霧ヶ峰 MSZ-FZ6318S
- 温度変化を予測する「先読み運転」に対応したエアコン。大型のリビングなどに適したプレミアムモデル「FZシリーズ」の2018年度モデル。
- 1人ひとりの体感温度を予測する「ムーブアイmirA.I.(ミライ)」を搭載。「パーソナルツインフロー」で、1人ひとりにあわせて風を送る。
- 天井にたまりがちな暖かい空気を循環させて再利用する「サーキュレーターモード」を搭載。

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評価項目 | 投票平均 | カテゴリ平均 | 項目別ランキング |
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デザイン![]() ![]() |
無評価 | 4.15 | -位 |
使いやすさ![]() ![]() |
無評価 | 4.25 | -位 |
パワー![]() ![]() |
無評価 | 4.37 | -位 |
静音性![]() ![]() |
無評価 | 3.92 | -位 |
サイズ![]() ![]() |
無評価 | 3.98 | -位 |
除菌・消臭![]() ![]() |
無評価 | 3.84 | -位 |
- ※「投票平均」(「満足度」含む)および「カテゴリ平均」は、全投票の単純平均ではなく、独自の集計方法で算出しております
- ※「カテゴリ平均」より「投票平均」が高い項目は、黄色に塗られております
プロフィールライター・編集者。家電評論家。ウェルビーイング研究家/プランナー/プロデューサー。
書籍編集者、雑誌記者・編集者を経て、2004年にセミリタイアと称して渡仏。以降、現地にて言語を学ぶ傍ら、フリーランスで日本のメディア向けの取材活動、…続きを読む
2017年12月30日 00:08 [1090948-1]
満足度 | 4 |
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デザイン | 4 |
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使いやすさ | 5 |
パワー | 4 |
静音性 | 無評価 |
サイズ | 3 |
除菌・消臭 | 無評価 |
※プロフェッショナルレビューは「投票平均」(「満足度」含む)および「カテゴリ平均」の集計には含まれません。
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「ムーブアイmirA.I.」センサー |
室外機(内部構造) |
取り外し可能な「フィルターおそうじメカ」 |
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前面パネルやフラップも取り外して通風路の中までお掃除可能 |
室内機内部の熱交換器 |
室内機の制御部 |
三菱電機のルームエアコン「霧ヶ峰」のフラッグシップ「FZシリーズ」の2018年モデル。8月に行われた記者発表会を取材。
霧ヶ峰のフラッグシップと言えば、「ムーブアイ」と呼ばれるセンサーによる高度なセンシング技術で人の居場所やエリアごとの温度などを見分けて快適な運転と送風制御を行うのが特長。この技術は年々進化してきたが、新製品では人工知能(AI)を融合し「ムーブアイmirA.I.」に進化。センシング技術とAIを組み合わせることで、独自のアルゴリズムから住宅の性能まで見分けられるようになった。
メーカーによると、外気温や日射条件が同じでも、断熱性や気密性といった住宅性能の違いで室温への影響は左右される。これをセンシング技術とAIにより判定し、少し先の体感温度を予測して先回りした最適な自動運転を行う。従来のエアコンが温度低下など不快な要素を検知してからそれをリカバリーするための運転制御を行うのに対して、新製品では後に発生しそうな状況を予想して、事前に対処をすることで常に快適な環境を実現する。
以上が理論上の説明だが、実際のところは手に取るように違いがわかるものではなく、エアコンの最新技術としてはかなり高次元の話になる。
一方、もう少しわかりやすい進化点としては、「Active Switch Compressor」と呼ばれる新技術を採用。エアコンの室外機で重要な役割を果たす圧縮機に採用された技術だが、世界で初めて2種類のDCモーター結線を搭載。圧縮機というのは一般にハイパワー運転時と安定運転時で効率のよいモーターの回転数が異なるが、2種類のモーター結線によりそれぞれ効率の良い運転に切り替えることが可能になった。住宅性能の改善により、エアコンの運転は設定温度に到達後の安定運転が長時間化する傾向にあるが、モーターの回転数を切り替えられることにより電力ロスを防いで省エネ化するメリットがあるという。
その他自動フィルターお掃除機能などは継続。前面パネルや後フラップ、お掃除機能のユニットなどの外観パーツは取り外しができ、フッ素粒子と親水性被膜をナノレベルで配合した独自の「ハイブリッドナノコーティング」を室内機の熱交換器やファン、通風路に施し、内部の清潔性を保てる。
エアコンが人工知能のレベルまで進化すると、その恩恵による快適性や利便性はもはや頭で理解できる次元を超えている。最先端であることに違いはないが、手に取って利便性や性能がわかる"機能"的なものではないため、評価がしがたいというのが正直な感想だ。
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