マルチクイック9 MQ9075X
- シャフトが上下に伸縮することで、硬い食材も瞬時に撹はんする世界初の「アクティブブレードテクノロジー」を搭載した、ハンドブレンダー。
- 独自のベル型シャフトに新たに「ミルブレード」を搭載し、16%撹はん範囲を拡大。これまでよりも均一な仕上がりが可能となった。
- スイッチを握る強さを変えるだけで、好みの仕上がりに合わせて自在にスピードを調整できる「スマートスピードテクノロジー」を搭載している。

- 2 0%
- 1 0%
評価項目 | 投票平均 | カテゴリ平均 | 項目別ランキング |
---|---|---|---|
デザイン![]() ![]() |
4.68 | 4.24 | -位 |
使いやすさ![]() ![]() |
4.27 | 4.11 | -位 |
パワー![]() ![]() |
4.84 | 4.18 | -位 |
手入れのしやすさ![]() ![]() |
4.27 | 3.97 | -位 |
静音性![]() ![]() |
2.84 | 3.35 | -位 |
サイズ![]() ![]() |
3.24 | 3.91 | -位 |
- ※「投票平均」(「満足度」含む)および「カテゴリ平均」は、全投票の単純平均ではなく、独自の集計方法で算出しております
- ※「カテゴリ平均」より「投票平均」が高い項目は、黄色に塗られております
プロフィールライター・編集者。
書籍編集者、雑誌記者・編集者を経て、2004年にセミリタイアと称して渡仏。以降、現地にて言語を学ぶ傍ら、フリーランスで日本のメディア向けの取材活動、現地邦人向けのメディアなどにも関わる。帰国後は、新聞、雑誌、ウェブ媒…続きを読む
2017年10月31日 20:57 [1074653-1]
満足度 | 4 |
---|
デザイン | 4 |
---|---|
使いやすさ | 4 |
パワー | 5 |
手入れのしやすさ | 3 |
静音性 | 3 |
サイズ | 3 |
※プロフェッショナルレビューは「投票平均」(「満足度」含む)および「カテゴリ平均」の集計には含まれません。
ドイツの家電メーカー・ブラウンのハンドミキサー「マルチクイック」シリーズ、2017年最新の最上位モデル。9月に開催された製品発表会を取材後、メーカーより実機をお借りして試用。
アタッチメントを交換することにより、ハンドミキサーの他、フードプロセッサーなど多機能に利用できる。最新の"マルチクイック9"としての進化は、"アクティブブレードテクノロジー"と呼ぶ、シャフト部分にある。カッターが水平方向に回転し、ベルと呼ばれるシャフトの先端のドーム状のパーツの内側にある食材を切り刻むだけでなく、軸の部分が上下に垂直方向にも収縮させることができるため撹拌力を高め、ペーストなどはより滑らかにできる。実際にジャガイモやサツモイモ、コーン、ニンジンといった素材でポタージュを作ってみたが、自宅で愛用している他のブレンダーより圧倒的に滑らかにでき、プロの料理のように仕上がって感動した。
また、フードプロセッサーは、ミンチのように切り刻むためのカッターの他に、スライス用、細切り、中細切り用の3種類が付属し、交換することで、スライサーとしても使える。この他、生地をこねることができるこねベラと、泡だて器用の部品も付属している。軽量カップとスパチュラも本製品に使い勝手よく設計された専用のものが付いている。
本製品を最初見ただけの時は、正直「大きい」という印象だった。いろいろ付属しているのは便利だが、それぞれ使わない時の収納場所に困ってしまいそうだと躊躇した。しかし、実際に使ってみると、フードプロセッサー用のパーツとハンドミキサー用のパーツをそれぞれ別の場所で分離して保管しておけばいいだけのように思った。
本製品はパワーや機能性は抜群。これまで試したハンドミキサーの中では能力は圧倒的だ。反面、当初、個人的にネックに感じていたのは操作性。収納時にも困難があるそのサイズ感は、当然ながら手に持った時の操作性にも関係してくる。ゴツゴツと太くて大きな本製品は、手が小さい自分の手には操作しづらそうと躊躇していた。
しかし、実際に試してみると思ったほど操作しづらいということはなかった。実は本製品は同社独自の人間工学に基づいた形状のグリップを採用し、さまざまな手の大きさや握り方にも対応できるように設計されている。どの高さの場所で操作するかによっても握り方は変わるものだが、そうしたことにもうまく対応できるような設計になっており、次第に自分の操作しやすい握り方や位置が定まってくる。
実は、シャフトを交換したりする際も直感的に位置が把握できるようデザインされているのだが、そちらの快適さのほうが握りやすさの問題点を大きく上回る。ゴム素材など重厚感のある造りがなんとなく無骨で扱いにくいように思えるかもしれないが、実はそうした要素が握った際の滑り止めになっていたり、頑丈さに関係していて操作性を向上させているように感じる。
経験上、個人的にハンドミキサーは性能のよさは料理の仕上がりと手間に直結するため、あまり中途半端なものを買わないほうがいいと思っている。そういう意味では、本製品は性能、機能性については間違いなく太鼓判を押せる。価格は決して安くはないが、お料理の仕上がりの満足度や時短度合、耐久性を考えれば高いだけあると納得できるものはあると思う。
一方、本製品の下位モデルにあたる「MQ9035X」は、フードプロセッサーがチョッパーになる。チョッパーは食材を切り刻むのみの用途だが、スライサーと生地用のこねベラが必要なければ、下位モデルで十分だ。付属品が少なく、フードプロセッサーよりもチョッパーのほうが容量が小さいものの、コンパクトだ。
ホイッパーに関しても、メレンゲや生クリームの泡立ても十分できる。2基のホイッパーで泡立てられるケーキ用のホイッパーに比べると効率は落ちるが、手作業よりは遥かにラクで早い。
ただし、全体として気になるのは付属品の耐久性だ。本体とシャフト部分に関してはかなり頑丈な造りだが、付属品はすべてプラスチック製のため、若干心もとない感じがある。とはいえ、プラスチック製ゆえに軽くて扱いやすいという利点もあるため、そのあたりはトレードオフとして承知しておきたい。
参考になった79人
このレビューは参考になりましたか?
最適な製品選びをサポート!
[ミキサー・フードプロセッサー]
ミキサー・フードプロセッサー
(最近5年以内の発売・登録)






新着ピックアップリスト
-
【欲しいものリスト】家電
-
【欲しいものリスト】Panasonic Bistro
-
【欲しいものリスト】これ買うために働きます
-
【欲しいものリスト】自作PC2023
-
【おすすめリスト】PC
細部まで丁寧に作られた老舗メーカーのハンドブレンダー。
(ミキサー・フードプロセッサー > HB-704WJ)4
多賀一晃 さん
(ミキサー・フードプロセッサー)
- コミュニティ規定の内容をご確認の上、ご利用ください
- 評価は投票された方の主観による目安であり、絶対的な評価を保証するものではありません
- 点数はリアルタイム更新です
- ユーザーレビューの使い方、よくある質問 FAQもご参照ください
価格.comマガジン
注目トピックス
