『表示が見やすく使いやすい』 タニタ BT-471 [ホワイト] やぶりん221さんのレビュー・評価

[やぶりん221]

2019年6月7日 22:22 [1233139-1]

満足度	5

デザイン	5
使いやすさ	4
機能性	4
測定値の見やすさ	5

表示が見やすく使いやすい

測定部がやわらかく曲がる

パッケージ	本体　表示部のバックライトカラーはブルー	電池交換は裏蓋を外して行う(CR2032ボタン電池）
収納用ケースが付属

以前使っていた体温計の電源が入らなくなったために買い替えました。

普段、体温計など　それほど気にした事がなく　性能がいいものほど早く計れると考えがちだが　調べてみると　「予測式」と「実測式」、「赤外線式」の３種類の方式が存在する。
「予測式」とは　測定開始からの温度上昇の比率から最終的な数値を文字通り予測する計り方で 比較的短い時間で計測できることから　じっとしていない子供の体温を測る際に便利な反面、誤差を生じやすいというデメリットもある。
対する「実測式」は　水銀式体温計のように　時間をかけて正確な計測を行う方式だ。
最後の「赤外線式」は　人体から出る赤外線を体温として計測する仕組みで 指定された測定部位（耳やおでこ、ひたい等）に直接あてて測定するものと　少し離した位置で触れずに測定する２種類があり共に数秒で測定できる。

なお、一般的には　どの体温計も　正確に計測するために　どの部位で測定するのか決められていて　「赤外線式」を除き　　大半は口の中か　脇の２種類になる。
　
これらを踏まえて　レビューを述べていくと　本機は「脇」用の「予測式」と「実測式」両対応の体温計になる・
電源ボタンを押すと「ピッ」という音と共に液晶ディスプレイが点灯し前回測定値が表示される。
ディスプレイのバックライトは青色で決して見にくい訳ではないのだが　個人的には白地に黒文字や　黒地に白文字のようなもののほうがコントラストがはっきりして見やすいのでは？と感じた。
実際の測定に関して　予測式では20秒と謳っていたが　当方が測定したときは30秒ほどかかった。
実測式で計測するときは　予測式で計測が完了した音が鳴ったあと　そのまま測定を続け　次の測定完了音を待てばいいのだが　メーカーの測定時間は10分と謳っていたが　当方が測定した場合は大体８分ぐらいだったことから　もしかしたら　測定する人によって測定時間に差が出るのかもしれない。
なお、本機の測定部はフレキシブルに曲がる構造になっており　計測部位に柔軟にフィットできる。
また　測定部のみだが水洗いも出来る構造になっている。
これは　インフルエンザ等で家族への感染を防ぐ意味でも清潔を保つ観点で有効だ。

あと、電池はCR2032というボタン電池を使用するのだが　電池蓋がやや外れにくいと感じた。

最後に　メーカーへの要望なのだが　出来れば時計日付機能もつけていただき　前回の測定値がいつの測定値なのかわかるようになれば　体温が病気の症状、時間と共にどう変化したかが観察できて便利なのではと感じた。