 |
|---|---|
| 音質 | 5 |
| 操作性 | 3 |
| 機能性 | 3 |
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|---|---|---|
上の段、右がQUTESTです。 |
セカンドシステムとしての使用です。sonica DACの価値が定価以上となったため処分して、以前から注目していた本製品を購入しました。セカンドシステムはPCオーディオ、ヘッドフォン環境です。アンプとヘッドフォンはともにSTAXのSRM-T8000とsr-009なので計100万ほどです。結論としては買い替えは大成功でした。sonica DACは高解像度で「音の良いオーディオ」、QUTESTは「アナログライクで生々しい音」なので傾向が大きく異なりますが、やはり音楽を楽しむという意味でQUTESTの圧勝です。sonica DACはあくまで「耳で聴く」感覚ですが、QUTESTは「心で聴く」感覚です。これはメインシステムで使用しているdaveと同様の感覚です。QUTESTがあまりにも良かったので、dave所有者としては価格差を考えると勘弁してくれという印象さえ受けました。こんなに華奢な外見なのに不思議です。
なおQUTESTは電源がmicro B端子なので、エルサウンドのアナログ電源を使用しています。また、ifi AUDIOのiPurifier DCやJS PC AudioのDCラインコンディショナーなどによりノイズ対策しています。
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