『2画面スマホ。一度は使ってみてほしいユニークな魅力とジレンマ』 ZTE M Z-01K docomo 鈴木啓一さんのレビュー・評価

M Z-01K docomo

5.2型フルHD液晶×2画面を搭載したスマートフォン

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発売日:2018年 2月 9日

キャリア:docomo OS種類:Android 7.1 販売時期:2017年冬春モデル 画面サイズ:5.2インチ 内蔵メモリ:ROM 64GB RAM 4GB バッテリー容量:2930mAh M Z-01K docomoのスペック・仕様

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鈴木啓一さん

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プロフィールITmedia等の情報サイトで記事を書いている フリーランスのライター、兼、IT先端技術コンサルタント。
モバイルやクラウドを駆使するスマートワーク研究をライフワークとしている。

【主なWeb媒体】
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満足度4
デザイン4
携帯性4
レスポンス4
画面表示4
バッテリー2
カメラ4

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2画面スマホ。一度は使ってみてほしいユニークな魅力とジレンマ
機種不明
機種不明
機種不明

機種不明
機種不明ヒンジ部分
機種不明

ヒンジ部分

いつもお世話になっている方がこのモデルを手放すというので譲っていただいた。ドコモモデルでSIMロック解除済みである。

2018年2月の機種でそろそろ3年であるが、2画面でとてもユニークなのでずっと気になっていた。そんな古い機種ではあるが、今も中古市場で購入できるので、レビューをしてみたい。

【デザイン】
2枚の液晶ディスプレイを持ち、開いてタブレット端末並みの大画面表示ができる。また、それぞれの画面で別々のアプリを動作させ、同時に利用できる。とてもユニークなスマホである。

まず、質感はなかなか良い。ボディは、スマート、シャープ、クールという印象である。

ふたつの画面はたたむと背中合わせになる。すなわち畳んだ状態では裏表両面に画面がある形になる。表画面上部にはカメラが配置されている。この状態で、表画面だけを使い、ごく普通のスマホの使い方も可能だ。ただ、画面の上下はかなり広い面積の「額縁」があり、最近の6インチ以上のスマホに慣れた目にはこの5インチの画面ではいかにも狭く、小さい印象である。

しかし、2画面を開いて大画面モードで使うと本領を発揮する。実測で7インチ弱というサイズの画面になるのである。Webブラウザ、地図、カレンダーアプリ、ゲームなど、大画面で即メリットが出る用途はたくさんある。

入手前から気になっていたのは、ふたつの画面のつなぎの具合である。2枚の液晶の左右の「額縁」はできうる限り狭くデザインされており、全く気にならないというわけではないが、かなり頑張ったなあという感想を持つ。

しかし、この大画面モードで例えばWebブラウザを開くと縦画面2枚で表示されるので、中央縦のつなぎの部分に文字の読みにくい部分ができてしまう。そこで筆者は画面を回転、コントロールするアプリ「Rotation Control」を使って、必要に応じて画面を90度回転させ使っている。表示のつなぎ部分を水平方向にすれば、文章全体をスクロールして、読みにくいつなぎ部分を回避しながら読むことができる。

前述のように、画面を開くときに表示面を外側に開く形になるので、通常のノートパソコンのような「クラムシェル」構造とは異なり、操作時にかなり違和感を感じる。液晶面を内側にすると、閉じたときに使えなくなるので仕方がないと理解はするものの、なかなか慣れることができず、操作するたびに気になってしまうのは正直なところだ。

また、さらに基本的なところであるが、このスマホはどこを持って操作すればいいのか、デザイン的な配慮ができていないと感じることがよく起きる。これもユニークな2画面スマホだからこそのジレンマと思う。

評価は「4」とした。

【携帯性】
最近のスマホは6.1〜6.5インチと大画面化がトレンドとなっているが、本機は外形151 x 72 x 12.1mm(折りたたんだ状態)と、比較的コンパクトである。ただし、重さは226gと、わりとずっしりという感じだ。

評価は「4」とした。

【レスポンス】
さすがに約3年前の機種なので、最新機種と比べると劣るが、意外ときびきび動いてくれる。特に遅くて困ることはあまりないが、Pokemon GOのようなゲームではさすがに遅く感じることがある。

2枚のディスプレイに別々のアプリを表示して動作させることもできるが、たとえば左にFacebook、右にPokemon GOを表示するとFacebookを触っている間、Pokemon GOのアニメーションは止まる。まあ、あまり多くを期待しない方が良いようだ。

評価は「4」とした。

【画面表示】
5.2インチ(1080×1920)の液晶画面を2枚搭載している。
前述したように、2枚を合わせてひとつの画面として使うと、7インチ弱、2160×1920相当の大画面となるのが特徴だ。

液晶そのものは解像感、発色ともに良好であるが、最近は有機ELモデルが普及している現状のなかで目立って良い評価というほどでもない。

これも前述の通りだが、液晶の上下にかなり広い「額縁」があり、3年前のモデルであることを改めて感じさせる。

評価は「4」とした。

【バッテリー】
液晶画面が2枚もあるためだろうか、バッテリーの消費がかなり激しい。しかも急速充電に対応していないようで、充電しながら使っていても充電が電力消費に追い付かず、みるみる残量が減っていくことがある。

残念ながら、評価は「2」とした。

【カメラ】
複数のカメラユニットを搭載したモデルが主流になったが、本機は大変珍しいことにカメラユニットはたったひとつである。

特徴的なのは、折りたたんだ状態でカメラアプリを起動すると、背面の液晶が動作し撮影できるようになる。この状態でカメラの切り替えアイコンをタップすると、普通はカメラがインカメラに切り替わるのだが、本機は液晶が切り替わり、自撮りが可能になる。とてもユニークな仕様になっている。

すなわち、自撮りもメインのカメラユニットを使うので、解像度の高い写真撮影が可能というメリットはある。ただし、操作性はいまひとつ。慣れが必要かもしれない。

肝心の画質であるが、そこそこ悪くない写真が撮れる。

評価は「4」とした。

【総評】
たまには変わったスマホを使ってみたいと入手したのだが、本当に個性的で楽しい。

前述のように、2画面になったことで操作しづらくなったジレンマも数多く、いろいろ考えさせてくれるモデルである。こういうことを楽しいと感じる私のような人間には良いが、普通一般の誰にでもお勧めできる機種ではないのは明白だ。

たとえば、本機のケースは悩みの種である。純正のケースも存在していたのだが、今ではほとんど手に入らない。Amazonなどで探してみると、汎用のベルトに装着するケースくらいしか見つからない。2画面のため、折りたたんだ状態では表も裏もガラスむき出しで、万一落下させたときにとても危険であり、よい対策を研究中である。

まあ、こういうあちこち悩ましい仕様の機種でも私のように楽しいと感じられる方にだけ、お薦めしておこう。

評価は「4」とした。

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