SOULNOTE A-2 [プレミアム・シルバー] レビュー・評価

2017年12月下旬 発売

SOULNOTE A-2 [プレミアム・シルバー]

  • 出力ステージのほか、電圧増幅段、電源回路において、完全バランス無帰還回路を採用した、インテグレーテッドアンプ。
  • 音量調整にはメーカー独自のリレーで高精度抵抗を切り替えるアッテネータ方式をバランス型で採用している。
  • 入力端子、入力セレクター、ボリューム、無帰還電圧増幅ステージまでを1枚の多層基板に集中させることで入力信号ラインを最短化。

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定格出力:100W/8Ω/200W/4Ω/400W/8Ω(BTL MONO) 対応インピーダンス:8Ω/4Ω 再生周波数帯域:3Hz〜240kHz アナログ入力:3系統 SOULNOTE A-2 [プレミアム・シルバー]のスペック・仕様

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SOULNOTE A-2 [プレミアム・シルバー]CSR

最安価格(税込):ショップが販売価格を掲載するまでお待ちください 発売日:2017年12月下旬

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SOULNOTE A-2 [プレミアム・シルバー] のユーザーレビュー・評価

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満足度:5.00
(カテゴリ平均:4.49
集計対象4件 / 総投稿数4
  1. 4 0%
  2. 3 0%
  3. 2 0%
  4. 1 0%
評価項目 投票平均 カテゴリ平均 項目別ランキング
デザイン 見た目のよさ、質感 4.76 4.36 -位
操作性 リモコンや本体の操作のしやすさ 4.76 4.12 -位
音質 臨場感、音質の良さ 5.00 4.52 -位
パワー 最大音量の大きさ 5.00 4.45 -位
機能性 機能が充実しているか 3.48 4.22 -位
入出力端子 端子の数 4.52 4.23 -位
サイズ 省スペース性・コンパクトさ 4.26 4.29 -位
  • ※プロレビュー・モニターレビューは集計対象から除外しています
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occhoko8さん

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よく投稿するカテゴリ

デジタルカメラ
0件
1件
イヤホン・ヘッドホン
1件
0件
プリメインアンプ
1件
0件
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満足度5
デザイン4
操作性4
音質5
パワー5
機能性4
入出力端子4
サイズ4
   

   

アキュフェーズ E-380から SOULNOTE A-2に買い替えました。ショップから視聴機をお借りし、自宅の聴き慣れたスピーカーでじっくり聴いて検討しようと思っていましたが、音が出た瞬間にそのあまりの違いに嬉しくなり、迷う余地なく購入にいたりました。今まで聴いてきた音はなんだったんだろうと感じるくらい、音の「鮮度」が圧倒的でした。スピーカー(感度85dBのブックシェルフ型)をドライブするパワー感と制動感も今までとは次元の違うレベルアップを感じ、いままで E-380ではスピーカーのポテンシャルを引き出せていなかったように感じました。E-380の時は低音のパワーが足りずEclipseのサブウーファーを楽曲によっては併用していましたが、不要に。

今まで滲んで聞こえていた音が、滲みなく聴こえる。
録音時の音の繊細さがストレートにそのまま出力される。

E-380のスムースなボリュームコントロールと比較すると多少の無骨さは感じますが、実用上まったく不便はないです。

アンプの足は平型だと低音が豊かでパワーがあり、スパイク足に交換すると全体にタイトに引き締まり定位感がよくなる感じでした。ブックシェルフだとむしろ平型の方がバランスが良いケースもありそうですが、私はスパイク足をクアドラスパイアのラックに直置きしています。

レベル
中級者

参考になった13

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nenachanさん

  • レビュー投稿数:28件
  • 累計支持数:165人
  • ファン数:0人

よく投稿するカテゴリ

スピーカー
13件
0件
プリメインアンプ
3件
0件
その他オーディオ機器
3件
0件
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満足度5
デザイン5
操作性5
音質5
パワー5
機能性5
入出力端子5
サイズ4

【デザイン】
他に似ていない立体的な造形です。
シルバーですが、安っぽくないです。

【操作性】
リモコンもあり良好です。

【音質】
高性能ですが、有機的でしかし高性能感があり、抜けが良くキャラクターを感じません。
「中音が張り出している」、「元気」という評を見かけますが、国産他社のアンプから切り替えると確かにそのように聴こえると思います。
海外のアンプは有機的な音色ですが、透明度を感じないことが多いですが、本機は有機性と透明感が両立しています。

【機能性】
リアパネルを見ると、拡張性はありそうです。

【入出力端子】
独りよがりではなく、使いやすいです。

【サイズ】
やや大柄です。発熱量は相当なもので、これだけは改善して欲しいところです。
ウォーミングアップで電源オン直後よりも音が良くなります。

【総評】
設計の加藤さんは「有機的で透明」と表現されていますが、正にその通りの音がします。
本機のような音は他になく、価格を抜きにしても優れています。

レベル
中級者

参考になった23

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maitakuさん

  • レビュー投稿数:176件
  • 累計支持数:545人
  • ファン数:3人

よく投稿するカテゴリ

ヘッドホンアンプ・DAC
2件
18件
イヤホン・ヘッドホン
9件
0件
エアコン・クーラー
7件
0件
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満足度5
デザイン5
操作性5
音質5
パワー5
機能性4
入出力端子4
サイズ4

使用機材は、JPLAY-FEMTO→SOULNOTE D-2(JPLAY Mode)+サイバーシャフト Limited2 OP15→SOULNOTE SBC-1→A-2 BTLモノラルモード→銅単線スピーカーケーブル→パイオニア S-1EX
D-2視聴のために参加したSOULNOTEの視聴会で初めて A-2の音を聴きましたが、その際のスピーカーがB&W 802 D3でした。現在使用しているS-1EXを購入した際に、802 Diamondと約4時間にわたる比較視聴をした結果、S-1EX を選択しました。以前から、B&W は高音の硬さが耳につき、好みの音ではない事は分かっており、視聴時も音の鮮烈さや太さ、生々しさと共に高音が耳につき、少々疲れましたが、D-2のNOSモードや外部クロック入力による音の改善を確認できたため、D-2 の購入を即決しました。その後もA-70DAを愛用してきましたが、ある不具合が再発した為、アンプを買い換えることにしました。検討の結果、SOULNOTEの設計思想や経験済みであったD-2の音の魅力などから、A-2 に決めました。その後、SOULNOTE フェイスブックページから辿り着いたオリジナルノーチラスに8台のA-2 を使用されている方に触発され、BTLモノラルモードで使用するためにA-2を2台購入しました。
S-1EXはナチュラルかつワイドレンジで解像度が高いにも関わらず聴き疲れしない音で、ジャンルを問わずに音楽を聴かせることのできる秀逸なスピーカーですが、B&W802クラスと比較すると、音の厚みや太さでは一歩譲ります。アンプをA-2 にすれば、この弱点を補うことができると予想していましたが、予想通りでした。A-2に変えるとより生々しく、太く、実在感のある音に変貌します。また、グールドの唸り声やワルツフォーデビーの客席の会話や食器の音は、S-1EXに変えてからよく聞こえるようになりましたが、アンプをA-2にすると更に音の分離が良く臨場感が増し、バレンボイムのゴールドベルグ ライブ録音では、これまで気にならなかった客の咳払いが明瞭に聞こえてしまうようになりました。それほど、S/N比、解像度が高く臨場感のある音です。
これだけ生々しく臨場感のある音になった理由には、ケーブルが一役買っています。これまで、電源ケーブルは3万円クラスのもの、スピーカーケーブルは英国QEDの国内価格30万円のものを使用していました。加藤氏から電源ケーブルは付属のもの、スピーカーケーブルは撚線よりも単線が良いとアドバイスを受けましたが、折角買った高価なケーブルを使用しないのは勿体ないという貧乏根性から抜け切れず、同じのものを使っていましたが、付属の電源ケーブルに変えてみたところ、音の広がり、定位、奥行きなど、あらゆる面でワンランク上の深みのある音になりました。色々と講釈のついた太くて高価なケーブルに変えたら音が良くなったと思うのは、プラシーボ効果の可能性や音が単に変わっただけという可能性がありますが、見た目はしょぼいケーブルに変えてこれほど音が良くなるのは、確実に音が良くなっているのだと思います。加藤氏に、理由を尋ねると、「電源ケーブルは、多くのケーブルを比較、厳選してベストなものを選んでいます。被覆が比較的硬めで、単純な構造なのが良いのだと思います。」との返信がきました。
尚、A-2、D-2共に電源を入れた直後は本来の音は出せません。電源投入直後は、表情のない不愛想な音で本来の生々しく溌溂とした音ではなく、時間が経って機器が温まると本領を発揮します。これまでもアンプ(A-70DAを含む)は温まると音が変わることは経験的に感じていましたが、これほど明瞭に変化する機材は初めてです。
ホームページには、「セットの温度について - SOULNOTE製品は音質と安全性を最重視して回路電流を決めています。一般的にトランジスタの温度が高いほど性能が上がり、音質も良くなる傾向にあります。従って、SOULNOTE製品は全て問題のない範囲で高めのトランジスタの温度設定となっております。 そのため一般的な製品と比較して、セット温度は高めですが異常ではありません。 筐体の防振について - SOULNOTE製品は音質を最重視した結果、あえてトップカバーやシャーシ等の防振を行っていません。」と書かれていますが、正に、設計の際に考えうる音に影響を与えるであろうあらゆる条件に関して、理論だけではなく、直観も取り入れながら視聴を繰り返し、使用する部材などを決めており、その結果が如実に音に反映されていると断言できます。視聴会の際には、試しにトップカバーの上にインシュレーターのような重しを置くことによりトップカバーを制振して音を出したところ、明らかに音が死んでいました。
加藤氏は設計思想が秀でているだけではなく、大手メーカーの設計者であれば困難、無謀であると思われる回路や筐体でも、実際に出てくる音を自分の耳で確かめて音決めをしていることや一般的にはオカルトと言われがちなことでも先入観を持たずに実際に試してみて、音が良くなるのであれば、果敢に製品に取り入れている点は特筆すべきものがあります。パイオニアの様にTADで培った技術を流用したコストパフォーマンスに優れた製品も魅力的ですが、SOULNOTE製品には、別次元の魅力を感じます。設計者自らが視聴会に赴いたり、フェイスブックを使って情報を発信したり、消費者からの質問に答えたりするメーカーは稀有であると思います。
SOULNOTE 以外にも国内外にガレージオーディオメーカーは沢山ありますが、多くは少量生産などの理由により非常に高額な値付けがされていますが、これほど高品質の部材を厳選し、物量を投じて作られた機材を手の届く範囲で販売されている点は、特筆すべきものがあると思っています。
CSR と サイバーシャフトが手を組んでクロックを作り上げたら凄いことになるだろうな〜、と勝手に想像しています(笑)。

レベル
中級者

参考になった34

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いえからWON!さん

  • レビュー投稿数:46件
  • 累計支持数:534人
  • ファン数:2人

よく投稿するカテゴリ

プリメインアンプ
4件
2件
レコード針
0件
5件
液晶テレビ・有機ELテレビ
1件
3件
もっと見る
満足度5
デザイン5
操作性5
音質5
パワー5
機能性1
入出力端子5
サイズ5

専門店の試聴室で30分ほどの試聴です。その程度の試聴だったとお読み頂きたいのですが、、コレはハマる人はハマるアンプだなと言うのが実感で、私もハマりそうで困っています。

私は、現在アンプ類を物色中で色々試聴しているのですが、これほど一聴して個性的なアンプは近年ありませんでした。
個性的と言っても、音の質感、固さや柔らかさ、低音〜高音の出方、特定の曲でどうだった〜、と言うような判断の仕方ならこのアンプが特に変わっている訳ではありません。普通の50万円のアンプです。そういう項目ではこれより音色が良くってフラット感が有って特定のジャンルが得意なアンプは幾らでもあります。が、入力されたもののぶちまけ方、音源の正体の現れ方に気付いた時、これほどそのマンマ感が出ているアンプを近年聴いたことがありません。

音をまるで作っていないというか、音を作りそこなったアンプと言うべきかも知れません。
という事は、古い音源を掛ければその年代が現れます。
懐かしい数十年前のポップス、例えば竹内まりやを「イイ音」で聴きたいと思った時、コレで聴くと当時ラジオで聴いた甘い声が期待通り聴ける訳では有りません。当時の魅惑を膨らませてくれるかと思ってこのアンプを繋いだら、1インチテープのマルチトラックが現れます。色々仕掛けをしたり前後左右にミキシングされている中で竹内まりやが登場して歌い始めます。その1トラックの中の竹内まりやはラジオの印象の通り若くて甘い声で歌ってはいるのですが、緊張感や懸命さが伝わって来て大丈夫かななんて聴いているとバックの演奏が重なって行きだんだん馴染んで朗らかな表情が見えるようです。つまり記憶の音を今風に化粧して聴かせてくれるアンプではなく、コレはタイムワープのマシンであり収録現場を描写する装置に近いです。(最初に聴いた時、特に奥行き方向に様々な楽器やエフェクトが重ねられて行くのがまるで見えるようで思わず笑ってしまいました。ミキシングエンジニアの仕事を見ながらブースの中の彼女を見つめている様な体験です)
当時の録音ですから低周波は足りませんしテープヒスもありますがこのテープはスコッチ製かななんて思っているうちにバックやエフェクトやアーティストの頑張りや緊張感まで分かるので、興味が尽きず思わず聴き続けてしまいました。

という事で、ラジオのイイ音でも聴こうかと思ったら、時代も含めていろんなものが現れて来ます。当時を聴くという事に何を求めるかはリスナーの感受性や好みによりますが、音源になった時点ですでに過去、フルトヴェングラーの演奏につややかさや解像力や周波数を求め、そんな古さを回避してくれるアンプが好ましいならこの製品は全く違い、そこが個性的なのです。
2018年の装置だから何を聴いても2018年の音にしてしまいたい気持ちもありますが(そんな美魔女アンプがあればそれはそれでスゴイですが)1980年の音を1980年の現場に連れて行ってくれるのが楽しいと思うなら、このアンプには価値があります。

発売から3ヶ月以上経ち雑誌に評論家の方々の色々なコメントも出始め、柔らかいとかハードだとか、軽いとか重いとか、超透明だとかスリガラスを感じるとか正反対のことが書かれています。が、一点だけ、音のぶちまけ方、音源の正体の現れ方にポイントを絞って聴けば、どの評論家の方もかなり同じ事を書くのではないかと思います。皆さま音源に振り回されてしまったのかもしれませんが、そのような中で、無線と実験誌の柴崎功さんのコメントが当レビューと最も同じで、当レビューの題名は柴崎氏の評論見出しから拝借させて頂きました。

あ、最後に。
アキュフェーズのような気持ちの良い操作感やスイッチ類の音まで気づかいされた製品をお望みなら、当レビューは無視してください。このアンプはボリュームを変えただけで中からカチカチとリレーの音がして、そういう意味で調度品としては許せない人も多くいると思います。

レベル
上級者

参考になった72

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