E3000 FI-E3DSS
- 強調した音域を作らないことで、高い解像度と広いサウンドステージを実現。低音から高音までバランスよく再生する。
- 音響工学や心理学を踏まえた音質設計により、周波数特性のカーブを全体に滑らかにすることで、高い解像度を実現。
- 耳道の傾きにジャストフィットする独自の「イヤーピーススウィングフィット機構」を採用。鼓膜に音がダイレクトに伝わる。

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2020年11月14日 11:52 [1387202-2]
満足度 | 4 |
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デザイン | 5 |
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高音の音質 | 4 |
低音の音質 | 3 |
フィット感 | 4 |
外音遮断性 | 2 |
音漏れ防止 | 3 |
携帯性 | 3 |
価格破壊を起こし5000円以下の音質の基準を底上げした名機として名高いE3000は、2020年も終わりにさしかかった今でも色褪せません。
接続環境は「iPhone 8 Plus → UGREEN Lightning to 3.5mm」および「PC → Topping E30 DAC → Topping L30」になります。
このイヤホンは能率がやや悪く、再生機器の性能の影響を大きく受けます。音質部分の☆評価は、前者のスマホ直挿し環境の場合であり、後者の据え置き環境の場合は高音・低音ともに☆5を与えても良いほど素晴らしいものです。
【デザイン】
感性によるものが大きいですが、この価格帯で金属筐体はやや高級感があります。
【高音の音質】
高音は暖色傾向も相まって若干控えめですが、特に据え置きの環境の場合に質感が良好です。しかし、スマホ直挿しの場合、中高音がブーミーな低音に邪魔されて凹むことも少なくなく、好みが分かれる部分かと思います。
また、音の繋がりや質感が非常に自然で、ましてや刺さりなどは完全にないと断言してもよいほどです。加えて、音場が非常に広いため、中高音・高音の音数が多い楽曲の場合、同価格帯ではありえないほどの相性を感じることがあります。
【低音の音質】
低音はやや強めに誇張され、スマホ直挿し環境では引き締まりに乏しくブーミーな質感も相まって、楽曲によってはボーカルの邪魔をしたり全体的な解像感を悪くしたりすることもあります。
据え置きの環境の場合、低音が適度に引き締まり、分離が劇的に良くなり、中音域を覆わなくなりました。これが全体にメリハリや解像感を生み、一気にハイレベルな音質に変化します。
【フィット感】
筐体が小さすぎるので筐体が斜めにはなりやすいものの、イヤーピースが大変優秀なのでサイズさえきちんと合わせれば非常に良好です。
【外音遮断性】
遮音性は標準的かやや低めです。
【音漏れ防止】
標準的で非常識な運用をしない限り、何ら問題ありません。
【携帯性】
特筆すべきものはありません。
【総評】
2017年、このE3000が業界に一石投じて以来、ここ3年で随分と5000円以下でも素晴らしいイヤホンが増えてきました。
そのため、現在では一聴すると地味で能率がやや悪い本機を第一に勧める理由も少なくなってきたのも事実です。評価が分かれやすい理由もここにあります。
しかしながら、広大な音場や聴き疲れにくさといった長所が際立つ、価格帯最高クラスのイヤホンのひとつであることに変わりありません。
特にDAPやポータブルアンプ、据え置きヘッドホンアンプなどを所持している方には同価格帯で真っ先に勧めたいリファレンス的イヤホンです。
個人的には、スマホやPCに直挿し、もしくはオーディオインターフェース等での運用ならば、intime 碧Light 2019Edition、もしくはfinal E2000の方をおすすめします。
- 主な用途
- 音楽
- 映画
- ゲーム
- 接続対象
- オーディオ
参考になった6人(再レビュー後:4人)
2020年11月12日 18:14 [1387202-1]
満足度 | 4 |
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デザイン | 5 |
---|---|
高音の音質 | 4 |
低音の音質 | 3 |
フィット感 | 4 |
外音遮断性 | 2 |
音漏れ防止 | 3 |
携帯性 | 3 |
価格破壊を起こし5000円以下の音質の基準を底上げした名機として名高いE3000は、2020年も終わりにさしかかった今でも色褪せません。
【デザイン】
感性によるものが大きいですが、この価格帯で金属筐体はやや高級感があります。
【高音の音質】
高音は暖色傾向も相まって若干控えめですが、質感は良好です。中高音はブーミーな低音に邪魔されて凹むことも少なくなく、好みが分かれる部分かと思います。また、音の繋がりや質感が非常に自然で、ましてや刺さりなどは完全にないと断言してもよいほどです。加えて、音場が非常に広いため、中高音・高音の音数が多い楽曲の場合、同価格帯ではありえないほどの相性を感じることがあります。
【低音の音質】
低音はやや強めに誇張され、引き締まりに乏しくブーミーな質感も相まって、楽曲によってはボーカルの邪魔をしたり全体的な解像感を悪くしたりすることもあります。しかしながら、この価格帯ではむしろ良好な方ではありますので、これは辛口すぎるかもしれません。
【フィット感】
筐体が小さすぎるので筐体が斜めにはなりやすいものの、イヤーピースが大変優秀なのでサイズさえきちんと合わせれば非常に良好です。
【外音遮断性】
遮音性は標準的かやや低めです。
【音漏れ防止】
標準的で非常識な運用をしない限り、何ら問題ありません。
【携帯性】
特筆すべきものはありません。
【総評】
2017年、このE3000が業界に一石投じて以来、ここ3年で随分と5000円以下でも素晴らしいイヤホンが増えてきました。そのため、現在では一聴すると地味で能率がやや悪い本機を第一に勧める理由も少なくなってきたのも事実です。
しかしながら、広大な音場や聴き疲れにくさといった長所が際立つ、価格帯最高クラスのイヤホンのひとつであることに変わりありません。特にDAPやポータブルアンプ、据え置きヘッドホンアンプなどを所持している方には同価格帯で真っ先に勧めたいリファレンス的イヤホンです。
- 主な用途
- 音楽
- 映画
- ゲーム
- 接続対象
- オーディオ
参考になった2人
「E3000 FI-E3DSS」の新着レビュー
レビュータイトル | 満足度 | 投稿日時 |
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2022年4月14日 23:57 |
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2022年3月27日 20:45 |
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2022年3月19日 22:02 |
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2022年2月23日 17:43 |
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2022年1月17日 10:19 |
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2021年11月2日 18:32 |
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2021年9月9日 22:02 |
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2021年8月27日 13:46 |
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2021年6月19日 23:58 |
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2021年5月23日 13:18 |
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装着感に優れ、長時間の利用にもお勧め!
(イヤホン・ヘッドホン > LIVE PRO2 TWS [ブラック])5
鴻池賢三 さん
(イヤホン・ヘッドホン)
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