『かつてのテッペン、いまだにテッパン』 スズキ ワゴンRスティングレー 2017年モデル BOGOTAさんのレビュー・評価

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『かつてのテッペン、いまだにテッパン』 BOGOTAさん のレビュー・評価

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BOGOTAさん

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満足度4
エクステリア3
インテリア4
エンジン性能4
走行性能4
乗り心地3
燃費5
価格4
かつてのテッペン、いまだにテッパン

『軽自動車のテッペンから買い替えるのは車種選びが難しいと思うけどナ』

と話す馴染みのクルマ屋の店主の目線は、我が家のN-BOXカスタムに向けられていました。

販売台数や世間のイメージだけでなく、総合的な評価においてもN-BOXが軽自動車のテッペンであることに異論はありません。
ただ妻にとっては不満が多かったので買い替えることにしました。


以下はワゴンRスティングレーに決定するまでの経緯です。
レビューは長期所有者として長所短所のレポートではなく、候補車の中からスティングレーを選んだ理由が中心です。


N-BOXカスタムではコーナリング時の走行性能や、電動スライドドア開閉のモッサリ感に閉口していたので、メーカー問わずスーパーハイトワゴンは除外。

ならば隠れた名車のトコットやアルトワークスを検討、とはなりません。
外食店へ行くときなどに家族3人で乗車する機会も結構あるのでセダン系はパス。

高齢者でもチャリンコす〜いすいの地方なのでジムニー不要だし、ファーストカーにムーンルーフが付いているからタフトも候補外。

上記理由でハイトワゴンに絞り、夫婦で日産・三菱・スズキ・ダイハツ・ホンダのディーラーに寄りました。

各社ハイトワゴンのファーストインプレッションを記載しました。
すべて個人的な感想です。
「○」が気に入った部分で「●」はイマイチと感じた点です。

走行性能や燃費などは試乗程度で判断不可能ですので含めていません。
素人の初見感想レベルです。



【デイズHS】
【EKクロス】

○設計が新しい
○外観は両車とも良好
○プロパイロットに伴う電動パーキングブレーキ
●インパネ・ダッシュボードの妙な曲線造形と配色
●ダミーステッチのフェイク感
●タッチパネルの空調操作
●後部座席の座面の低さ

新しい割にエクステリア以外は残念なポイントが多かったです。
一番の問題は後部座席で、比較的高身長で脚が長い家族にとって短時間でも苦痛を感じるレベルの座り心地でした。



【ムーヴカスタム】

○後部座席の自由度(左右独立&スライド量豊富)
○熟成モデルの安心感
○カスタムでも価格を安く抑えることが可能(ただしコスパ良好ではない)
●2014年発売とはさすがに旧い
●DNGA未採用
●リアのプレスライン&コンビネーションランプのデザイン

特にネガティブ要素はないムーヴカスタムですが、選ぶ理由も希薄な車種でした。
新車を購入したという気分を味わいたい場合、一番薄味になりそうです。



【N-WGNカスタム】

○ホンダセンシングが自転車の横断にも対応
○とにかくコスパ最高
○テレスコピックが地味に嬉しい
●フロントデザインがダイハツのムーヴコンテカスタムをさらにカスタムしたみたい
●ずり下がったようなだらしないリアデザイン
●なぜか実際よりも小さく見える外観
●N-BOXからの買い替えなので今度は別のメーカーを選びたい

個人的意見ではハイトワゴンで一番良い選択はN-WGNカスタムだと思います。
価格以上の価値があるように感じます。
後部座席の左右独立式が必須ではない限りこちらを選べば後悔ないはず。



【ワゴンRスティングレー】

○直線基調のインパネデザイン
○センターメーターの是非はともかく、結果的にフロントの視界がすこぶる良好
○後部座席周りが広く居心地が良かった
○一般的にダサいと言われるシルバーなのに、スチールシルバーメタリックはカッコよかった
●サイドのプレスラインのデザイン
●ドア開閉時の中間ロックが甘い(風の力ですぐ全開になる)
●若干安いが電動パーキングブレーキ未採用かつ安全装備が見劣りしコスパに疑問符



軽自動車の規格で幅も全長もすべて同じ中、5車種ともそれぞれデザインや特徴が異なり各車素晴らしい出来だと感じました。
目的や好みに応じて、どれを選んでも満足できそうです。


我が家の場合、スティングレーにしたのは以下の理由です。

・基本的に妻の近場移動だけなのでACC必須ではない。
・ファーストカーにACC装備されているが、妻が運転するときにACCは使わない。
・というか、ACCのセット方法を伝えたが覚える気はないようだ。
・もちろんブレーキオートホールドスイッチがあっても押すはずがないから不要。(ファーストカーにて検証済)
・若干安いので欲しいオプションをたくさん注文できた。
・不人気モデルであまり見掛けないのが嬉しいポイント。
・試乗した時、軽自動車本来の良さである『軽さ』を感じた。
・最終的にN-WGNカスタムとスティングレーで迷いましたが、妻の希望であるシルバーの色味でスティングレーに軍配。(ただしスティングレーのシルバーは有料色です)
・実燃費が一番良さそう。
・ヘッドアップディスプレイのギミックが『ヤッターマンのおだてブタみたい』と妻に好評だった。

と5車種のどれを選んでもハズレがない場合、ほんの些細な部分が決め手になりました。


振り返ればかつて軽自動車で永きにわたり販売台数NO.1が続いていたワゴンR。
昔はワゴンRこそ軽自動車の頂点に君臨するテッペンの存在でした。
しかし、現在の趨勢はスーパーハイトワゴンです。

援軍スマイルのおかげで瞬間最大風速が出ても、ワゴンRがかつてのように天下を獲ることはもはや無理でしょう。
それでも、実際にワゴンRを所有して感じるのは未だに軽自動車のテッパンではあるということです。

バランスの良いハイトワゴンというジャンルの中でさらにバランスの良いのがワゴンR。

テッペンではないがテッパン。

迷ったときにはワゴンRで間違いなし。

免許取り立ての若者から運転歴数十年のベテランまで、誰が運転しても不満のない仕上がりです。
助手席や後部座席での不満も出てきません。

まもなく来る次期モデルでもこの安定感を維持して欲しいものです。

ちなみにN-BOXカスタムは冒頭のクルマ屋に買い取っていただきました。

非スライドドアのハイトワゴンをご検討の方に『こんな感想もあるんだ』程度で読んでいただければ幸いです。


使用目的
買い物
その他
頻度
週3〜4回
重視項目
快適性
エコ
価格
レビュー対象車
新車

参考になった46人(再レビュー後:37人)

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エクステリア3
インテリア4
エンジン性能4
走行性能4
乗り心地3
燃費5
価格4
かつてのテッペン、いまだにテッパン

『軽自動車のテッペンから買い替えるのは車種選びが難しいよ〜』

と言う馴染みのクルマ屋の店主の目線の先には、我が家のN-BOXカスタムがありました。

販売台数や世間のイメージだけでなく、総合的な評価においてもN-BOXが軽自動車のテッペンであることに異論はありません。
ただ妻にとっては不満が多かったので買い替えることになりました。


以下はワゴンRスティングレーに決定するまでの経緯です。
今回のレビューは所有者として長所短所のレポートではなく、数車種の中からスティングレーを選んだ理由が中心です。


前車N-BOXカスタムではコーナリング時の走行性能や、電動スライドドア開閉のモッサリ感に閉口していたので、メーカー問わずスーパーハイトワゴンは除外。

ならばトコットやアルトワークスを検討か、とはなりません。
外食店へ行くときなどに家族3人で乗車する場合も結構あるのでセダン系も除外。

年配者でもチャリンコを漕げるほど平らな地方なのでジムニーいらないし、ファーストカーにムーンルーフが付いているからタフトも候補外。

上記理由でハイトワゴンに絞り、夫婦で日産・三菱・スズキ・ダイハツ・ホンダのディーラーに寄りました。

それぞれのクルマのファーストインプレッションを記載しました。
すべて個人的な感想です。
「○」が気に入った部分で「●」はイマイチと感じた点です。

走行性能や燃費などは試乗程度で判断不可能ですので含めていません。
素人の初見での感想レベルです。



【デイズHS】
【EKクロス】

○設計が新しい
○外観は両車とも良好
○プロパイロットに伴う電動パーキングブレーキ
●インパネ・ダッシュボードの妙な曲線造形と配色
●ダミーステッチのフェイク感
●タッチパネルの空調操作
●後部座席の座面の低さ

新しい割にエクステリア以外は残念なポイントが多かったです。
一番の問題は後部座席で、比較的高身長で脚が長い家族にとって短時間でも苦痛を感じるレベルの座り心地でした。



【ムーヴカスタム】

○後部座席の自由度(左右独立&スライド量豊富)
○熟成モデルの安心感
○カスタムでも価格を安く抑えることが可能(ただしコスパ良好ではない)
●2014年発売とはさすがに旧い
●DNGA未採用
●リアのプレスライン&コンビネーションランプのデザイン

特にネガティブ要素はないムーヴカスタムですが、選ぶ理由も希薄な車種でした。
新車を購入したという気分を味わいたい場合、一番薄味になりそうです。



【N-WGNカスタム】

○ホンダセンシングが自転車の横断にも対応
○とにかくコスパ最高
○テレスコピックが地味に嬉しい
●フロントデザインがダイハツのムーヴコンテカスタムをさらにカスタムしたみたい
●ずり下がったようなだらしないリアデザイン
●なぜか実際よりも小さく見える外観
●N-BOXからの買い替えなので今度は別のメーカーを選びたい

個人的意見ではハイトワゴンで一番良い選択はN-WGNカスタムだと思います。
価格以上の価値があるように感じます。
後部座席の左右独立式が必須ではない限りこちらを選べば後悔ないはず。



【ワゴンRスティングレー】

○直線基調のインパネデザイン
○センターメーターの是非はともかく、結果的にフロントの視界がすこぶる良好
○後部座席周りが広く居心地が良かった
○一般的にはダサいと言われるシルバーなのに、スチールシルバーメタリックはカッコよかった
●サイドのプレスラインのデザイン
●ドア開閉時の中間ロックが甘い(風の力ですぐ全開になる)
●若干安いが電動パーキングブレーキ未採用かつ安全装備が見劣りしコスパに疑問符



軽自動車の規格で幅も全長もすべて同じ中、5車種ともそれぞれデザインや特徴が異なり各車素晴らしい出来だと感じました。
目的や好みに応じて、どれを選んでも満足できそうです。


我が家の場合、スティングレーにしたのは以下の理由です。

・基本的に妻の近場移動だけなのでACC必須ではない。
・ファーストカーにACC装備されているが、妻が運転するときにACCは使わない。
・というか、ACCのセット方法を伝えたが覚える気はないようだ。
・もちろんブレーキオートホールドスイッチがあっても押すはずがないから不要。(ファーストカーにて検証済)
・若干安いので欲しいオプションをたくさん注文できた。
・不人気モデルであまり見掛けないのが嬉しいポイント。
・試乗した時、軽自動車本来の良さである『軽さ』を感じた。
・最終的にN-WGNカスタムとスティングレーで迷いましたが、妻の希望であるシルバーの色味でスティングレーに軍配。
・ただしスティングレーのシルバーは有償カラーです。
・実燃費が一番良さそう。
・ヘッドアップディスプレイのギミックがヤッターマンのおだてブタみたい、と妻に好評だった。

と5車種のどれを選んでもハズレがない場合、ほんの些細な部分が決め手になりました。


振り返ればかつて軽自動車で永きにわたり販売台数NO.1が続いていたワゴンR。
昔はワゴンRこそ軽自動車の頂きに君臨するテッペンの存在でした。
しかし、現在の趨勢はスーパーハイトワゴンです。

スマイルの加勢で瞬間最大風速が出ても、ワゴンRがかつてのように天下を獲ることはもはや無理でしょう。
それでも、実際にワゴンRを所有して感じるのは未だに軽自動車のテッパンではあるということです。

バランスの良いハイトワゴンというジャンルの中でさらにバランスの良いのがワゴンR。

テッペンではないがテッパン。

免許取り立ての若者から運転歴数十年のベテランまで、誰が運転しても不満のない仕上がりです。
助手席や後部座席での不満も出てきません。

モデルチェンジもそう遠くないでしょうが、次期モデルでも中庸の良さを忘れないでいただきたいものです。

ちなみにN-BOXカスタムは冒頭のクルマ屋に買い取っていただきました。

非スライドドアのハイトワゴンをご検討の方に『こんな感想もあるんだ』程度で読んでいただければ幸いです。


使用目的
買い物
その他
頻度
週3〜4回
重視項目
快適性
エコ
価格
レビュー対象車
新車

参考になった9

 
 
 
 
 
 

「ワゴンRスティングレー 2017年モデル」の新着レビュー

レビュータイトル 満足度 投稿日時
かつてのテッペン、いまだにテッパン  4 2022年1月29日 22:09
軽自動車であることを感じさせない車です  4 2021年5月17日 12:52
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ワゴンRスティングレー 2017年モデル
スズキ

ワゴンRスティングレー 2017年モデル

新車価格:168〜181万円

中古車価格:49〜171万円

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