『ザ・定番と言えるほどの完成度を誇るSUV。1.5LエンジンもGOOD!』 フォルクスワーゲン ティグアン 2017年モデル 高山正寛さんのレビュー・評価

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『ザ・定番と言えるほどの完成度を誇るSUV。1.5LエンジンもGOOD!』 高山正寛さん のレビュー・評価

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高山正寛さん

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プロフィールこの度プロフェッショナルレビューを担当させていただきます高山正寛(たかやませいかん)です。1959年生まれで自動車専門誌で20年以上に新車とカーAV記事を担当しフリーランスへ。途中5年間エンターテインメント業界でゲーム関連のビジネスにも関…続きを読む

満足度4
エクステリア4
インテリア4
エンジン性能4
走行性能4
乗り心地4
燃費無評価
価格4

※プロフェッショナルレビューは「投票平均」(「満足度」含む)および「カテゴリ平均」の集計には含まれません。

ザ・定番と言えるほどの完成度を誇るSUV。1.5LエンジンもGOOD!

1.5トンを超えるボディながら軽快なフットワークが持ち味と言えます

全長のみ+15mmの4515mmとなった以外は基本ディメンションに変更はありません

LEDマトリクスヘッドライト「IQ.LIGHT」は32個のLEDを制御し適切に配光します

新デザインのステアリングやタッチ操作によるエアコンなど最新技術を採用しました

後席の足元も広く、荷室は5名乗車時で615Lと実用性の高さが魅力です

ADAS(先進運転支援システム)も視覚的に設定できるので機能が分かりやすいです

本国より約1年弱遅れての日本導入となったVWティグアンのマイナーチェンジモデルに試乗しました。

2021年5月導入時には後述する特別仕様車を含めた4グレード構成でしたが、その後、最もハイパフォーマンスの「ティグアンR」を投入しています。試乗は快適装備等をバランス良く搭載した「TSIエレガント」。導入時は483万9000円でしたが、この原稿執筆時では491万1000円に価格改定されています。

ボディカラーに関しても導入時に新設定された3色のうち、試乗車は「キングズレッドメタリック」となっています。

ティグアン自体はフォルクスワーゲンのSUVビジネスのコアとなるモデルです。日本法人の発表によればグローバルにおける人気は高く、参考ですが2019年の生産台数は91万926台と毎年増え続けているそうです。

今回のマイナーチェンジではエクステリアの造形変更や最先端のADASの搭載など細かなアップデートが行われていますが、その中で一番驚いたのはこれまで販売の牽引車的モデルであった2L直4ディーゼルターボが廃止され、ガソリンエンジンのみ、但し1.4L直4ターボから1.5L直4ターボに一本化されたことです。搭載する1.5L直4ターボエンジンは1497cc、110kW(150ps)/5000-6000rpmの最高出力と250Nm(25.5kg-m)/1500-3500rpmのスペックを持ち、ACT(気筒休止システム)を搭載します。型式は異なりますが、ポロのR-Lineにも搭載されており、スペックも同じです。

VWのファンでなくても、ディーゼル特有の低速域から発生するトルクの太さは重量のあるSUVにはピッタリのパワートレーンだったはずです。技術適合も含め、今回導入は見送られましたが、これに変わるのが1.5Lエンジン(のみ)と聞くとやはり「非力なのでは」と多くの人が感じることでしょう。もちろん私も同じ気持ちで試乗車に乗り込みました。

くどいようですが、ファイナルギア比なども異なりますが、それでもポロとの車両重量差は300kg以上あります。今回のマイナーチェンジでDSGを6から7速にアップグレードさせることでエンジンをより効率良く使えるようにするなどきめ細かなチューニングされています。

そして公道に出た瞬間、あまりにもボディがスルスルと加速していくことに驚きます。当時、試乗ポイントは山道と高速道路を設定してありましたが、フォルクスワーゲン側もここで走らせても十分以上のパフォーマンスが体験できると自信があったのでしょう。なるほど、ワインディングでもトルクは瞬時に立ち上がり、前述したDSGとのマッチングの良さもプラスして2名+機材(ほぼ1名分)の状態でもアクセルを半分くらいの開度で余裕を持って駆け上がります。

驚いたのはフロント部分の軽さによる回頭性の高さです。2Lディーゼルエンジンよりはもちろんフロント周辺の重量は軽くなっていますが、ステアリングをスッと切り込んだ際の応答遅れの少なさ、特にロール自体も適度に抑えられており、全体的なフットワークは軽快と言う表現がしっくりきます。

また高速道を走行してもADAS制御がレベルアップしていることを体感できました。現在発売されている新型ゴルフ(ゴルフ[)も同様ですが、いわゆるACC(アダプティブ・クルーズ・コントロール)を進化させた「Travel Assit (トラベル アシスト)の制御が非常に上手く、前走車への追従だけでなく、減速時の自然なGの利き方、またレーンキープ性能に関しても満足できるものです。

インフォテインメントシステムに関しても搭載される「Discover Pro」は徐々に日本の市場に向いた設計になってきました。正直、ルート設定などの操作上の階層などの作り方はそこに「文化の違い」を見ることもありますが、通信モジュールを搭載したことで、スマホ側からドアの解錠や施錠なども含めた「We Connect」が使えるようになった点も利便性を高めています。

もしこのナビが気に入らなくてもAppleの「CarPlay」やGoogleの「Android Auto」にも対応していますので、それらも用途に応じて使いこなせば良いでしょう。

インテリアに関しても新型ゴルフ[にも採用されている,パネルにタッチ&スライドするように操作するエアコンパネルも最初は慣れない部分もありましたが、コツはすぐに掴めますし、操作に対する反応も十分と言えるでしょう。

後席に関しても足元&頭上周りも余裕があり、ラゲージの収納力も満足できるものです。

グレードに関しては導入時に設定されていた「TSIファーストエディション」が約40万円高いながらもそれ以上の装備を搭載していました。一部のディーラーではまだ購入できるようです。

ただ、そうは言っても乗り出しで550万円以上のSUVですから、なるべくコスパも重視したいところです。その点ではこの「TSIエレガント」はレザーシートこそオプションですが、前席パワーシートや前後席全てにシートヒーターを内装するなどバランスが取れています。もしオプションの「ハーマンカードン製」のプレミアムオーディオや電動パノラマスライディングルーフが欲しいのであれば、ひとつ上の「R-Line」一択になりますが、その分、乗り出しも600万円前後になりますので、その辺は予算との相談になります。

しかし、今回のティグアンのマイナーチェンジで、「T-Cross」「T-Roc」とセグメントごとの商品が明確になり、よりユーザーニーズにマッチしたことは間違いないでしょう。

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ティグアン 2017年モデル
フォルクスワーゲン

ティグアン 2017年モデル

新車価格:413〜695万円

中古車価格:179〜495万円

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