大清快 RAS-C225DRH
- 強力集じんパワーで、冷房・暖房しながら空気洗浄する「プラズマ空清」搭載の冷暖房エアコン。C-DRHシリーズの2017年モデル。
- ボタンひとつで、扇風機並みの小電力を実現する「節電運転」に対応。
- エアコン内部を自動で掃除し清潔を保てる「プレミアムクリーン」機能を搭載。
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2018年5月20日 09:23 [1129092-1]
| 満足度 | 5 |
|---|
| デザイン | 3 |
|---|---|
| 使いやすさ | 5 |
| パワー | 5 |
| 静音性 | 5 |
| サイズ | 4 |
| 除菌・消臭 | 5 |
自身にとって、数多あるエアコンの機種選定は簡単です。仕様をみて、出力可変範囲の下限値を確認、もっとも低いクラスの機種をピックアップし、あとは部屋のサイズに応じて機種を決めるだけでオシマイ、いま下限値が低いのは東芝しか見当たらないので、一択でした。今回同時に、RAS-C285DRHも買いました。
【エアコン選定の勘所】
エアコンの大半がインバーター式になり、冷房/暖房能力を、ボリュームを回すように変化させて、設定した温度になるように制御するようになりました。ここでテレビなどのボリュームと違うのは、エアコンの出力はゼロにはできないということです。より下限値を低くするには、それなりのコストと技術力が求められます。
快適性、省エネ性考慮するとここが一番大事なのですが、玄人にしかウケにくい部分なので、あまり表に出てこない悲しさがあるのでしょう。がんばっているメーカーは、知る限りでは東芝と、消えてしまった三洋しかありませんでした。
前置きが長くなりましたが、通常は下限値が0.4kwのところ、このエアコンは0.2kwまで「下が粘る」ため、夜間や機密性のいいマンションなどで、それほど能力が必要なくなったときに、on/offを繰り返すという動作( on/off制御といいます) に陥ることが少なく、そのようなシーンでも温度変化が少なく快適な室内温度を保ちます。(on/off制御は暑くなったり寒くなったりの繰り返しになります)
前述の通り、下まで粘るエアコンは割高ですが、エアコンは耐用年数10年ですから、
【省エネ性】
下が粘るので、on/off制御に陥り、エアコンがついたり切れたりということになりにくく、0.2kwで運転しているときの消費電力は仕様によると45W程度と扇風機なみ。
それであれば、安心して付けっぱなしにできます。そして、春秋の、「ちょっと寒い」「ちょっと暑い」というときに、扇風機感覚で気軽に使用できる利点もあります。
【暖房の実能力】
暖房運転で、外気温が低いときに運転開始すると、初めのうちは室外機が凍結して、解凍動作に入り、しばらく寒いという経験をもった方は多いと思います。
この手のエアコンは室外機が同クラスと比較して大きく、大きい室外機は経験的に凍結しづらいので、凍結により運転中断する時間も短いはずです。
同社比較でも、同能力のエアコンの室外機重量が約20kg、本機が約30kgです。
エアコンの室外機が大きいと、冷却ファンの直径が大きいことも多く、回転数を下げられるので、室外騒音の点でも有利なことが多いです。
【温度設定】
ふつう1℃刻みの設定ですが、本機は0.5℃なのが、快適性に大きく寄与します。
「26℃だと寒い、27℃だとちょっと暑い」というような経験をお持ちの方も多いと思いますが、そのような悩みを解消してくれます。
クルマでも上級車種のエアコンの多くは0.5℃刻みなので、0.5℃刻みあたりが、使いやすい設定の刻みなのだと思います。
【その他の機能】
極端にいうと、「下が粘るエアコンなら、それ以外の機能はどうでもいい」というスタンスなので、気にしません。一方で、「それ以外の機能」をアピールするほうが、一般ウケがいいので、そちらに注力してしまうメーカーさんが多い印象ですね。
【総評】
下が粘るエアコンを取り付けた室内で、静々と空調が効いているというのは、感覚的にも空気感が自然で、エアコンを使用しているという感覚が薄れてきます。それくらい効果があるので、興味を持った方は一度試してみてください。(断熱性の良い部屋に限る)
東芝が今後もこのようなエアコンを作り続けてくれることを祈るばかりです。何せ、他社製で替えが効きませんから。
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