『静粛性や低発熱性に優れた高コストパフォーマンスのHDDだが?』 SEAGATE ST4000DM004 [4TB SATA600 5400] 鬼の爪さんのレビュー・評価

2017年 7月14日 発売

ST4000DM004 [4TB SATA600 5400]

  • 容量4TBの3.5インチHDD。
  • 多用途な「BarraCuda」シリーズに属している。キャッシュは256MB。
  • 2TBプラッタを採用したことで、従来モデルより厚さや消費電力が減少している。
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容量:4TB 回転数:5400rpm キャッシュ:256MB インターフェイス:Serial ATA600 書き込み方式:SMR ST4000DM004 [4TB SATA600 5400]のスペック・仕様

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ST4000DM004 [4TB SATA600 5400]SEAGATE

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書込速度1
転送速度4
静音性5
耐久性無評価
静粛性や低発熱性に優れた高コストパフォーマンスのHDDだが?

CrystalDiskInfo 7.1.1 x64 - USB3.0

FromHDDtoSSD Ver2.1 - USB3.0

CrystalDiskMark 5.2.2 x64 - USB3.0

★★大容量ファイルの書き込み性能について追記します。(2017/12/14)

本HDD(ST4000DM004)は「シングル磁気記録SMR(Shingled Magnetic Recording)方式」を採用しているため、大容量ファイルを連続して書き込むとまったく性能が出ません!

何と、“30MB/s”という低レベルです!

256MBの大容量キャッシュもまったく用をなしません。

ビデオファイルのアーカイブに使用する場合には注意が必要です。

--------------------------------------------------------------------
★掲載したCrystalDiskMarkのベンチマークを取り違えていましたので正しいものに差し替えます。(2017/09/29)
--------------------------------------------------------------------

2プラッターで4TBを実現したSeagateのHDD“ST4000DM004”を初めて使用して気がついいたことをまとめてみます。

以下、順不同です。

【振動・騒音】★追記
SeagateのHDDというと加工精度が低いため回転振動が大きく振動音も発生するという経験上の先入観があったのですが、このHDDはほとんど振動が発生せず予想が外れました。

「5,900RPM」という回転数(仕様)もさることながら、「2プラッター」構成になり回転系質量が小さくなったことが加工精度の影響を吸収している気がします。

この2プラッター化により本体の重量が「610g」から「490g」へと前モデルから「約20%」軽量化されています。

また、ランダムアクセス時のヘッドのシーク音もほとんど聞こえないというレベルで至って静粛です。
東芝の4TBのHDD“MD04ACA400”や、5TBの“MD04ACA500”と比較すると雲泥の差です。

冷却用に傍に設置したケースFANの動作音しか聞こえません。


【発熱】
本HDDを外付けHDDスタンド(HDDクレードル)に裸で立て、ケースFAN(約800RPMの弱風)で冷却した状態で、ローレベルライトとローレベルリードを十数時間連続で実行したときの“CrystalDiskInfo 7.1.1 x64”で計測した温度は「33℃(室温27℃)」と極めて低発熱です。


【初期化時間】
本HDDをUSB3.0接続の外付けHDDスタンド(HDDクレードル)に入れて初期化を行った際の処理時間は下記のとおりです。

@ローレベルフォーマット(“Low Level Format Tool”を使用):約7時間35分
Aローレベルリードチェック(“From HDD to SSD”を使用)  :約7時間35分

なお、ローレベルフォーマットはファイルシステムを介さない全セクタを対象とした直接書込みチェックで、ローレベルリードチェックは同じくファイルシステムを介さない全セクタを対象とした直接読み出しチェックのことです。

【連続リード速度】★追記
連続してデータを読み出した時のリード速度は「最外周で186MB/s」、「最内周で86MB/s」でした。
添付図を参照ください。

USB3.0接続で“FromHDDtoSSD Ver2.1”を使った実測値です。


【リード/ライト性能】★追記
“CrystalDiskMark 5.2.2 x64”を用いたベンチマークのテスト結果は添付の通りです。
テストは本HDDをUSB3.0接続の外付けHDDスタンド(HDDクレードル)に入れて行っています。

5,900RPMという回転数にもかかわらず、「180MB/s」という高いシーケンシャル・リード/ライト性能が得られるのは、4TBを2プラッターに詰め込んだ記録密度の高さによるものと思います。

なお、“CrystalDiskInfo 7.1.1 x64”に表示される回転数は「5,425RPM」で仕様値「5,900RPM」より「約10%」低い値になっています。
この値は、アイドル時でも連続読み出し時でも変わりません。

また、キャッシュの容量が「64MB」から「256MB」へと前モデルの「4倍」になった効果については未調査です。


【省電力機能】★追記2
本HDDには省電力機能、いわゆる“APM(Advanced Power Management)機能”が搭載されていて、一定時間アクセスがない時にヘッドを退避させディスクの回転を停止させて消費電力を抑える機能が搭載されています。

このAPM機能は、S.M.A.R.T.ツール“CrystalDiskInfo 7.1.1 x64”でON/OFFでき、ONにすると消費電力レベルを最小「0x01(スタンバイあり)」から最大パフォーマンス「0xFE(スタンバイなし)」まで連続的に設定することができます。
機能 → 上級者向け機能 → AAM/APM設定、からアクセスできます。


【本体形状】
2プラッターになったことで、HDD本体の厚さが前モデルの「26mm」から「20mm」へと薄くなったため、外付け用HDDスタンド(HDDクレドール)に差し込んで使用する際、スロットカバーに引っ掛かって抜けなくなるという問題がでました。
このとき、HDD本体に添えるように割り箸をスロットへ差し込んで、割り箸と一緒にHDDを抜き出すことでスムーズに取り出すことができました。


【その他】
「2年間のメーカー保証」付きです。


まとめると、静粛性や低発熱性、コストパフォーマンスを求めるユーザーには魅力的なHDDと思います。

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静粛性や低発熱性に優れた高コストパフォーマンスのHDD

CrystalDiskInfo 7.1.1 x64 - USB3.0

FromHDDtoSSD Ver2.1 - USB3.0

CrystalDiskMark 5.2.2 x64 - USB3.0

★掲載したCrystalDiskMarkのベンチマークを取り違えていましたので正しいものに差し替えます。(2017/09/29)
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2プラッターで4TBを実現したSeagateのHDD“ST4000DM004”を初めて使用して気がついいたことをまとめてみます。

以下、順不同です。

【振動・騒音】★追記
SeagateのHDDというと加工精度が低いため回転振動が大きく振動音も発生するという経験上の先入観があったのですが、このHDDはほとんど振動が発生せず予想が外れました。

「5,900RPM」という回転数(仕様)もさることながら、「2プラッター」構成になり回転系質量が小さくなったことが加工精度の影響を吸収している気がします。

この2プラッター化により本体の重量が「610g」から「490g」へと前モデルから「約20%」軽量化されています。

また、ランダムアクセス時のヘッドのシーク音もほとんど聞こえないというレベルで至って静粛です。
東芝の4TBのHDD“MD04ACA400”や、5TBの“MD04ACA500”と比較すると雲泥の差です。

冷却用に傍に設置したケースFANの動作音しか聞こえません。


【発熱】
本HDDを外付けHDDスタンド(HDDクレードル)に裸で立て、ケースFAN(約800RPMの弱風)で冷却した状態で、ローレベルライトとローレベルリードを十数時間連続で実行したときの“CrystalDiskInfo 7.1.1 x64”で計測した温度は「33℃(室温27℃)」と極めて低発熱です。


【初期化時間】
本HDDをUSB3.0接続の外付けHDDスタンド(HDDクレードル)に入れて初期化を行った際の処理時間は下記のとおりです。

@ローレベルフォーマット(“Low Level Format Tool”を使用):約7時間35分
Aローレベルリードチェック(“From HDD to SSD”を使用)  :約7時間35分

なお、ローレベルフォーマットはファイルシステムを介さない全セクタを対象とした直接書込みチェックで、ローレベルリードチェックは同じくファイルシステムを介さない全セクタを対象とした直接読み出しチェックのことです。

【連続リード速度】★追記
連続してデータを読み出した時のリード速度は「最外周で186MB/s」、「最内周で86MB/s」でした。
添付図を参照ください。

USB3.0接続で“FromHDDtoSSD Ver2.1”を使った実測値です。


【リード/ライト性能】★追記
“CrystalDiskMark 5.2.2 x64”を用いたベンチマークのテスト結果は添付の通りです。
テストは本HDDをUSB3.0接続の外付けHDDスタンド(HDDクレードル)に入れて行っています。

5,900RPMという回転数にもかかわらず、「180MB/s」という高いシーケンシャル・リード/ライト性能が得られるのは、4TBを2プラッターに詰め込んだ記録密度の高さによるものと思います。

なお、“CrystalDiskInfo 7.1.1 x64”に表示される回転数は「5,425RPM」で仕様値「5,900RPM」より「約10%」低い値になっています。
この値は、アイドル時でも連続読み出し時でも変わりません。

また、キャッシュの容量が「64MB」から「256MB」へと前モデルの「4倍」になった効果については未調査です。


【省電力機能】★追記2
本HDDには省電力機能、いわゆる“APM(Advanced Power Management)機能”が搭載されていて、一定時間アクセスがない時にヘッドを退避させディスクの回転を停止させて消費電力を抑える機能が搭載されています。

このAPM機能は、S.M.A.R.T.ツール“CrystalDiskInfo 7.1.1 x64”でON/OFFでき、ONにすると消費電力レベルを最小「0x01(スタンバイあり)」から最大パフォーマンス「0xFE(スタンバイなし)」まで連続的に設定することができます。
機能 → 上級者向け機能 → AAM/APM設定、からアクセスできます。


【本体形状】
2プラッターになったことで、HDD本体の厚さが前モデルの「26mm」から「20mm」へと薄くなったため、外付け用HDDスタンド(HDDクレドール)に差し込んで使用する際、スロットカバーに引っ掛かって抜けなくなるという問題がでました。
このとき、HDD本体に添えるように割り箸をスロットへ差し込んで、割り箸と一緒にHDDを抜き出すことでスムーズに取り出すことができました。


【その他】
「2年間のメーカー保証」付きです。


まとめると、静粛性や低発熱性、コストパフォーマンスを求めるユーザーには魅力的なHDDと思います。

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2プラッターで4TBを実現したSeagateのHDD“ST4000DM004”を初めて使用して気がついいたことをまとめてみます。

以下、順不同です。

【振動・騒音】★追記
SeagateのHDDというと加工精度が低いため回転振動が大きく振動音も発生するという経験上の先入観があったのですが、このHDDはほとんど振動が発生せず予想が外れました。

「5,900RPM」という回転数(仕様)もさることながら、「2プラッター」構成になり回転系質量が小さくなったことが加工精度の影響を吸収している気がします。

この2プラッター化により本体の重量が「610g」から「490g」へと前モデルから「約20%」軽量化されています。

また、ランダムアクセス時のヘッドのシーク音もほとんど聞こえないというレベルで至って静粛です。
東芝の4TBのHDD“MD04ACA400”や、5TBの“MD04ACA500”と比較すると雲泥の差です。

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【発熱】
本HDDを外付けHDDスタンド(HDDクレードル)に裸で立て、ケースFAN(約800RPMの弱風)で冷却した状態で、ローレベルライトとローレベルリードを十数時間連続で実行したときの“CrystalDiskInfo 7.1.1 x64”で計測した温度は「33℃(室温27℃)」と極めて低発熱です。


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なお、ローレベルフォーマットはファイルシステムを介さない全セクタを対象とした直接書込みチェックで、ローレベルリードチェックは同じくファイルシステムを介さない全セクタを対象とした直接読み出しチェックのことです。

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連続してデータを読み出した時のリード速度は「最外周で186MB/s」、「最内周で86MB/s」でした。
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“CrystalDiskMark 5.2.2 x64”を用いたベンチマークのテスト結果は添付の通りです。
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5,900RPMという回転数にもかかわらず、「180MB/s」という高いシーケンシャル・リード/ライト性能が得られるのは、4TBを2プラッターに詰め込んだ記録密度の高さによるものと思います。

なお、“CrystalDiskInfo 7.1.1 x64”に表示される回転数は「5,425RPM」で仕様値「5,900RPM」より「約10%」低い値になっています。
この値は、アイドル時でも連続読み出し時でも変わりません。

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【省電力機能】★追記2
本HDDには省電力機能、いわゆる“APM(Advanced Power Management)機能”が搭載されていて、一定時間アクセスがない時にヘッドを退避させディスクの回転を停止させて消費電力を抑える機能が搭載されています。

このAPM機能は、S.M.A.R.T.ツール“CrystalDiskInfo 7.1.1 x64”でON/OFFでき、ONにすると消費電力レベルを最小「0x01(スタンバイあり)」から最大パフォーマンス「0xFE(スタンバイなし)」まで連続的に設定することができます。
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【本体形状】
2プラッターになったことで、HDD本体の厚さが前モデルの「26mm」から「20mm」へと薄くなったため、外付け用HDDスタンド(HDDクレドール)に差し込んで使用する際、スロットカバーに引っ掛かって抜けなくなるという問題がでました。
このとき、HDD本体に添えるように割り箸をスロットへ差し込んで、割り箸と一緒にHDDを抜き出すことでスムーズに取り出すことができました。


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SeagateのHDDというと加工精度が低いため回転振動が大きく振動音も発生するという経験上の先入観があったのですが、このHDDはほとんど振動が発生せず予想が外れました。

「5,900RPM」という回転数(仕様)もさることながら、「2プラッター」構成になり回転系質量が小さくなったことが加工精度の影響を吸収している気がします。

この2プラッター化により本体の重量が「610g」から「490g」へと前モデルから「約20%」軽量化されています。

また、ランダムアクセス時のヘッドのシーク音もほとんど聞こえないというレベルで至って静粛です。
東芝の4TBのHDD“MD04ACA400”や、5TBの“MD04ACA500”と比較すると雲泥の差です。

冷却用に傍に設置したケースFANの動作音しか聞こえません。


【発熱】
本HDDを外付けHDDスタンド(HDDクレードル)に裸で立て、ケースFAN(約800RPMの弱風)で冷却した状態で、ローレベルライトとローレベルリードを十数時間連続で実行したときの“CrystalDiskInfo 7.1.1 x64”で計測した温度は「33℃(室温27℃)」と極めて低発熱です。


【初期化時間】
本HDDをUSB3.0接続の外付けHDDスタンド(HDDクレードル)に入れて初期化を行った際の処理時間は下記のとおりです。

@ローレベルフォーマット(“Low Level Format Tool”を使用):約7時間35分
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なお、ローレベルフォーマットはファイルシステムを介さない全セクタを対象とした直接書込みチェックで、ローレベルリードチェックは同じくファイルシステムを介さない全セクタを対象とした直接読み出しチェックのことです。

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連続してデータを読み出した時のリード速度は「最外周で186MB/s」、「最内周で86MB/s」でした。
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5,900RPMという回転数にもかかわらず、「180MB/s」という高いシーケンシャル・リード/ライト性能が得られるのは、4TBを2プラッターに詰め込んだ記録密度の高さによるものと思います。

なお、“CrystalDiskInfo 7.1.1 x64”に表示される回転数は「5,425RPM」で仕様値「5,900RPM」より「約10%」低い値になっています。
この値は、アイドル時でも連続読み出し時でも変わりません。

また、キャッシュの容量が「64MB」から「256MB」へと前モデルの「4倍」になった効果については未調査です。


【本体形状】
2プラッターになったことで、HDD本体の厚さが前モデルの「26mm」から「20mm」へと薄くなったため、外付け用HDDスタンド(HDDクレドール)に差し込んで使用する際、スロットカバーに引っ掛かって抜けなくなるという問題がでました。
このとき、HDD本体に添えるように割り箸をスロットへ差し込んで、割り箸と一緒にHDDを抜き出すことでスムーズに取り出すことができました。


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まとめると、静粛性や低発熱性、コストパフォーマンスを求めるユーザーには魅力的なHDDと思います。

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CrystalDiskMark 5.2.2 x64

 

2プラッターで4TBを実現したSeagateのHDD“ST4000DM004”を初めて使用して気がついいたことをまとめてみます。

以下、順不同です。

【振動・騒音】
SeagateのHDDというと加工精度が低いため回転振動が大きく振動音も発生するという経験上の先入観があったのですが、このHDDはほとんど振動が発生せず予想が外れました。

「5,900RPM」という回転数(仕様)もさることながら、「2プラッター」構成になり回転系質量が小さくなったことが加工精度の影響を吸収している気がします。

この2プラッター化により本体の重量が「610g」から「490g」へと前モデルから「約20%」軽量化されています。

また、ランダムアクセス時のヘッドのシーク音もほとんど聞こえないというレベルで至って静粛です。
東芝の4TBのHDD“MD04ACA400”と比較すると雲泥の差です。

冷却用に傍に設置したケースFANの動作音しか聞こえません。


【発熱】
本HDDを外付けHDDスタンド(HDDクレードル)に裸で立て、ケースFAN(約800RPMの弱風)で冷却した状態で、ローレベルライトとローレベルリードを十数時間連続で実行したときの“CrystalDiskInfo 7.1.1 x64”で計測した温度は「33℃(室温27℃)」で極めて低発熱です。


【初期化時間】
本HDDをUSB3.0接続の外付けHDDケースに入れて初期化を行った際の処理時間は下記のとおりです。

@ローレベルフォーマット(“Low Level Format Tool”を使用):約7時間35分
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なお、ローレベルフォーマットはファイルシステムを介さない全セクタを対象とした直接書込みチェックで、ローレベルリードチェックは同じくファイルシステムを介さない全セクタを対象とした直接読み出しチェックのことです。


【リード/ライト性能】
“CrystalDiskMark 5.2.2 x64”を用いたベンチマークのテスト結果は添付の通りです。
テストは本HDDをUSB3.0接続の外付けHDDケースに入れて行っています。

5,900RPMという回転数にもかかわらず、「180MB/s」という高いシーケンシャル・リード/ライト性能が得られるのは、4TBを2プラッターに詰め込んだ記録密度の高さによるものと思います。

なお、“CrystalDiskInfo 7.1.1 x64”に表示される回転数は「5,425RPM」で仕様値「5,900RPM」より「約10%」低い値になっています。

また、キャッシュの容量が「64MB」から「256MB」へと前モデルの「4倍」になった効果については未調査です。


【本体形状】
2プラッターになったことで、HDD本体の厚さが前モデルの「26mm」から「20mm」へと薄くなったため、外付け用HDDスタンド(HDDクレドール)に差し込んで使用する際、スロットカバーに引っ掛かって抜けなくなるという問題がでました。
このとき、HDD本体に添えるように割り箸をスロットへ差し込んで、割り箸と一緒にHDDを抜き出すことでスムーズに取り出すことができました。


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