『全部入りハイエンド機ベースなので、それなりに満足できる機種』 LGエレクトロニクス JOJO L-02K docomo まっちゃん2009さんのレビュー・評価

[まっちゃん2009]

2018年11月21日 03:43 [1175845-1]

満足度	4

デザイン	5
携帯性	5
レスポンス	4
画面表示	5
バッテリー	5
カメラ	4

全部入りハイエンド機ベースなので、それなりに満足できる機種

基本的にはV30+ L-01Kと同じなので、L-01Kとの違いなどを中心にレビューします。
ちなみにV30+ L-01K、JOJO L-02K、isai V30+ LGV35と日本向けLG V30+ベース機種はすべて所有してます。

発売前に予約してましたが、発売後にフリー在庫があれば購入しようと考え予約はキャンセルしました。その後フリー在庫がある状態が続いていたので購入しました。

ハイエンドであるL-01Kベースなのでいい機種ではありますが、コラボモデルのためAndroid 9.0が提供されない、深いところまでJOJO仕様でカスタマイズされていてL-01Kより若干レスポンスが落ちる場合がある、バッテリーの減りがL-01Kより若干早い(それでもバッテリー持ちはGalaxyシリーズよりはるかに優秀)、背面にFeliCaマークがないなど、人によってはデメリットになる場合はあるかと思います。

ホームアプリは「JOJOホーム」(LGホームのJOJOカスタマイズ版)、「docomo LIVE UX」しか用意されておらず、通常のLGホームはありません。
LG smart worldからLG V30+対応のホームがインストールできますし、Playストアから好きなホームアプリをインストールしてカスタマイズしてもいいでしょうね。

通常LGホームだと、「ホーム」(全アプリがホームに表示されるタイプ)、「ホーム/アプリ一覧」(ホームとは別にアプリドロワーボタンを表示するタイプ)が選べますが、JOJOホームはLGホームをかなりカスタマイズしてあり後者のドロワー表示のみに対応してます。
LG Smart WorldからLG V30+対応のホームをインストールして着せ替えしても、ドロワー表示のみになります。
アプリが全部ホーム画面に並ぶのが嫌な人も多いと思うので、この部分は特に問題はないでしょう。
またインストールしたホームに合わせてアイコンデザインも変わりますが、一部アイコンはJOJO仕様のままで変更できません(ドロワーアイコンも含む)。

1.5万台限定で発売当日にほぼ完売した初代JOJOスマホと違い、ドコモ端末としてはおそらく初の月々サポートなど端末購入補助適用が一切なし(初代は盛り盛りの月々サポートあり)、約12.5万円と強気な価格設定だったためかあまり売れずに、8月3日からまさかの端末購入サポート入りで価格が3分の2になり、11月1日にはさらに割引が増額され当初の3分の1まで値下げされてます。
ドコモオンラインショップでは、11月1日の端末購入サポート増額に合わせ限定でさらに5,000円増額されてます。

当初はドコモに利益はほとんどない、また価値がわかってもらえる人はあの価値でも購入してもらえるだろうということでしたが、結果的に「在庫あり」が続き値下げすることになったようです。

JOJOファンには非常にいい機種だと思いますが、カスタマイズしすぎかなと感じる部分も多々ありますし、使わない機能もあります。
とはいえおもしろい機能などもあるので使い方次第だと思います。

海外版にも用意されていないこの機種(1万台限定)だけのためのホワイトリアパネル×シルバーフレームは高級感がありますし、L-01K狙いだった人はこちらの機種を選んでもいいと思います。
人によってはデメリットになる部分もありますが、値下げされた価格から見れば許容できる部分かなと。
またこれまで高くて購入を諦めてた人は値下げで購入しやすくなってますし、すでに購入してる人が追加購入(予備やコレクション用として2台目)とかもいいのではないかと思います。

L-01K同様にThinQ AI対応(LG独自の人工知能技術)のソフトウェア更新も提供され、カメラ機能が強化されたのは地味にいいですね。コラボモデルでもちゃんと提供するんだと感心しました。

ドコモとしては久々のコラボモデルでしたが(Disney Mobileシリーズは除く)、2度の値下げをするくらい余ってる感じなので、当分コラボモデルはやらないかもしれませんね。