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2019年4月30日 03:40 [1066304-4]
| 満足度 | 2 |
|---|
| デザイン | 4 |
|---|---|
| 拡張性 | 2 |
| メンテナンス性 | 1 |
| 作りのよさ | 3 |
| 静音性 | 2 |
本品はミドルタワーケースの割にはメンテナンス性が少し悪いですね。
ダストフィルターはフロントとボトムの2箇所に付いています。
フロントフィルターは、マグネット付きの簡易フィルターですが、フロントパネルの内側に付いているので、強化ガラスのサイドパネルを外さないとフィルターの取り外しができません。
ボトムのフィルターに至っては、筐体底部に付いている脚を4つとも外さないと取り外しができない上に、ボトムには3.5インチHDD固定用のネジ穴やファン固定用のネジ穴が設けられているため、フィルターにもこれらの穴が開けられています。
ここは造りの甘さ(雑さ)と、埃の通過が気になりました。
――――
本ケース最大の短所は、フロントファンの吸気が悪く、ケース内が負圧になってしまうことです。
同種・同回転数のファンをフロントに2つ、バックに1つ導入しても、マシン内は負圧になるようです。
厳格に風洞実験を行ったわけではありませんが、フロントパネル側で120mmファン×2をそれぞれ800RPMで回しても、あまり吸気せず、エアフローはバックパネル側の排気ファンのみが生み出しているような印象です。
ケースが排気設定なのはアンテックのP100やNZXTのH500でも見受けられますが、こういった場合、筺体のスリット各所にはフィルターが設けられています。
ケース内が負圧→隙間という隙間から空気を吸い込むわけですから。
本品は負圧設計にもかかわらず、フィルターの造りが雑なのが印象を悪くしているように思えます。
このあたりは予算との兼ね合いで、コストダウンせざるを得なかったのだと思います。
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本ケースには3.5インチHDDを2個、2.5インチHDDを2個搭載できますが、これらのHDDには下L字のSATAケーブルを接続できません。
→ストレートまたは上L字コネクタしか接続できない。
つまり、モジュラータイプの電源に付属している多くのSATAケーブルはそのままでは接続できないので、変換ケーブルか変換コネクターが必要になります。
このあたりも造りの甘さを感じました。
Corsairのガラスケース等で、3.5インチHDDの裏面がケースの外側に向けられて固定するようになっているのを見て、なぜHDDの表面を外側に向けないのか?と疑問を持っていましたが、あれは下L字のSATAケーブルを接続できるように配慮されているのだと、本品を利用してから気が付きました。
――――
低価格で強化ガラス採用のアルミケースが購入できるのは確かに魅力的ですが、本ケースの拡張性やメンテナンス性が高くないことを理解した上で購入すべきという結論に至ります。
購入した当初は本製品をとても気に入っていました。
満足度も5をつけていましたが、時間の経過とともに満足度は下がり、6ヶ月経過後には現在の3に至り、ケースをDefine R5に変更してからは差異が気になるようになり、最終的に私の満足度は2となりました。
減点の主な理由は、
・負圧設計なのにフィルターの造りが甘く、かつフィルター清掃が大変なこと。
(我が家では猫が2匹暮らしていますので、フィルター必須です)
・先述のHDDとSATAケーブルの接続がやや特殊なこと。
・サイドパネル固定用のネジが小さく、着脱を繰り返しているとネジ穴を舐めやすいこと。
(大きめのホームセンターで購入できるかもしれませんが、銀色の少し変わった大きさのネジが使用されています)
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デザインが気に入ったのであれば「アリ」だと思いますが、ミドルタワーケースとしては個人的には「ナシ」の評価になりました。
拡張性やメンテンナス性はMicroATXのケースと同等で、ATXのマザーボードに強引に対応させた感があります。
昨今流行っている簡易水冷に対応しつつ、低価格帯でアルミ筺体でデザイン性が高いという部分が開発コンセプトであるように思えますが、安さがそのまま造りの甘さに響いているような印象を受けました。
とはいえAbeeやIn Winのアルミケースはそれなりの値段がしますし、7000円前後の価格帯で強化ガラスとアルミ筺体の採用はかなりの企業努力が要求されたように思えます。
個人的には、ここまでデザイン重視の設計にするのであれば、フロントパネルのJONSBOロゴは無いほうが良いと思いましたが、このあたりはマーケティング的には難しいのかもしれませんね。
このケースを生かすには、大人しいスペックのパーツを選定して、静音志向で運用するのが良いと思います。
ボトムのフィルターは大いに改善の余地がありますが、そもそも目の荒いフィルターで埃の100%を捉えることができるわけではありませんし、床に置いたりしなければそこまで神経質になる必要もなくなりますね。
ミドルタワーケースだと思って購入すると失敗するので、『ATX規格のマザーボードが搭載できるデザイン重視のMicroATXのケース』だと思って購入すれば間違いがないと思います。
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ここまでいろいろと書きましたが、デザインの良さは多少の不便さを補うことができます。
機能性優先とするか、デザインを取るかは人それぞれの価値観に委ねられると思います。
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