新車価格: 336〜364 万円 2017年9月29日発売

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- 自動車(本体)
- 1件
- 1件
2020年12月18日 13:04 [1381418-2]
満足度 | 4 |
---|
エクステリア | 5 |
---|---|
インテリア | 3 |
エンジン性能 | 5 |
走行性能 | 5 |
乗り心地 | 5 |
燃費 | 3 |
価格 | 4 |
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---|---|---|
ダッシュボード両側のドリンクホルダーはなぜか紙パックが入らない |
【概要】
1000km走って平均燃費16.5km/L。値段面ではコスト高に感じるが、乗れば分かる快適性と上質性がある。V6 3.0並の加速性能と静けさ。室内シートのアレンジ性が他車に比べ劣る。日常面では、フラットになる3列目と「わくわくゲート」の利便性が抜群に良い。リアの非対称デザインの食わず嫌いで検討リストから外すのはかなり勿体ない。売れない理由は「わくわくゲート」のアピール力のなさとホンダの下手くそなプロモーションに尽きる。
【エクステリアについて】
左右非対称デザインが個人的にネックだったが、ダーク系色だとあまり気にならなかった。白を選ぶ場合、純正リアガーニッシュを付けると多少軽減される。ただしお値段2万円。高すぎ。「わくわくゲート」は見たくれが悪いが使い勝手は最高。ステップワゴンユーザーのほとんどが選ぶのも納得。リアガラスが2分割となりバックミラーに縦枠が映るが、慣れてしまえば全く気にならない。日常的に後部ドアから荷物を後部座席に置くことが多い人なら間違いなく「わくわくゲート」はつけた方が良い。リアゲート開けたらトランクルームから荷物がコロコロ…などという事態も軽減されると思う。
【インテリアについて】(再評価箇所あり)
不満点が2箇所。本革シートと抱き合わせの1500W電源と、雨滴感知オートワイパーの未装備。本革シートと1500W電源をセットオプションとしたのは理解に苦しむ。シート材質と電気系統に技術的になんの関連もないだろうし、災害時に空間的なアドバンテージがあるミニバンにもかかわらず、大容量電源装備を単独で選べないのはかなりキツい。さらに乗り出し400万円クラスにもかかわらず、雨滴感知オートワイパーが搭載されていないのは閉口。オートライトもホンダセンシングもあるのだから、これぐらいはしっかりつけて欲しい。新しいファブテクトのシートは十分柔らかく乗り心地が良い。あまりホールド性はないが個人的には背もたれ部のサポートが十分あったので、気にならなかった。フルフラットに収納できるシートは後部で子供を立ったまま着替えさせるのには最適。跳ね上げ式だとたまに突起部に頭をぶつけたり悪戯したりがあるが、フラットにするとそれがなくて良かった。
セレナやノア\ヴォクのようなロングスライドがないため、助手席から2列目を見たり、2列目を大きく後ろにスライドすることが不可能なのは残念ポイント。
(追記)全てのドリンクホルダーは500ml〜の紙パック飲料不可のため評価減。ダッシュボード横のホルダーは、一見して形状が四角形で入りそうだが写真の通り入らず。ここまで四角にしたのなら入れるようにすればいいのに。それから今流行りの600mlペットボトルはかなり窮屈で、しっかり底まで入れないとすっぽ抜ける。700mlタイプは試していないが、下手をすると入らない可能性もある。機能性云々ではなく、デザインありきで設計したようなドリンクホルダーは残念ポイントである。
【走行性能等】
モーターならではの高い応答性と太いトルクが秀逸。i-DCDのヴェゼルハイブリッドからの乗り換えだったが、ヴェゼルより車重が重いはずなのに、静けさ、振動の吸収性、加速力、アクセルレスポンス、居住性、同乗者の酔いにくさ、全てにおいて2クラスぐらい上に感じる。試乗ではじめて「おっ」と思わず口走ったぐらいだ。特に街中では、右折待ちからの発進時にしっかり加速ができ、大排気量車に乗っている時のような安心感があって良い。
パフォーマンスダンパーの違いについてもハッキリ感じられた。試乗ではガソリン車とe:HEVの乗り比べだったので、e:HEV専用サスの恩恵も多少あるだろうが、それでも荒れた路面やマンホール乗り上げの突き上げや細かい振動が驚くほど少なくなった印象を受けた。
【その他】
ナビは純正のMOPを付けたが、リアカメラはヴェゼルより画質が悪く狭角だった。試乗したガソリン車には9インチのDOPのナビがついていたが、やはり画質が悪かったので、カメラは共通だと思われる。狭角で解像度が悪いため後退出庫サポートはほぼ「おまけ」程度に成り下がっている。
【総括】
「ステップワゴンは値段が高い」と言われるが、仕上がりが良く、値段とのバランスは良いと思った。動力面では、184ps/32.1kgmのスペックなので、アルファード/ヴェルファイアとノア/ヴォクの中間に位置するクラスと表現した方が良い。
Mクラスミニバンを購入検討する場合、クルマになにを求めるかで車種選びを行なうべきだと思う。具体的には、ミニバンに加速力や同乗者の酔いにくさなど「走りの質」を最も求めるならステップワゴン(特にe:HEV)を。「エクステリアのスタイリングや実用燃費、リセールバリュー」を求めるならノア/ヴォクシー一択である。また室内のシートアレンジやUSBのジャックなど、室内ユーティリティを求めるならセレナに軍配が上がる。さらに駆動性能や3列目の居住性を最も重視したいなら、デリカD:5の右に出るミニバンはないと思う。
我が家は妻が酔いやすいため、ステップワゴン一択だったが、「乗り心地が良い」と高評価だし、運転者である私自身も運転が楽しかった。予約ロックがないなど、子育て世代の実用面では他車に比べイマイチな点はあるが、概ね満足している。
- 乗車人数
- 4人
- 使用目的
- 通勤・送迎
- 買い物
- レジャー
- 頻度
- 毎日
- 重視項目
- ファミリー
- 快適性
- エコ
- その他
- レビュー対象車
- 新車
- 購入時期
- 2020年10月
- 購入地域
- 長野県
- 新車価格
- 364万円
- 本体値引き額
- 30万円
- オプション値引き額
- 10万円
※値引き額は参考値ですので、詳細は各ディーラーにお問合せください。
参考になった29人(再レビュー後:6人)
2020年10月27日 04:47 [1381418-1]
満足度 | 4 |
---|
エクステリア | 5 |
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インテリア | 4 |
エンジン性能 | 5 |
走行性能 | 5 |
乗り心地 | 5 |
燃費 | 3 |
価格 | 4 |
【概要】
1000km走って平均燃費16.5km/L。値段面ではコスト高に感じるが、乗れば分かる快適性と上質性がある。V6 3.0並の加速性能と静けさ。室内シートのアレンジ性が他車に比べ劣る。日常面では、フラットになる3列目と「わくわくゲート」の利便性が抜群に良い。リアの非対称デザインの食わず嫌いで検討リストから外すのはかなり勿体ない。売れない理由は「わくわくゲート」のアピール力のなさとホンダの下手くそなプロモーションに尽きる。
【エクステリアについて】
左右非対称デザインが個人的にネックだったが、ダーク系色だとあまり気にならなかった。白を選ぶ場合、純正リアガーニッシュを付けると多少軽減される。ただしお値段2万円。高すぎ。「わくわくゲート」は見たくれが悪いが使い勝手は最高。ステップワゴンユーザーのほとんどが選ぶのも納得。リアガラスが2分割となりバックミラーに縦枠が映るが、慣れてしまえば全く気にならない。日常的に後部ドアから荷物を後部座席に置くことが多い人なら間違いなく「わくわくゲート」はつけた方が良い。リアゲート開けたらトランクルームから荷物がコロコロ…などという事態も軽減されると思う。
【インテリアについて】
不満点が2箇所。本革シートと抱き合わせの1500W電源と、雨滴感知オートワイパーの未装備。本革シートと1500W電源をセットオプションとしたのは理解に苦しむ。シート材質と電気系統に技術的になんの関連もないだろうし、災害時に空間的なアドバンテージがあるミニバンにもかかわらず、大容量電源装備を単独で選べないのはかなりキツい。さらに乗り出し400万円クラスにもかかわらず、雨滴感知オートワイパーが搭載されていないのは閉口。オートライトもホンダセンシングもあるのだから、これぐらいはしっかりつけて欲しい。新しいファブテクトのシートは十分柔らかく乗り心地が良い。あまりホールド性はないが個人的には背もたれ部のサポートが十分あったので、気にならなかった。フルフラットに収納できるシートは後部で子供を立ったまま着替えさせるのには最適。跳ね上げ式だとたまに突起部に頭をぶつけたり悪戯したりがあるが、フラットにするとそれがなくて良かった。
セレナやノア\ヴォクのようなロングスライドがないため、助手席から2列目を見たり、2列目を大きく後ろにスライドすることが不可能なのは残念ポイント。
【走行性能等】
モーターならではの高い応答性と太いトルクが秀逸。i-DCDのヴェゼルハイブリッドからの乗り換えだったが、ヴェゼルより車重が重いはずなのに、静けさ、振動の吸収性、加速力、アクセルレスポンス、居住性、同乗者の酔いにくさ、全てにおいて2クラスぐらい上に感じる。試乗ではじめて「おっ」と思わず口走ったぐらいだ。特に街中では、右折待ちからの発進時にしっかり加速ができ、大排気量車に乗っている時のような安心感があって良い。
パフォーマンスダンパーの違いについてもハッキリ感じられた。試乗ではガソリン車とe:HEVの乗り比べだったので、e:HEV専用サスの恩恵も多少あるだろうが、それでも荒れた路面やマンホール乗り上げの突き上げや細かい振動が驚くほど少なくなった印象を受けた。
【その他】
ナビは純正のMOPを付けたが、リアカメラはヴェゼルより画質が悪く狭角だった。試乗したガソリン車には9インチのDOPのナビがついていたが、やはり画質が悪かったので、カメラは共通だと思われる。狭角で解像度が悪いため後退出庫サポートはほぼ「おまけ」程度に成り下がっている。
【総括】
「ステップワゴンは値段が高い」と言われるが、仕上がりが良く、値段とのバランスは良いと思った。動力面では、184ps/32.1kgmのスペックなので、アルファード/ヴェルファイアとノア/ヴォクの中間に位置するクラスと表現した方が良い。
Mクラスミニバンを購入検討する場合、クルマになにを求めるかで車種選びを行なうべきだと思う。具体的には、ミニバンに加速力や同乗者の酔いにくさなど「走りの質」を最も求めるならステップワゴン(特にe:HEV)を。「エクステリアのスタイリングや実用燃費、リセールバリュー」を求めるならノア/ヴォクシー一択である。また室内のシートアレンジやUSBのジャックなど、室内ユーティリティを求めるならセレナに軍配が上がる。さらに駆動性能や3列目の居住性を最も重視したいなら、デリカD:5の右に出るミニバンはないと思う。
我が家は妻が酔いやすいため、ステップワゴン一択だったが、「乗り心地が良い」と高評価だし、運転者である私自身も運転が楽しかった。予約ロックがないなど、子育て世代の実用面では他車に比べイマイチな点はあるが、概ね満足している。
- 乗車人数
- 4人
- 使用目的
- 通勤・送迎
- 買い物
- レジャー
- 頻度
- 毎日
- 重視項目
- ファミリー
- 快適性
- エコ
- その他
- レビュー対象車
- 新車
- 購入時期
- 2020年10月
- 購入地域
- 長野県
- 新車価格
- 364万円
- 本体値引き額
- 30万円
- オプション値引き額
- 10万円
※値引き額は参考値ですので、詳細は各ディーラーにお問合せください。
参考になった23人
「ステップワゴン スパーダ ハイブリッド 2017年モデル」の新着レビュー
レビュータイトル | 満足度 | 投稿日時 |
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2021年1月6日 20:40 |
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2020年12月29日 00:07 |
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2020年12月19日 20:01 |
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2020年12月18日 13:04 |
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2020年9月27日 13:20 |
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2020年9月12日 01:04 |
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2020年8月26日 20:11 |
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2020年6月17日 04:51 |
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2020年4月30日 16:46 |
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2020年4月22日 11:43 |
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