Sound Reality ATH-MSR7SE
- さまざまな音源を高精細に再生する「トゥルー・モーション」ハイレゾドライバー(45mm)を搭載した、密閉型オーバーヘッド型ヘッドホン。
- DLCコーティング振動板で解像感を向上させているほか、MSR7の音質を高めた特別チューニングを施している。
- 音の空気経路を緻密に計算した独自技術の「デュアルレイヤー・エアコントロールテクノロジー」で原音を忠実に再生できる。
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- イヤホン・ヘッドホン -位
- オーバーヘッドヘッドホン -位
Sound Reality ATH-MSR7SEオーディオテクニカ
最安価格(税込):ショップが販売価格を掲載するまでお待ちください 発売日:2017年10月20日

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2020年5月4日 20:57 [1325265-1]
満足度 | 4 |
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デザイン | 5 |
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高音の音質 | 無評価 |
低音の音質 | 無評価 |
フィット感 | 無評価 |
外音遮断性 | 無評価 |
音漏れ防止 | 無評価 |
携帯性 | 無評価 |
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グラウンド分離改造し自作ケーブルを付けています。 |
比較したモデルです |
以前から欲しかったATH-MSR7SEを手に入れました(当然中古品です)、そんなわけで自分が感じたことを書いてみたいと思います。
自分がこれまでに手に入れているATH-SR7SEと似たようなモデルというか兄弟機がありますので、それらとの比較をしながら書いてみたいと思います。
まず外見から、いや美しいですねこの紺色。派手ではなく落ち着きがあって、当然地味じゃなくって・・・
自分が買った個体は、残念なことに浅い擦り傷が数本あった(その分安い)のですが、届いた当日に一見ではわからない程度に修復し傷を消しました。写真は傷を消した後のものです(レタッチはしていません)。
購入翌日にはグランウドラインのRL分離、もともとそれをやるつもりで比較的低価格なものを探して購入しました。グランウドライン分離の改造は動作確認を終えた後すぐ行いました。
比較対象のATH-MSR7もグラウンド分離していますので画像に写っている機種、ATH-SR9・ATH-MSR7b・ATH-MSR7・ATH-MSR7SEの4機種全て、グラウンド分離での比較になります。これってあまり皆さんの参考にはならないとは思いますが、グラウンド分離での状態で比較というのもあまりないとは思いますので一興にはなるかと思います。
音の比較の前に装着感、側圧のかかり方ですが、一番圧迫を感じるのがATH-MSR7、次にATH-MSR7SE、その次がATH-SR9の順、ATH-MSR7bは圧迫感を感じません。ATH-MSR7SEの側圧は、ATH-MSR7とATH-SR9の間くらいです、側圧の強さが気になる人にとっては少しきつく感じるかもしれません。新しい機種になるほど側圧が弱くなっているような感じです。もちろんイヤーパッドの違いによる耳や側頭部への力の加わり方の違いもあるとは思いますが、ヘッドアームのテンション自体が年が経つにつれてだんだんと緩くなっている、そんな感じがします。実は自分にはATH-MSR7でもそう苦にはならないのですけどね。
さて音質についてですが、なんというかよく似ている・・・って当たり前ですね。4機種で一番違うのはATH-SR9・・・これも当たり前か?音圧レベルは、ATH-MSR7b・ATH-MSR7・ATH-MSR7SEがほぼ同じ位、ATH-SR9はかなり落ちます。低音から高域までのバランスがそれぞれ違います、中低域の強さを考えるとATH-MSR7SEが一番音圧が高そうな感じもあるのですが、とっかえひっかえ聴いてみますと3機種はそう変わらない様に感じました。
音の解像感に関しては、一番解像しているなと感じるのはATH-SR9、次にATH-MSR7b、ATH-MSR7SEはATH-MSR7とATH-MSR7bの中間のような感じがします。
音の押出の強さ(元気さ)では、ATH-MSR7SEが断然一番良い、後はATH-MSR7・ATH-MSR7b・ATH-SR9の順。ATH-MSR7SEは中低域の押出感をかなり感じる。ATH-MSR7bは低域の力の入り方がもう少し下にあるような感じがしますね。この辺りの周波数バランスは、ATH-MSR7SEとATH-MSR7が似ているような気がします、もちろんATH-MSR7SEの方が力は感じるのですけれど、似たようなイメージになる。音の広がり感は、ATH-SR9が一番に感じる上下左右とも広い、ATH-MSR7b・ATH-MSR7SE・ATH-MSR7の3機種はほぼ同じ感じがします。低域から高域にかけてのバランスのよさは、ATH-SR9が一番いいように感じます、次はATH-MSR7bかな?、ATH-MSR7SEはその次ですね、どうも中低域を盛っているような感じがします、これは音作りによるものかもしれませんが自分にはそう感じました。
女性ボーカルは4機種ともそれぞれ特長があってどれが一番いいとは言い切れません。ただ音像が一番小さい(口が小さく感じる)のは、ATH-SR9ボーカルの位置は上下で言うと高めになります、次が意外なことにATH-MSR7、ボーカルの位置はわりに低めに決まります、ただし少し音像がにじむ。その次がATH-MSR7SEで、ボーカルの位置はATH-MSR7よりも高めになります。最後はATH-MSR7b、ATH-MSR7bは口が横にビヨーンと伸びます、上下位置は低めに感じられます。女性ボーカルについては、いろいろと欲張っていない為なのかATH-MSR7がまとまりがある感があります。ATH-SR7SEは中低域が強烈なためかボーカルなんかはそれに食われているような感じがしますね。ATH-SR7bについては悪くはないのですけれど比較して聞いてみると定位は良くないですね。逆にATH-SR9は定位が良過ぎる分、左右のバランスが気になることがあります。ほかのヘッドホンではあまり気にならなかったボーカルが正面に決まらないのが非常に気になったりで、まあこれも良し悪しなのですが・・・。
トータルでのイメージは、ATH-SR9は帯域音場とも広がり押出はそう強くない、ボーカルの位置は遠めです。ATH-MSR7bはATH-SR9と似たようなイメージですが、高域きつく成るところがあり少し派手目で各楽器・ボーカルの定位はもう一つ。ATH-MSR7は、帯域・解像感などは落ちますが、それなりにまとまっています。ATH-MSR7SEは中低域を中心に力があり音に張りがある骨太な感じ、ボーカルの位置は近め。こんな感じでしょうか?
以上、ATH-MSR7SEを中心に4機種を比べてみたのですけれど、それぞれの特長があって面白い。こんな似たようなヘッドホンを4機種もそろえて、しかも改造までして何の役にも立たないことなのかもしれませんが、自分の感じたことを書き連ねてみました。
- 主な用途
- 音楽
参考になった6人
「Sound Reality ATH-MSR7SE」の新着レビュー
レビュータイトル | 満足度 | 投稿日時 |
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2021年1月19日 03:58 |
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2020年12月8日 13:55 |
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2020年7月21日 21:58 |
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2020年5月4日 20:57 |
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2019年5月23日 16:23 |
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2018年10月3日 03:36 |
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2018年6月22日 15:00 |
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2018年2月3日 15:33 |
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2018年1月6日 18:26 |
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2017年11月26日 10:13 |
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