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2021年7月14日 21:07 [1472641-1]
| 満足度 | 5 |
|---|
| デザイン | 5 |
|---|---|
| 操作性 | 4 |
| 機能性 | 4 |
| 耐久性 | 5 |
※プロフェッショナルレビューは「投票平均」(「満足度」含む)および「カテゴリ平均」の集計には含まれません。
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正面 |
チャンネルスイッチ |
内部 |
One Controlのミニサイズペダルで、アンプサウンドをエフェクターで再現するAIAB(Amp in a Box)と呼ばれるタイプのペダルです。このペダルはフェンダー系。それもブラックフェイス期のモデルを再現したものです。
フェンダーサウンドといえば煌びやかでクリアなトーンという印象が強いですが、それは実は日本でのフェンダーサウンドで、海外ではツイード期の方が人気だったりしますが、日本でいうフェンダーサウンドを作るペダルはこのペダル以前にも以降にも本当に少ないです。
コントロールはVolumeとMaster、そしてTreble。Volumeはプリアンプ、Masterはパワーアンプのサウンドを再現し、音量と歪みの両方をコントロール。そしてTrebleは全体の音量を整えるものとなっています。
側面にはスライドスイッチを装備し、これでRhythm/Leadのモード切替が可能。2chアンプのように使うことができるペダルとなっています。守備範囲はフェンダークリーンから「極悪な歪み」まで。
コントロールが2Volアンプの形を再現しているため、ちょっと癖があります。Volumeを上げれば音量と共に歪みが強くなり、Masterを上げれば音量と共に歪みが強くなります。動きを文字で表せば同じなんですが、それぞれの歪みの質が違うので、それらを組み合わせてちょうど良いところを探すような形になりますね。また、Rhythmモードではそもそもほとんど歪まないので、分かりやすいオーバードライブペダルではないのも確かです。
ゲインを上げようと思えばVOLUME、MASTER共に音量も上がるので、ゲインを高くしようと思えば機材によっては相当音量が高くなります。後段で音量を下げられる機材があると使いやすさは大きく向上します。
初期モデルではRモード/Lモードを切り替えるスイッチは奥になっているので指だと操作が難しいです。現行はスイッチの位置が変わり、切り替えしやすくなっています。
Rモードで全部のノブを12時にして音を出すだけでもうすごさが分かります。JC-120のようなアンプで試すと分かりやすいですが、クリーントーンなんですが、JCのクリーントーンじゃないんですよね。JC-120はトランジスタアンプで、元々フェンダーに近いキャラクターのクリーンを作ります。ですが本物のフェンダーアンプと比べると音が真ん中に寄っていて、良い音ではあるんですがキャラクターとしてちょっと違うところがあります。そんなJCの、ある意味で素直なクリーントーンが、フェンダーアンプのあの、「煌びやかなクリーン」に変わります。トレブルが強くなるのは確かなんですが、それだけじゃないんですよね。トレブルブーストをしたり、JCのEQでTrebleを上げてもこの音は出ません。でもSBTをつなぐと、なぜかあのフェンダークリーンが出ます。
Leadに切り替えると、まずゲインが上がります。ジャリっとした独特の倍音成分と、バリっとしたスピーカーが震えるような音が混ざります。そして、Rhythmモードで感じた「フェンダーの匂い」がさらに強くなります。このモードで、少しVolumeを上げたときのローゲインな、歪むか歪まないか微妙なところの音が一番好きでした。
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