Vitesse D8 2018年モデル [Misty Blue] レビュー・評価

満足度：4.00

（カテゴリ平均：4.21）

満足度ランキング—位

集計対象1件 / 総投稿数1件

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2. 4 100%
3. 3 0%
4. 2 0%
5. 1 0%

評価項目	投票平均	カテゴリ平均	項目別ランキング
デザイン 製品のデザイン、カラーリング	5.00	4.57	-位
乗り心地 走行時における安定性	4.00	3.77	-位
操作性 走行時の運転のしやすさ	4.00	3.89	-位
使用パーツ 装備されているパーツの性能	4.00	3.61	-位
強度 衝撃を受けたときの耐久性	4.00	3.86	-位

• ※プロレビュー・モニターレビューは集計対象から除外しています
• ※「カテゴリ平均」より「投票平均」が高い項目を黄色背景にしています

[THORACICA]

2018年4月9日 16:46 [1119127-1]

満足度	4

デザイン	5
乗り心地	4
操作性	4
使用パーツ	4
強度	4

GIANT IDIOM 1との比較も含めた印象

全体像	畳んだ状態	畳んだハンドルを固定するダボが付いている。
チェーンの脱落を防止する部品が付いている。	ネジ穴にネジは無し。別途要購入。	ペダルは軸をワンプッシュすれば外れる。

　GIANT IDIOM 1 (2015年モデル) を持っているが、前後輪を外さずに輪行できる自転車が欲しくなり Vitesse D8 2018年モデルを購入した。
　
※ GIANT IDIOM 1 2015年モデル [ 451タイヤの20インチ小径車 ]
　https://www.giant.co.jp/giant15/bike_datail.php?p_id=00000055
　希望小売価格 7万円。重量 9.6kg。
　アルミフレーム、SIMANO SORA 18速 (2x9)　
　
<< Vitesse D8 2018年モデルの印象 vs IDIOM 1 >>
　
■ 用途: 主に通勤。鉄道で輪行し、駅から会社まで6km自転車。勤務先では、部屋の隅に折り畳んだ状態で置くことができる。
　
■ デザイン: 最小限の装備と爽やかな明るい塗装。機能美を感じる。
　
■ 乗り心地: シティーサイクルのような乗り味。短距離を楽な姿勢で、そこそこ軽快に走る自転車。IDIOM 1のようなロードテイストはない。
　
■ 操作性:
・アップライトな乗車姿勢。身長183cmの我が身としてはハンドルが近くてやや窮屈な感じもするが、実のところそれほど気にはしていない (私的には慣れの許容範囲内)。
・サドルの高さの調節は自由度が十分に確保されており、不満は出ないと思う。
・容易に折り畳め、約10 kgという軽量車であるので収納と輪行がとても楽である。
　
■ 使用パーツ:
・コンポーネント SIMANO Claris: ロードの下級グレード。リア8速の変速性能は良好で、見た目にチープさはない。
・ブレーキ: SHIMANO ALIVIO V-ブレーキ: MTBの下級グレード。十分な制動力あり。
・タイヤ 20インチ (ETRTO 406) x 1.35インチ (適正空気圧 50〜85 PSI): ETRTO 451に比べると、タイヤ径が小さい分確かに漕ぎ出しが軽い。しかし、走行中は鈍重で軽快さに劣る。ETRTO 406の車種に限定すれば、1.35インチという細目のタイヤであり、軽快さは高い部類のはず。
・ペダル: ワンプッシュで取り外しが可能。走行中、不意にペダルの軸に靴が当たりペダルが外れる事がある。
・スタンドはオプション: DAHONの他モデルの多くはスタンドが標準装備だが、Vitesse D8 には付いていない。
・フレームのネジ穴のキャップはプラスチック製: ボトルケージの取り付けには別途ボルト (M5 x 12mm) を用意する必要あり。
　
■ 強度: 不安は感じない。
　
■ その他: 折り畳んだ状態で自立するが、リアディレイラー側に倒れ易い。輪行時はリアディレイラー側を壁に向けて置く方が良い。
　
総評: 折り畳み易さと持ち運び易さを重視するなら、Vitesse D8 は良い選択肢だと思う。1日30〜40km程度のんびり走る輪行ツーリングならば、Vitesse D8 を持ち出す気になれる。それ以上の距離を乗るなら、袋詰めが多少面倒であっても迷わず IDIOM 1 で行く (それでも前輪を外してハンドルを畳めば一般の輪講袋に収まる)。走ることに関しては IDIOM 1 の方が爽快であるし、使っている部品もワンランク上質、そして価格が安い。
　
※ 参考: 車種選定の過程:
(1) DAHONを選んだ訳: 折り畳み自転車の有名メーカーだから。
　↓
(2) 車種の選定: 色々なモデルがあるが、何を重視するかで自ずと車種が決まる。
　速度重視: タイヤ径的にETRTO 451 > 406。タイヤ幅は細い方が良い。
　輪行重視: サイズ的にETRTO 406 > 451。重量的にフレームはAl > CrMo。
　乗り心地重視 (路面の振動を抑えたい): タイヤ幅は太い方が良い。フレームはCrMo > Al。
　
DAHON international 2018モデルは、以下のような感じかと思われた。
<< スポーツ >>
　Mu SP9 \99k 451 (1.125) Al 11.1kg SORA-9速
<< 輪行重視 >>
　Vitesse D8 \89k 406 (1.35) Al 9.9kg Claris-8速
<< 街乗り >>
　Speed D8 \79k street 406 (2.0) CrMo 12.4kg Acera-8速
　Boardwalk i5 \67k 406 (1.75) CrMo 12.7kg 内装5速
<< エントリー・バランス型 >>
　Vybe D7 \49k 406 (1.5) Al 11.9kg 7速 泥除け
<< 安さへの挑戦 >>
　SUV D6 \35k 406 (1.5) ハイテン 13.7kg 6速 泥除け

経験年数

10年以上

使用目的

通勤