『濃密系フラットヘッドホン』 Fischer Audio KENNERTON ODIN-Sapele A.ワンダさんのレビュー・評価

2017年 4月29日 発売

KENNERTON ODIN-Sapele

  • ロシア軍グレードのアルミとスチール素材を使用した、平面駆動(半円棒型マグネット)開放型ヘッドホン。
  • 独自の半円形ネオジム棒磁石10個を振動板を挟み込むように対象プッシュプル配置することで磁界強度を均一に与え、ひずみや不要信号成分を低減。
  • 配線にはロシア軍使用のOFC(無酸素銅)リッツ線を使用。
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タイプ:オーバーヘッド 装着方式:両耳 構造:開放型(オープンエアー) 駆動方式:平面駆動型 KENNERTON ODIN-Sapeleのスペック・仕様

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KENNERTON ODIN-SapeleFischer Audio

最安価格(税込):価格情報の登録がありません 発売日:2017年 4月29日

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満足度5
デザイン4
高音の音質5
低音の音質5
フィット感4
外音遮断性無評価
音漏れ防止無評価
携帯性無評価
濃密系フラットヘッドホン

両出しミニXLR4ピン

ラムスキンのイヤーパッド

純正風2.5mm4極ケーブル作成

【デザイン】
クラシックなデザインですが高級感はあります。

【高音の音質】
生音でも、電子音でもリアルに聴かせてくれます。キツさはないのに非常にクリアに描写します。

【低音の音質】
ポタでこの低音はなかなか手に入らないんじゃないないでしょうか。重厚かつキレの良い音。
低音ホンというけではありませんが制動力もあり、ローエンドまでバランスよく力強く鳴ります。文章にするとこのようになってしまいますが、低域の中でも特に強調されている箇所もヘコんでいる箇所もなく出してくれているから感じるバランスなのかと。

【フィット感】
様々な角度で手動にて微調整できる仕組みになってますので各個人に合わせられるようになってます。イヤーパッドも厚く痛みはないです。ヘッドバンドは革製のものですが特にクッション性はないためやや突っ張ります。
このヘッドホンの特徴の一つですが重いです。ケーブルを除いて670g、ちょっと詳しい方ならこの絶望的な数字を理解できるでしょう。上手く調整しないと耳の上部がズリ下がって当たって痛くなります。

【外音遮断性】
勿論遮断しません。

【音漏れ防止】
勿論漏れまくります。

【携帯性】
勿論ありません。

【総評】
AK380+専用アンプやFARADと組み合わせて聴いています。50時間ほどは鳴らしてます。

ポタフェスで一度試聴して取り憑かれてしまいました。ポタで鳴らしているのに満足に足る低音を出してくれていて、それでいてこれといった弱点を見出せない。簡単に言うならポタで手に入る濃密系フラットの最高峰です。ポータブル環境(家で聴くにしてもあまり据え置き環境に依存しない)である程度満足のいく音を鳴らしてくれるという基準が個人的にありまして…
このヘッドホンはその要件を満たしてくれるヘッドホンと言えます。勿論据え置きの方がパフォーマンスを発揮してくれますが中域のリアルさや制動の良い低域はポタでもそれなりに満足させてくれます。

音場はソコソコ広いがハイエンド開放型としては普通の部類。広さというよりもむしろヘコみ、窪みのない自然な音場が魅力的です。ここら辺はしっかりとした中域の作りに裏打ちされているのかと感じます。
ボーカルはやや近めでリアルさはかなり秀逸。男女ボーカルどちらも得意ですが特に他の楽器、音に埋もれず立体的に定位する点が素晴らしいです。
ピアノ、金管楽器、弦楽器、打楽器、電子音などでこれといって弱いものはなく安心して様々なジャンル聴けます。

HD800よりも音場は狭いですが、閉塞感はなく音源同士は適度な間隔があり狭さは感じさせません。耳に飛び込んでくる濃密な音は臨場感と実在感のある音を鳴らしてくれます。聴いていて非常に楽しい音。
T5pのような高域の煌びやかさはないが伸びはかなり感じられ自然さという意味ではodinに分がある。
また既にお気付きの方もいると思いますがAUDEZ'EのLCDシリーズに見た目似てますよね。それだけでなく音の傾向も少し似ている気がしまして…
AUDEZ'Eの方がよりフラット志向で中庸なのに対して、odinはややカマボコ傾向でやや暖色系かと。

勿論670gという数字は拷問にも近いものがありますが、それをカバーするだけの魅力のあるヘッドホンです。80mmの平面磁界ドライバーでありますが独自の技術らしく、これが迫力ある音につながっているのかと。

注意ですが付属品は木箱と標準ケーブル一本です。ハイエンドとしてはなんとも寂しい付属品です。
ケーブルは着脱可能で両出しのミニXLR4ピン。

あまり興味がある人はいないでしょうが…
ピンアサインは左右ともに
1プラス、(2マイナス)、3マイナス、(4プラス)
ただし2と4はヘッドホンの方に結線されておらず、1プラス 3マイナスのみの結線でOK。
もともとのケーブルが重たいですし標準プラグのままだとプレイヤーのジャックに負担がかかるので、使用していなかったケーブルを作り直してAK用にバランスケーブル作りました。


ポタでの使用は邪道かもしれませんがなかなか楽しいヘッドホンです。低音で興味を惹かれ、聴き込んでいくほどにそのバランスの良さや中域の濃密さに気づいていきます。個人的には濃密な中域のヘッドホンやイヤホンが好みたいで自然とそちらに手を出してしまう傾向がありますね。

Kennerton Audio自体まだあまり知られていないメーカーで、試聴機置いてある所は少ないかと思います。しかしながら魅力のあるヘッドホンなので興味を持った方は是非試聴してみて下さい。もしヘッドホンの重さに耐えられる自信があるようでしたらw
虜になる危険性もありますよ。

主な用途
音楽
接続対象
ポータブルプレーヤー

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レビュータイトル 満足度 投稿日時
濃密系フラットヘッドホン  5 2017年6月23日 22:37

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