135mm F1.8 DG HSM [キヤノン用]
- フォーカス方式に「フローティング機構」を採用し、高い解像力を実現したフルサイズ一眼レフカメラ用大口径望遠単焦点レンズ。
- 低速での安定した動作が可能な大型「HSM」や、AFアルゴリズムの最適化とフォーカスリミッターにより、快適なAF撮影ができる。
- AF作動中でも、フォーカスリングを回すことでマニュアルでのピント合わせが可能な「フルタイムマニュアル機構」を搭載。素早いピント調整ができる。
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2017年11月2日 06:42 [1052179-2]
| 満足度 | 4 |
|---|
| 操作性 | 4 |
|---|---|
| 表現力 | 5 |
| 携帯性 | 1 |
| 機能性 | 3 |
【操作性】
AF/MFスイッチとピント合焦距離を切り替えるスイッチがあります。
それだけなので複雑さはないですが、MFでのズームリングの取り回しにはかなり固いです。
【表現力】
artライン特有のキレもあり、ボケも綺麗に出ますので、使いこなせたうえでは最強といっても良いでしょう。
使いこなせないともどかしい思いをします。
使い込んでくるとピンボケ、手ブレ、被写体ブレ、構図など考えないといけないことだらけのレンズだと思います。
なんとなくでは決して使ってはいけないものだと痛感しました。
【携帯性】
本当に重たいです。
最低1/200のシャッタースピードがないと手ぶれが怖いレベルです。
長玉ではない単焦点レンズの中ではトップクラスの重量があります。
【機能性】
AFもかなり速く合焦します。
AF距離を2段階で変えられるのも便利かと思います。
【総評】
写真を撮ることの難しさを教えてくれるレンズだと思います。
構図、撮りかた、露出設定を抑えないと満足いく写真が撮れないと思います。
憧れで買わないほうが良いレンズだと感じました。
使えるレンズではなく、使いこなすことで真価を発揮するレンズだと思います。
付き合っていくためにはかなり撮りかたを勉強していかないといけないレンズだと思います。
理由として以下の点が挙げられます。
・135mmという焦点距離の関係上、手ブレやボケがより顕著に表れる
手ブレ、被写体ブレ、ピントが抜けたり甘いことによって起こるボケ…
・135mmという独特な焦点距離のため、構図の組み立ても考えないといけない
ズームで撮って寄りの構図にすべきか、引きで撮って背景のボケを活かすか
・f1.8で使うとピントが抜けていることもあるため、安心して使うには絞り開放はあまりオススメできない
USBdockで調整して、使い手のピントをカスタマイズすると良いと思います。
私は過去にSONYのα99とSAL135F18Zで135mm f1.8を使っておりましたが、ボディ内手ブレ補正の力は改めて大きいものだなと感じました。
描写は二者二様でしたが、おそらくはSONYのα7RIIやα99IIに135mm f1.8を付けて使う人の考え方(ボディ内手ブレ補正やSONYの描写力に対して思い入れのある方)も理解できるような気もします。
2つのボディの作例を入れておきますので、ご参考までにどうぞ。
2017/11/02 canon 5D4の作例を追記いたしますのでご参考までにどうぞ。
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2017年5月6日 06:21 [1026461-1]
| 満足度 | 4 |
|---|
| 操作性 | 4 |
|---|---|
| 表現力 | 5 |
| 携帯性 | 3 |
| 機能性 | 4 |
軸上色収差はとても抑えられていますが、ゼロではありません |
被写界深度の浅さは創造力を掻き立てられます |
ボケ質チェック F1.8 |
最短撮影距離にて撮影 |
中景でも活かせる被写界深度の浅さ |
キヤノンEF用をMC-11経由のILCE-7M2で使用しています。
「操作性」
フォーカスリング…
フォーカスリングは幅が広くしっかりと操作する事が出来ます。回転角はおよそ130°程度あり被写界深度の浅い絞り開放でもフォーカスピーキングを利用できるα7 IIでは簡単にMFを実施することが出来ます。ただし、フォーカスリングは絹のような滑らかさというにはやや硬く、MFで撮る楽しみ得るにはやや物足りません。
スイッチ類…
特記するほではありませんが、AFリミッター側のスイッチの操作が軽すぎます。ファインダーを覗きながら操作できる反面、誤操作の元になるかなと。と言ってもこれまで誤操作したことはありませんので、問題ない程度です。
フード…
ロック機構が無いものの、バヨネット式でしっかり固定されます。レンズの半分程度の長さがあるので逆さ付けしているとフォーカスリングが操作できなくなります。
「表現力」
解像力…
絞り開放から四隅までシャープな画質で諸収差による乱れは特に感じません。1段〜2段絞ると細部の解像力がより改善してF11程度までは解像力が持続します。絞り開放付近で解像力よりもコントラストが強めの描写傾向はポートレート向きのレンズとしてのバランス配分なのかもしれません。細かい肌荒れなどは解像せずに髪の毛のような部分はしっかり写ると思います。
ボケ…
極上のボケ味とは言えませんが、自然で癖はありません。前後のボケ味にあまり差はないのでいろいろな表現を楽しめるでしょう。軸上色収差が抑えられており、ボケに色づきが目立たない点もグッド。
色収差…
軸上色収差は完璧な補正ではありませんが、非常に良好な補正と言えるものです。軸上色収差が起因するパープルフリンジに悩まされることはとても稀かと思います。
倍率色収差はその存在自体が確認できません。非常に優れた補正と言えるものです。
周辺減光…
絞り開放でやや目立ちますが、1段絞るとサッパリします。
総じて135mm F1.8という被写界深度の浅い大きなボケを思う存分楽しめるレンズに仕上がっています。反面、写りすぎて無個性な部分がありますので「レンズの味」を活かした写真というよりは、撮り手の創造力を試されるレンズのような気がします。
「携帯性」
135mmのF1.8だとこんなものじゃないでしょうか。F2.8系のレンズと比べると圧倒的に大きくて重いです。EF135mm F2と比べてレンズ全長(フード無し)に差はありませんのでバッグへの収納性はそこまで低くないかと。
「機能性」
USB DockでAF・AFリミッターの微調整、ファームウェアアップデートができる点はいいですね。
そして何よりMC-11を介してピント精度が高いミラーレス一眼で利用可能という点は大きいです。とくに被写界深度の浅い絞り開放の撮影でもミスショットがまずありません。
AF速度はILCE-7M2で使う分には実用的な速度と感じます。野生動物、とくに不規則に素早く動くものを撮らない限りAF-Cも許容範囲。瞳AFも作動しますがILCE-7M2はAF-Sのみですので、モデル撮影には使えても家族旅行には難しいかもしれません。
「満足度」
シグマらしい描写傾向のレンズであり、それを期待して購入するのであれば間違いないかと思います。ツアイスなどの「なぜか雰囲気が出る描写」とはちょっと違いますので注意。
前述したように「撮り手」の創造力が試され、それに応える描写性能です。このレンズを手に取り、じっくり被写体と向き合うには面白いレンズと言えるかもしれません。
サイズや重量、AF速度は使用環境で受け取り方に差があると思いますので、出来るならば一度使ってから検討された方が良いでしょう。
サンプル画像には添付しきれませんでしたので、詳しい遠景解像力やボケ質チェックは下記にて確認できます。
http://asobinet.com/review-sigma-135mm-f18-dg-hsm-art-performance/
参考になった29人
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