Core i9 7900X レビュー・評価

2017年 5月30日 登録

Core i9 7900X

  • 10コア20スレッドで動作する、ソケットLGA2066対応CPU。基本クロックは3.3GHz、最大クロックは4.3GHz、TDPは140W。
  • シングルスレッドのパフォーマンスを15%以上向上させる「ターボ・ブースト・マックス・テクノロジー3.0」を搭載。
  • 「インテル 64 アーキテクチャー」に対応し、物理メモリーと仮想メモリーで4GB以上のアドレス空間が利用できる。
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画像提供:Amazon.co.jp

最安価格(税込):

¥51,000

(前週比:±0 ) 価格推移グラフ

価格帯:¥51,000¥51,000 (1店舗) メーカー希望小売価格:¥―

プロセッサ名:Core i9 7900X/(Skylake-X) 世代・シリーズ:第7世代 Core プロセッサー クロック周波数:3.3GHz ソケット形状:LGA2066 Core i9 7900Xのスペック・仕様

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Core i9 7900Xインテル

最安価格(税込):¥51,000 (前週比:±0 ) 登録日:2017年 5月30日

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Core i9 7900X のユーザーレビュー・評価

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満足度:4.79
(カテゴリ平均:4.68
集計対象5件 / 総投稿数5
  1. 3 0%
  2. 2 0%
  3. 1 0%
評価項目 投票平均 カテゴリ平均 項目別ランキング
処理速度 処理速度は速いか 4.69 4.56 -位
安定性 安定して動作するか 5.00 4.72 -位
省電力性 発熱は少ないか、バッテリを消耗しないか 2.32 4.25 -位
互換性 対応マザーボードは豊富か 3.54 4.41 -位
  • ※集計対象は通常レビューとキャンペーンレビューです。プロレビュー・モニターレビューは集計対象から除外しています
  • ※「カテゴリ平均」より「投票平均」が高い項目を黄色背景にしています

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満足度5
処理速度5
安定性5
省電力性2
互換性3

なかなかレビューが出てこないようですので、参考程度にどうぞ

【処理速度】
何かと比較されがちな実質的な前モデル・6950Xと比べましてもTurbo Boost Max 3.0(TBM3)のさらなる進化(1コア>2コアブースト)がいい感じです。組み合わせるマザーボードにもよるのでしょうが、「熱発生の余力を見極めて柔軟にブーストをかける動き方になっている」のには大変感心しました

ですがASUS RAMPAGE VI EXTREME(R6E)上での挙動ですので、ほかのマザーボードでどのような動き方を見せるのかは不明です。またSpeedShift技術もあわせて導入、Windows 10上で応答速度が改善し快適動作に寄与しています。というよりも、こちらを取り上げられていないのが意外です。特に目につくのは各種ソフトの起動速度あたり。普段使いでの恩恵が大きい部分でしょうに・・・

ほか、大容量Quad Channelでの検査が大変なMemTest86でも高速化を感じ取れたのは地味にすごいなと_〆(. .*

【安定性】
よく言われるサーマルスロットリング・・・熱暴走を避けるためにクロックダウンする仕様ですが、柔軟に動いているように見えて逆に安心しています。ヒートスプレッダを接合する素材がグリスになったと嘆かれるところではありますけど、その分熱に対するコアの制御はより賢くなっている印象です

過酷な動作条件(基本4.5GHz/AVX2・512時4.2GHz(-3倍)/キャッシュ2.4GHz>R6Eでの初期値)でも、一度もハングアップさせることなく長時間のエンコードを問題なく終えられていました(CPU温度は最大66度/Noctua NH-D15S+前に補助ファン追加(ツイン構成))

【省電力性】
14nmの物理特性云々・・・以前のお話です。フォローをしておきますと、定格動作のクロック自体がTurbo Boost 2.0で引き上げられていますので、そのクロック同士での比較(例えば4.2GHz全コアなど)をした場合の消費電力量という点では大差はない印象です

差がつきやすいのはその高負荷動作が「延々と続く」ような場合。TBM3の徒となる「高速動作」が悪循環を招きやすいのです。高クロックが過剰な熱量を伴わせ、コアの安定動作のために余分な電圧を必要としやすい状況へ収束する点にあるのかなと(安定しない>電圧増>安定しない・・・の螺旋)

よくTDPといわれたりする部分ですけど、最大消費電力量はおおよそ1.5〜2倍といわれていますのでストック時の動作では瞬間的に210〜280Wくらいでたりします。けれどこの程度は許容範囲内ということになるのでしょう

(ただし6950Xははんだ接続でそのあたりの挙動はマイルドでしたから、質を落としてこのような状況を招き評判を下げたのはいただけません。実にもったいないことです。そうであるならば、オーバークロックを商品で謳うのはやめられた方がよろしいかと。はんだバージョンやヒートスプレッダなしのタイプにでも分けて販売すれば、このクラスを検討される方です。どちらが人気なのかはすぐにわかるはず)

【互換性】
新しいLGA2066プラットフォームとなり、マザーボード側も上位機種は高速なインターフェースを備えたものが多くなりました。使用面では今後数年問題なく快適に利用できる土台が用意されました。今後こなれた製品が増えることに期待します。これ以上を望むとなると、PCI Express 4.0/5.0/DDR5が搭載される段階になるのでしょう

私の個体ではメモリーコントローラー、DDR4 4000MHz CL18が1.35Vでサクッと安定動作しています(G.Skill F4-4266C19D-16GTZR 2組)。規定の1.5倍もの速度で動かせるあたりは、さすがインテルさん。4200MHz以上を安定させるのは要求電圧も上がり、なかなか難しそうで玄人さん向けでしょう


【総評】
デビュー直後から「産廃、爆熱、超消費電力」とネガティブなイメージばかりがつきまとってしまい、せっかくライバルのAMDさんが出だしでコケた(ASKさん騒動)というのに話題にもならない?悲運なCPUとなってしまいました

ですが、本製品の性能自体は順当に前旗艦モデルのCore i7-6950X Processor Extreme Edition(20万円)をしのぐものとなっており、今回は記載時点でほぼ半値で購入できるとは・・・とても幸せな状況になっていますよ?と感じます

何より多コアモデルで弱点とされているシングルスレッド動作においてメインストリーム向けと遜色のない、むしろ最上位を狙える位置にもあるだなんてある意味革新的です。すなわちゲーマーさん、ストリーマーさんにもおすすめできるCPUになってはいるのです

これ以上のコア数はほぼクリエイター・・・制作者さん向けの領域となるため、一般ユーザーの中でもハイエンド志向の方。よりよいものを使ってみたいという方にとっては7900X、ベストバランスなCPUでしょう。おそらく大半の方は本製品を使い倒すことも大変なハズ


牙をむくのはあくまでオーバークロック動作(で常用すること)を狙う人だけ。定格動作でもTBM3/SpeedShift技術のおかげで俊敏なレスポンスを実現しており、6950Xよりもさらに進化していて好感が持てるところでした

言い換えるのならば、しっかりとした電源ユニットと冷却装置(最低でも大型ツインタワー空冷、オーバークロック動作を狙う人は簡易/カスタム水冷が必須です)、そしてそれを司るマザーボードの良さが問われるところとなりましょう

今回極めて印象的な現象も目の当たりにしましたので、R6E上での挙動ということでそちらの口コミに投稿しておきます。上記エンコード時の状況を含め、気になる方はご覧ください


ヒートスプレッダをはんだで接合しなかったことが心残りであり、発熱はひどいもののそれを抑制してパフォーマンスを引き出す遊び甲斐もあり、多コアモデルの使いこなしの難しさを思い知らされるetcetc...。自作ファンにとって十分魅力的な商品にまとまっていると感じます

6950Xの人が乗り換える意味はほとんどないでしょうが、5960X以前のモデルをお使いの方なら発熱さえ許容できれば十分検討に値する品でしょう('-'*)

参考になった21人(再レビュー後:20人)

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