『高コストパフォーマンスで魅力的。』 シャープ LL-M220 [22インチ] デュアルスロットファンさんのレビュー・評価

[デュアルスロットファン]

2017年10月15日 21:35 [1070459-1]

満足度	5

デザイン	5
発色・明るさ	5
シャープさ	5
調整機能	4
応答性能	3
視野角	5
サイズ	5

高コストパフォーマンスで魅力的。

【デザイン】
同社の往年のデザインを踏襲し、さらに手の込んだものとなっており、以前からシャープ製ディスプレイを使っているものとしてはうれしいデザインです。特に背面などそっくりでした。
ホワイトカラーのものがなかったのが残念。

【発色・明るさ】
部屋が十分明るくないと苦しいほどの明るさ、コントラストです。
60Hz固定のため、明るさを下げたら下げたでちらつきが目立ち、85Hz以上に慣れていると目が疲れてしまいます。
ビデオカード固有の発色を楽しみたいため、発色に関してはアナログ接続での評価です。
三菱製ディスプレイのような透き通った発色とは違い、やや優しいさわやかな発色です。これもシャープらしい表示です。

【シャープさ】
シャープです。

【調整機能】
4:3と16:9の設定ができるのはたいしたものです。が、中央構えのドットバイドット表示や整数倍表示、アスペクト比固定ができないのは不十分で惜しいところといえましょう。
また、明るさの設定が2操作以内でできないのは不便です。このあたりはOSDよりつまみの方が操作しやすいのですが…。

【応答性能】
応答速度自体は十分速いとはいえ、ハイエンドCRTからの乗換えのためやはり残像が目立ちます。ゲームをプレーする場合は苦しいものがあるかもしれません。特に中央視点からの回転など、移動範囲が大きいと苦しいところです。

【視野角】
液晶としては十分でしょう。下から見ても色が反転したりしません。

【サイズ】
値段を考えると十分です。安いものなので欲は言えません。

【総評】
画面というのはなかなか高価で大きく、安易に購入できないものです。さらに、ほぼ毎日使うもので、キーボードに次いで、あるいはそれ以上に重要となる周辺機器です。
安価なものになると無名なメーカのものが多いのですが、シャープ製ということで一定水準を満たしていようということが安心して購入できる理由となりました。
難点といえば置いている店舗が非常に少ないことですね。