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2018年3月6日 13:40 [1110001-1]
| 満足度 | 5 |
|---|
| デザイン | 5 |
|---|---|
| キーピッチ | 5 |
| ストローク | 5 |
| キー配列 | 5 |
| 機能性 | 4 |
| 耐久性 | 5 |
購入は発売してから1週間後くらい。もう1年以上経つのですね。早いものです。英語配列が先に発売されたので店舗ポイント等総動員して迷わず購入しました。
【デザイン】:良い
・光るけど、ごくフツーのキーボード。デカイ!ゴツイ!ということはありません。スマートになったというべきでしょうか。
【キーピッチ】:良い
・光るけど、ごくフツーのキーb(略。フルサイズを使っているのであれば特に困ることは無いと思います。
【ストローク】:良い
・光るけど、ごくフツーn(略。APCを使いこなすには慣れが必要ですね。3mm固定で使っています。
【キー配列】
・光るけど、ごk(略。英語配列です。Fnキーとの組み合わせでライティング効果の変更やファンクションキーに割り当てられている機能を使います。例によって右Altキーに、かな⇔英数変換を割り当てています(要レジストリ編集)。
【機能性】
・光るk(略。マルチメディアキーも一通り揃っています。キーを独立させた方が良い場合もありそうですが、このシリーズから贅肉ともいえるフレームを極力削り取っているので配置出来なかったのかも。しかしRealforceには不要ですね。
【耐久性】:良い
・光r(略。ではなく、これが最大のポイントでしょう。静電容量無接点方式は伊達じゃない!
【総評】:良い
・APCに関しては既にレビューがありますので書きません。使っていない事もありますが。
・一番気になったのはキーキャップですね。某サクランボキーと互換があるので市販されているキャップと交換できます(使えるかどうかは保証しません)。その為かキーがぐらつきます。キーの背が高いRealforce104UG-HiProと同じ感じがします。交換できなくても良いので他のRealforceと同じ様に出来なかったのかと。変にゲーミング仕様にこだわってしまったのか、その一点だけが残念です。
・結構音がします。サクランボ青まではいきませんがサクランボ赤よりは間違いなくうるさいです。押し下げは赤と黒の中間くらい?意外と重たいので底打ちしないのであればAPCを浅く設定しても良いでしょう。
・事務用途的な外見から一転して今流行りのキーボード風ですが、キースイッチは間違いなくRealforce。メカニカルの耐久性も上がっていますが、まだ敵わないでしょう。
・東プレの新たな挑戦が始まった第1号キーボードです。既にバリエーション展開が始まっておりユーザーの選択幅が広りつつある事は歓迎すべきでしょう。
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2017年4月8日 18:59 [1018643-1]
| 満足度 | 5 |
|---|
| デザイン | 5 |
|---|---|
| キーピッチ | 5 |
| ストローク | 5 |
| キー配列 | 5 |
| 機能性 | 4 |
| 耐久性 | 無評価 |
Realforceは86U(テンキーレス英字配列で右Winキーがないタイプ)に続いて2台目、静電容量無接点方式はほかにHappyHackingKeyboard Professional 2を使っています。
【デザイン】
これまでのRealforceは全体にやや大ぶりで角が丸みを帯びた筐体でしたが、本機は鋭く角ばっていて縁が狭いこともあって、かなりシャープな印象を受けます。また色合いも、墨モデルのようなしっとりとした質感ではなく、キリッと引き締まった深い黒です。
鳴り物入りのフルカラーLEDと相まって、良くも悪くもRealforceらしさは少なく、巷のゲーミングキーボードによく似ています。その印象をさらに強くするのがキーの形状です。従来のRealforceと異なり、Cherry MX系に非常に近い形で、わずかに背が高いようです。
そのキートップですが、LEDの光を透過させるために黒と乳白色の二重構造になっています。しかし、文字のエッジはシャープで、指先で継ぎ目を感じることもありません。発色、配光は非常にレベルが高く、他の光物と比べても1、2を争うくらいの美しさです。
【キーピッチ】
ごく一般的なフルサイズキーボードです。
【ストローク】
さて、これです。
まずタッチの印象としては、ほかのRealforceと比べると押し初めに若干のクリック感があるようで、「重めの茶軸」と表現しても良いかもしれません。もっとも、Cherry MX系のような「軸を押し込んでいる」という感覚はなく、ラバーカップ特有のヌルヌルした沈み方で、その辺は「やっぱりRealforce」という感じです。
一番の売り(?)であるアクチュエーション・ポイント・チェンジャー(APC)ですが、ストロークそのものが変わるわけではないので、基本的には「押下し始めてからの反応時間」と考えたほうが良いでしょう。文章で表現するのは難しいですが、Realforce RGBに変えたからといって直ちに実感できるというより、Realforce RGBに慣れてから別の(作動点の深い)キーボードに変えたときに、なんとなく思い通りにコントロールできなくてイライラする、という感じだと思います。
作動点の浅いゲーミングキーボードは他社からも複数製品化されているので、本機に限ってのアドバンテージとしては、(1)個別のキーごとに設定できることと、(2)一括して変更できることでしょう。
(1)は、たとえばWASDなどゲームで素早い入力が有利になるキーに限定して作動点を浅く設定し、他のキーを深くしておくことで誤入力を防げるという話です。ただ、いくら作動点を深くしたとしても、意図しない動作があったのを見て初めて誤入力に気づくケースのほうが多いので、これがメリットになるのは限定的でしょう。
(2)は、結構意味があると思います。ゲームだけでなく文章作成(ブログにプレイ日誌を書き付けるとか)にも使う場合、あまり動作点が浅いと反応が早くなりすぎ、文字入力のテンポと一致しないことがあります。本機では右上のキーを押すだけで動作点をユーザ設定→全キー1.5mm→全キー2.2mm→全キー3.0mmとサイクルできるので、プレイ中に思いついたことを書き留めるといった場合でもストレスがありません。
【キー配列】
ごく一般的な英字配列です。特徴といえば、右Winキーがあること、コンテキストキーがFnキーに置き換えられていること、Fnキーとの組み合わせでLED設定の切り替えやブラウザの起動、メディアコントロール等が可能な点くらいでしょうか。
個人的にJIS配列は全く使う気になれず、ノートパソコンもわざわざ英字配列のオプションがある製品を選んでいるくらいなので、英字配列のゲーミングキーボードというだけで評価が高いです。まあ、一般の人はJIS配列に慣れているでしょうから、自分がニッチなだけですが...
【機能性】
ゲーミングキーボードとして一般的なマクロ等の機能はありません。しかし、競技ではマクロの使用は認められていないのが普通でしょうし、多くのゲームはマクロなしでも快適に遊べるようになっているので、あまり必要性を感じません。
ただ、メディアキーはともかく、ブラウザやメールソフトの起動などあまり有用とは思えない機能を変更できないのは残念です。ゲーミングキーボードなので、メールソフトのショートカットよりはSteamを起動できるとか、SteamのBig Pictureモード切替とかのほうが有用でしょう。そういう意味で、各キーの機能を細かく編集できれば良かったと思います。
なお、APCやLEDの設定は、本体のフラッシュメモリに書き込めます。設定ソフトはWindows専用ですが、キーボード側に書き込まれた設定はどのパソコンにつないでも有効なので、Macでも完全に機能します(驚くことに、メディアキー(再生・一時停止・選曲など)はMacのiTunesでも有効で、iTunesが最前面でなくても機能しました)。
【その他】
CapsLockとCtrlの入れ替えが可能ですが、交換用キートップはないようです。
好みの問題ですが、個人的にはパームレストがあったほうが良いと感じました。もっとも、プラスチック製だと安っぽくなり、FILCOの木製パームレストは非常に高価なので、ホームセンターでコルクシートと両面テープを買ってきて自作したほうが良いと思います。厚みもミリ単位で調整できます。
【総評】
3万円近い販売価格はおいそれと手の出るものではありませんが、もともとRealforceは2万円前後というハイエンドのキーボードです。そこに最高レベルのキートップとLEDや、キーごとに作動点を変えられるという凝ったギミックを盛り込んで3万円なら、十分に納得できる価格設定といえるでしょう。
英字配列である点、マクロなどカスタマイズ性が(他のゲーミングキーボードと比べると)低い点、テンキーが不要な人にとってはやや大ぶりな点をどう評価するかで、「買い」かどうかが決まるでしょう。
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