MDR-1000X (C) [グレーベージュ]
- ワイヤレスでもハイレゾ相当の高音質で楽しめる、高音質コーデック「LDAC」に対応した、ノイズキャンセリングステレオヘッドセット。
- 装着時の個人差を検出して最適化する「パーソナルNCオプティマイザー」や騒音を気にせずに、音楽に浸れる「フルオートAIノイズキャンセリング」を搭載。
- ハウジング部の「タッチセンサーコントロールパネル」で、音楽再生機の曲送り/戻し、音量調節などが行える。SiriやGoogle Now機能の起動・操作もできる。
『【定番!?】ヘッドバンドの付け根が割れたら自分で直そう!』 西川善司さん のレビュー・評価


プロフィールテクニカルジャーナリストの西川善司です。
パソコン、IT全般、半導体技術、グラフィックス技術、ゲーム開発技術、ゲームそのもの、映像技術、映画コンテンツ、自動車とその関連技術、家電製品など、幅広く取材して各メディアに記事を寄稿しています。…続きを読む
2020年1月23日 05:52 [1249761-3]
満足度 | 5 |
---|
デザイン | 3 |
---|---|
高音の音質 | 5 |
低音の音質 | 5 |
フィット感 | 5 |
外音遮断性 | 5 |
音漏れ防止 | 5 |
携帯性 | 4 |
※プロフェッショナルレビューは「投票平均」(「満足度」含む)および「カテゴリ平均」の集計には含まれません。
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定番の故障箇所となっているヘッドバンド内壁パーツ |
相談に乗っていただいた秋山電化(埼玉県さいたま市)はソニーの正規サポート店 |
新品のヘッドバンド内壁パーツは税込972円。 |
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サウンドドライバー部を折りたたんで露出する付け根部分のネジを外す |
サウンドドライバー部分を括り付けている2つのネジも外す |
ヘッドバンド部のパーツ対応表図版 |
MDR-1000X、性能面では非常によくできたヘッドフォンなのだが、デザイン面というか耐久面で弱点がある。
それはサウンドドライバー(スピーカ部)を支えている付け根(ヒンジ)部が弱いというところ。
MDR-1000Xでは、サウンドドライバー部が折りたためる構造になっているが、この折りたたみを行うと、ヘッドバンドの内壁パーツに大きな応力が掛かる構造になっているのだ。
こうした構造はかつてのBOSEのQuietconmfort2以前の初期モデルでも見られた欠点なのだが、BOSEでは、この部分に肉厚のパーに改良するなどして対策してきた経緯がある。
ソニーのMDR-1000Xはこのあたりの配慮がいまひとつなようで、この部位の破損は定番のトラブルとなっているようだ。
筆者の場合は購入後1年、保証が切れた直後に破損したので、まさに「ソニータイマー」という都市伝説を身を持って体験したことになる。
サポートセンター問い合わせて電話で修理費見積もりを行うと、パーツ代と工賃で約8000円とのこと。
購入価格が2万円後半だったことを考えると割高に思えてしまう。ほとんどが人件費なのだろう。
筆者在住のさいたま市のソニーサポート窓口の秋山電化(写真)にダメ元で相談したところ、ご主人が「パーツ単体を900円でとることができる。精密ドライバーがあれば自分で直せるはず」とのことで、お言葉に甘えてソニーからパーツをとってもらうことに。
ちなみに、部品対応表(写真)によると、破損した左側のヘッドバンド内壁パーツ(写真図版の107)は
107 A-2195-012-A (ブラック)
となっている。(グレーベージュモデルは別型番である点に注意されたし。詳細は図版参照のこと)
分解と取付は、たしかに精密ドライバーがあれば簡単であった。
(1)サウンドドライバー部を折りたたむとヘッドバンド内壁パーツを留めているプラスねじ2つが露出するので、これを2つとも外す(写真)
(2)サウンドドライバー部の折りたたみヒンジ部がヘッドバンド内壁パーツにこれまた2つのプラスねじで留められているでこれを外す(写真)
(3)新品のヘッドバンド内壁パーツにここまでとは逆手順でサウンドドライバー部を組み付け、ヘッドバンド部本体へと合体させる。
これだけだ。掛かった時間は十数分程度。
今後もMDR-1000Xは、サウンドドライバー部を折っては収納ケースにしまうポータブルユースを続ける限りは、おそらく、今後もこのヘッドバンド内壁パーツが壊れることだろう。
そして、こうした症状に遭遇するMDR-1000Xユーザーは今後も少なからず出てくるはずで、今回のレビュー(?)はそうした仲間達に参考になれば幸いである。
参考になった66人(再レビュー後:41人)
2020年1月15日 17:00 [1249761-2]
満足度 | 5 |
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デザイン | 3 |
---|---|
高音の音質 | 5 |
低音の音質 | 5 |
フィット感 | 5 |
外音遮断性 | 5 |
音漏れ防止 | 5 |
携帯性 | 4 |
※プロフェッショナルレビューは「投票平均」(「満足度」含む)および「カテゴリ平均」の集計には含まれません。
MDR-1000X、性能面では非常によくできたヘッドフォンなのだが、デザイン面というか耐久面で弱点がある。
それはサウンドドライバー(スピーカ部)を支えている付け根(ヒンジ)部が弱いというところ。
MDR-1000Xでは、サウンドドライバー部が折りたためる構造になっているが、この折りたたみを行うと、ヘッドバンドの内壁パーツに大きな応力が掛かる構造になっているのだ。
こうした構造はかつてのBOSEのQuietconmfort2以前の初期モデルでも見られた欠点なのだが、BOSEでは、この部分に肉厚のパーに改良するなどして対策してきた経緯がある。
ソニーのMDR-1000Xはこのあたりの配慮がいまひとつなようで、この部位の破損は定番のトラブルとなっているようだ。
筆者の場合は購入後1年、保証が切れた直後に破損したので、まさに「ソニータイマー」という都市伝説を身を持って体験したことになる。
サポートセンター問い合わせて電話で修理費見積もりを行うと、パーツ代と工賃で約8000円とのこと。
購入価格が2万円後半だったことを考えると割高に思えてしまう。ほとんどが人件費なのだろう。
筆者在住のさいたま市のソニーサポート窓口の秋山電化(写真)にダメ元で相談したところ、ご主人が「パーツ単体を900円でとることができる。精密ドライバーがあれば自分で直せるはず」とのことで、お言葉に甘えてソニーからパーツをとってもらうことに。
ちなみに、部品対応表(写真)によると、破損した左側のヘッドバンド内壁パーツ(写真図版の107)は
107 A-2195-012-A (ブラック)
となっている。(グレーベージュモデルは別型番である点に注意されたし。詳細は図版参照のこと)
分解と取付は、たしかに精密ドライバーがあれば簡単であった。
(1)サウンドドライバー部を折りたたむとヘッドバンド内壁パーツを留めているプラスねじ2つが露出するので、これを2つとも外す(写真)
(2)サウンドドライバー部の折りたたみヒンジ部がヘッドバンド内壁パーツにこれまた2つのプラスねじで留められているでこれを外す(写真)
(3)新品のヘッドバンド内壁パーツにここまでとは逆手順でサウンドドライバー部を組み付け、ヘッドバンド部本体へと合体させる。
これだけだ。掛かった時間は十数分程度。
今後もMDR-1000Xは、サウンドドライバー部を折っては収納ケースにしまうポータブルユースを続ける限りは、おそらく、今後もこのヘッドバンド内壁パーツが壊れることだろう。
そして、こうした症状に遭遇するMDR-1000Xユーザーは今後も少なからず出てくるはずで、今回のレビュー(?)はそうした仲間達に参考になれば幸いである。
参考になった1人
2019年8月9日 23:11 [1249761-1]
満足度 | 5 |
---|
デザイン | 3 |
---|---|
高音の音質 | 5 |
低音の音質 | 5 |
フィット感 | 5 |
外音遮断性 | 5 |
音漏れ防止 | 5 |
携帯性 | 4 |
※プロフェッショナルレビューは「投票平均」(「満足度」含む)および「カテゴリ平均」の集計には含まれません。
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定番の故障箇所となっているヘッドバンド内壁パーツ |
相談に乗っていただいた秋山電化(埼玉県さいたま市)はソニーの正規サポート店 |
新品のヘッドバンド内壁パーツは税込972円。 |
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サウンドドライバー部を折りたたんで露出する付け根部分のネジを外す |
サウンドドライバー部分を括り付けている2つのネジも外す |
ヘッドバンド部のパーツ対応表図版 |
MDR-1000X、性能面では非常によくできたヘッドフォンなのだが、デザイン面というか耐久面で弱点がある。
それはサウンドドライバー(スピーカ部)を支えている付け根(ヒンジ)部が弱いというところ。
MDR-1000Xでは、サウンドドライバー部が折りたためる構造になっているが、この折りたたみを行うと、ヘッドバンドの内壁パーツに大きな応力が掛かる構造になっているのだ。
こうした構造はかつてのBOSEのQuietconmfort2以前の初期モデルでも見られた欠点なのだが、BOSEでは、この部分に肉厚のパーに改良するなどして対策してきた経緯がある。
ソニーのMDR-1000Xはこのあたりの配慮がいまひとつなようで、この部位の破損は定番のトラブルとなっているようだ。
筆者の場合は購入後1年、保証が切れた直後に破損したので、まさに「ソニータイマー」という都市伝説を身を持って体験したことになる。
サポートセンター問い合わせて電話で修理費見積もりを行うと、パーツ代と工賃で約80000円とのこと。
購入価格が2万円後半だったことを考えると割高に思えてしまう。ほとんどが人件費なのだろう。
筆者在住のさいたま市のソニーサポート窓口の秋山電化(写真)にダメ元で相談したところ、ご主人が「パーツ単体を900円でとることができる。精密ドライバーがあれば自分で直せるはず」とのことで、お言葉に甘えてソニーからパーツをとってもらうことに。
ちなみに、部品対応表(写真)によると、破損した左側のヘッドバンド内壁パーツ(写真図版の107)は
107 A-2195-012-A (ブラック)
となっている。(グレーベージュモデルは別型番である点に注意されたし。詳細は図版参照のこと)
分解と取付は、たしかに精密ドライバーがあれば簡単であった。
(1)サウンドドライバー部を折りたたむとヘッドバンド内壁パーツを留めているプラスねじ2つが露出するので、これを2つとも外す(写真)
(2)サウンドドライバー部の折りたたみヒンジ部がヘッドバンド内壁パーツにこれまた2つのプラスねじで留められているでこれを外す(写真)
(3)新品のヘッドバンド内壁パーツにここまでとは逆手順でサウンドドライバー部を組み付け、ヘッドバンド部本体へと合体させる。
これだけだ。掛かった時間は十数分程度。
今後もMDR-1000Xは、サウンドドライバー部を折っては収納ケースにしまうポータブルユースを続ける限りは、おそらく、今後もこのヘッドバンド内壁パーツが壊れることだろう。
そして、こうした症状に遭遇するMDR-1000Xユーザーは今後も少なからず出てくるはずで、今回のレビュー(?)はそうした仲間達に参考になれば幸いである。
参考になった24人
「MDR-1000X (C) [グレーベージュ]」の新着レビュー
レビュータイトル | 満足度 | 投稿日時 |
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2021年12月16日 19:29 |
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2021年3月23日 15:19 |
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2020年3月29日 10:21 |
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2020年3月17日 21:49 |
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2020年2月27日 08:07 |
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2020年1月27日 18:30 |
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2020年1月23日 05:52 |
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2019年8月27日 02:55 |
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2019年3月25日 19:30 |
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2019年1月27日 19:30 |
イヤホン・ヘッドホン
(最近5年以内の発売・登録)






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デザイン面での拘りを感じるSUPERなTFZ
(イヤホン・ヘッドホン > FORCE1)4
鴻池賢三 さん
(イヤホン・ヘッドホン)
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