『1ヶ月間使用してからのレビュー』 HUAWEI HUAWEI Mate 9 SIMフリー [ムーンライトシルバー] fmx4001さんのレビュー・評価

[fmx4001]

2017年1月21日 22:14 [997039-1]

満足度	5

デザイン	4
携帯性	3
レスポンス	5
画面表示	5
バッテリー	5
カメラ	無評価

1ヶ月間使用してからのレビュー

【デザイン】
色は2色展開ですが、ゴールド・シルバーともに落ち着いた色になっています。
デザインは角をラウンドさせたシンプルな物で、飽きの来ない形になっています。
ライカ社ダブルレンズの突起ですが、かなり薄めのケースをはめると、卓上に置いても干渉しないほどの薄い突起なので、
特に心配することは無いでしょう。

【ボタン操作】
物理ボタンは特に問題ありません。感覚はカチッと固めです。
指紋認証の精度・速度は物凄い。冬の乾燥指とは無縁です。

【文字変換】
使い始めは「文字入力アプリ無しでもいけるかな？」と思っていましたが、
素直に「Google 日本語入力」、「ATOK」といった言語入力アプリを入れたほうが良いでしょう。

【携帯性】
大きさ・重さともに、iPhone 6s Plus/iPhone 7 Plusとほぼ同じです。
これはスペックの寸法表以上にiPhone 6s Plus/iPhone 7 Plusを実際握るとわかります。

横画面のゲームでは「お、普通の携帯ゲーム機だ」と両手で支えるので良いのですが、
縦画面のゲームを長くやると、ちょっと重さで疲れますね。
しかし、普通のTwitter等の縦画面アプリやブラウジングでは、重さはあまり気にならないです。
ゲームと違って自分の楽な姿勢で激しく操作しないからだと思います。

ポケットに入るか？というのでは、コートのポケットには自然と入れていることがあります。
ズボンの横ポケットは入れても、トイレで水没の未来しか見えないので、入れないことにしてます。

【メニュー】
設定はとても豊富ですが、普通に使う分にはそんなに設定をいじらなくても問題なく使えるので、
スマホを2台目に買い替えという方でもクセのない素直なUIになってます。
もちろんスマホ3台同時持ちというレベルの方は、設定の最下層のレベルまでいじり倒してください。
プリインストールされている邪魔なアプリがとても少ないのも良いです。

【レスポンス】
[Kirin960]＋[4GB RAM]の恩恵で高速です。
一番わかりやすいのが、ホーム画面のアプリのアイコンをタップしてからの、アプリの立ち上がりの速さです。
アプリ使用中に画面内のボタンをタップしても反応が速いです。

また、ゲームアプリの序盤チュートリアルではロード中に「Tips」という、初心者向けのヒント文章が出るのですが、
ゲームによっては、読んでる最中にロードが終わって次の画面に切り替わってしまう事があり、最後まで読めない程速いです。

【画面表示】
画面の大きさが5.9インチというサイズだけあって、とても見やすいです。
特に目の疲れにくさが段違いです。最近のゲームアプリは発光等のエフェクトがとてもすごいので、大画面の恩恵が得られます。
横画面ゲームは没入感がありますね。

パソコンのモニターが大体13インチ(ノートPC)〜27インチくらい、これで7時間位ぶっ続けで仕事をやることもあるのですから、
モニタの大きさが目に与える影響は無視できないと思います。
英語のQWERTY配列のタップが楽なのも、ID/パスワード入力の時、1TAP動作でミス無く押せるのも良いです。

また、アプリ内のボタンも押しやすいので、頻繁にアプリ(ゲーム含む)を押す方は、
そのタップの積み重ねが徐々に効いてくるのではないでしょうか？

何気に漫画アプリの文字が読みやすいです。
スマホ漫画の弱点として、たとえ若い人でも、格闘アクション漫画等では線が潰れてしまうんですよね。
単純に画面サイズが小さいデジタルディスプレイだと、どう頑張っても無理があるジャンルの漫画があると思います。

【通話音質】
電話回線を使った通話では、固定電話と40分が最大の通話時間でしたが、1度もプチプチ音が途切れませんでした。
携帯電話同士の通話は待ち合わせの確認程度で通話時間が短かいので、特に問題はありませんでした。

【呼出音・音楽】
スピーカーについてですが、自宅でゲームをする分には前の機種よりもはるかに音が良く、
歌入りのリズムゲームも違和感無しで出来ました。
ただ、料理中にスピーカーで聞く事があるネットラジオは、ちょっとこもった会話を聞くことになります。イヤホンの音の方が良いです。
音楽は家ではパソコンで、外での音楽はiPodで聞くので評価できません。

【バッテリー】
バッテリーは4000mAhという事もあって、かなり持ちます。
ゲームを何個も結構やったので、画面上部の電池残量マークを見ると半分切った様に見えるんですが、
充電器に繋いでみると63%残ってたりします。
省電力CPUに4000mAhの組み合わせはかなり強いですね。
純正充電器の「超急速充電中」という字面もパワーがあります。

【カメラ】
第2世代Leica(ライカ)ダブルレンズカメラに進化し、かなり綺麗にとれます。
4-IN-1ハイブリッド・オートフォーカス、光学式手振れ補正機能でオートでも十分綺麗なのですが、
左右・下からスワイプして出すカメラ設定の多さはかなりのものです。

「編集」も豊富で、スライダーで値を上げたり下げたりすると、オート撮影の写真でも
直感的に写真の色味、彩度が変えられ、元の写真と編集した写真を見比べるのも楽しいです。

シャッター音も小さめ。外食で食べ物を撮る時にシャッター音が大きいとマナー的に気になるので、
こういう所はうれしいです。

【総評】
私は大型家電店で、65,653円に6566ポイントが付いて、差し引き59,087円で購入しました。
スマホで、「新品端末が一括60,000円以内で月の通信料が1800円くらいなら」と
思う人は結構いるのではないでしょうか？

私はそういう考えを12月下旬に実行し、1ヶ月間使用してみて特に不具合もなかったので、レビューをさせて頂きました。
キャリア端末の最上位機を頻繁に買い換えている方は、「そこまですごいか？」といぶかるかもしれません。
スマホにあまりお金をかけたくない人が、59,000円でちょっと冒険してみたらこうなったというレビューです。