DIAMOND 11.1 [ブラックウッド ペア]
- 感度を上げ、低音域のコーンの動きをコントロールする巨大なマグネットデザインを採用した2ウェイスピーカー。
- 磁束を制御しミッドレンジのひずみを減少させる特殊なポールピースや、高周波数性能が向上したツイーターを搭載している。
- 空気量と低周波出力がより向上したスロットによる「分散ポートシステム」を採用している。

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2020年6月23日 01:03 [1118570-2]
満足度 | 5 |
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デザイン | 5 |
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高音の音質 | 5 |
中音の音質 | 4 |
低音の音質 | 5 |
サイズ | 5 |
【2018年4月】
世の中、音楽の楽しみ方が随分変わったもんだ。
昨年、CDプレイヤーが壊れ、これを機に自宅自室のオーディオを刷新しようと考えた。
でも圧縮音源やストリーミングは余り性に合わない。
まずは、所有CD約1500枚を全てパソコン(iMac)のiTunesとAudirvanaで再生すべく、
来る日も来る日も3ヶ月余り掛かって、リニアPCMで取り込んだ。
そして、下記をDAして聴くスタイルへのオーディオ・システム更新を計画。
●パソコンからのUSB2.0アウト(アンシンクロナス)
●HDD/BDデッキからのCOAXIALアウト
●テレビのOPTICALアウト
とは言いつつも、高価なハイエンド・オーディオには手が出ない。
一般的なマンションの自室でオーディオを楽しむ程度だ。
しかし、手の届く範囲でこだわりたい。
こういった中年リスナーは意外に多いのでは??
第一にDAC。これはベスト・コストパフォーマンスの「TEAC/UD-301」をセレクト。
第二にアンプ。ソリッドステートも良かったのだが、ここは長年の夢であった真空管アンプを!
「TRIODE/TRX-P88S」を導入。コレ、サイコー!!
(★これらはそれぞれのページにレビューを書いたので、もし興味があればどうぞ)
そして、スピーカーをどうするか。
真空管アンプ「TRIODE/TRX-P88S」はスロバキアJJ社製KT88をパワー管に採用した、
A級シングル動作の良質パワーアンプ。シングル動作なので、出力はたった10W。
しかし、10Wを今時のスピーカーで鳴らすと意外に大きい音なので、
マンションの7畳自室には十分な出力なのだ。
よって、スピーカーは、ブックシェルフ型で大きくないものを想定した。
先述の通り、高価なものには手が出ないので、左右ペアの価格上限を7.5万円程とした。
このクラスは、
タンノイやダリなどのスピーカーに注目度や満足度が高い。
が、私はこの両社のスピーカーにはあまり触手が伸びなかった。
調べていくと、英国の「Wharfedale」に辿り着いた。
恥ずかしながら、初めて知ったメーカーだった。
聞けば、英国ではそれなりに名の知れたスピーカー・メーカーだそうな。
早速、リファレンス音源を携えて秋葉原へ足を伸ばした。
TRIODEのKT88管アンプとの組み合わせで、
様々なメーカーの同クラススピーカーと聴き比べ。
「Wharfedale」、中々イイじゃないか!!
最終的に迷ったのが、同社の「Diamond 225」と当機「Diamond 11.1」。
「Diamond 225」が今は一番人気。
しかし、高音域のトランジェントや抜け感がイマイチ。
低音域はリッチだが、締まりのないブーミー系。
対して「Diamond 11.1」は嫌味なく自然に伸びた高音域と
締まった低音域は過不足無くスピード感に溢れている。
ボーカルの帯域に相当する中音域から中高音域も出っ張ったり引っ込んだりせず、
ちょうどよい量感。
という訳で、当機「Diamond 11.1」を購入決定。
★スピーカーを選ぶ時、大事なのは、
聴き比べができるショップへ聴き慣れた音源を持参し、実際に試聴をすることだ。
勿論、自宅のリスニング環境と同一ではないので、完全な試聴とまではいかない。
しかし、自分の耳で実際に聴き比べることによって、
なるべく後悔の無い買い物をしたい。
【デザイン】
このクラスのブックシェルフ・スピーカーの中ではピカイチではなかろうか。
同社競合製品の「Diamond 225」と比べても、ワンランク上のデザインと質感。
10万円台のスピーカーに見える。
天然木ではないものの、ローズウッド調仕上げは中々良い!
結線ターミネーターも金メッキのメタル素材。
前面バッフルのサランネット取付部は穴にほぞを入れるタイプではなく、マグネット式。
サランネットを取り外してもピアノブラックの綺麗な仕上げが秀逸だ!
背面に向かう曲線も美しい。
【高音の音質】
嫌味のない自然な高音域。
ハイエンドの質感は足らないものの、
綺麗でシルキーな高音を再生してくれる。
【中音の音質】
ボーカル、ピアノ、ギター、弦楽器など、
楽曲の肝となる帯域だが、これらも実にちょうどよい。
耳障りなピークやディップが無く、パワー感も有る。
【低音の音質】
ブックシェルフのバスレフスピーカーは、
必ずどこかの周波数にブーミーになる部分や、
ローエンドがごっそり無くなったりするが、
当機は変に低音を誇張していないせいか、
締まった低音で、スピード感がある。
嫌な膨らみが抑えられているので、隣室や隣世帯への漏れもあまり気にしなくて済む。
まぁそもそも、そんなに大音量で聴くことは無いのだが。
【サイズ】
実にちょうどよい。
スピーカー・スタンドに乗せても、本棚でも、デスクでも良いだろう。
デスク上には少しばかり大きい。
私はスピーカー・スタンドに載せている。
【総評】
真空管アンプ「TRIODE/TRX-P88S」とのサウンド相性も良かった。
見た目にも、ローズウッドのカラーが「TRIODE/TRX-P88S」ともピッタリ!
「Wharfedale」社製スピーカー内ではあまり注目されていない当機。
価格ドットコムには販売店や価格もまだ掲載されていない。(2018年4月)
総合的に「Diamond 225」より良い!同価格帯では絶対オススメ!
ジョンブル・サウンドに満足!
【システム】
●PC:Apple/iMac27inch (Late2013)
●Application:@iTunes、AAudirvana Plus 3
●USB Cable:オヤイデ/d+USB class A v2
●DAC:TEAC/UD-301S(入力セレクターを兼ねる)
●Line Cable:BELDEN/8412(NEUTRIK/RCAコネクター ProFi)
●Power Amp.:TRIODE/TRX-P88S
●Speaker Cable:BELDEN/8473(Banana Plug:オヤイデ/SRBN)
●Speaker:Wharfedale/Diamond 11.1
●Speaker Stand:Acoustic Revibe/YSS60HQ
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