『「クロス」なヤツらとは違う!』 トヨタ C-HR 2016年モデル ヒラミーさんのレビュー・評価

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ヒラミーさん

  • レビュー投稿数:28件
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満足度4
エクステリア5
インテリア4
エンジン性能4
走行性能4
乗り心地4
燃費4
価格4
「クロス」なヤツらとは違う!

今回は6年前に登場したC-HRと最近のトヨタSUVこと「クロス」軍団の中から大きさのあまり変わらないヤリスクロスを比較して、C-HRの個性、魅力が薄れてはいないか見てみたいと思います。

タイムズカーシェアでお借りしました。走行距離70000km台のハイブリッドモデルでした。

【エクステリア】
どちらが個性的かと言われれば、少なくとも僕は即答でC-HRというだろう。登場から6年になるが、相変わらず街で見かけたら目を引くし、オシャレでカッコイイ。僕の中ではまさにシティーボーイの様なイメージだ。
そのつくりやフォルムこそ複雑であるものの、ゴチャゴチャした印象はないし、まとまりが良い。逆にヤリスクロスはパッと見た感じは悪くないのだが、時間とともに飽きがきそうだ。

【インテリア】
これもC-HRの圧勝だ。ワケはカンタンだ。ドアを開けた瞬間分かるその違い。ヤリスクロスは極端な話、ヤリスのものをそっくりポン付けしただけのようなものなので、ハッキリ言って安っぽい。対してC-HRはプリウスのをポン付けではなく、オリジナルのデザインで高級感を演出しにきてる。ただ、それで左後方が太いピラーに隠されて大事な部分が死角になっているのはいただけない。
では、開けた瞬間には高級感漂うこのインテリアは、実際は どうか。…アレッ?何か微妙だな…。今回のクルマが廉価グレードということもあるのだろうが、割とプラスチックが目立つ。もっとも今に始まったことではないが、この辺りがやはり価格の割に安っぽく見えてしまう。あとはメーターが意外にもアナログなこと。対するヤリスクロスが廉価グレードでもデジタルメーターを使ってきたこともあるので、その辺りで少し見劣りしてしまった。
ただ、安っぽいのもそこまで酷くはない。例えばステアリングはウレタンだが、ヤリスクロスのほど触り心地はザラザラしていない。シフトノブのアルミもさりげなくスポーティーさを演出している。シートもヤリスクロスのものより全然イイ。腰のサポートが甘いだけで、その他の部分はホールドも良いし、変な縦縞を入れようなんて邪な考えをしていないのも◯だ。

【エンジン性能】
決してパワーがあるワケではないが、今回は街乗りだったので、あまり回す機会もなかった。街乗りでは基本的に電気が主役なので、エンジンのパワーやトルクの不足は感じない。
そして一番違うのは、1気筒違うことによる静粛性だ。ヤリスクロスの3気筒では音にバラついた感じがあり、エンジンが駆動している時にあからさまに振動が伝わってきて安っぽく感じる。対してC-HRの4気筒は、3気筒ほど音がバラつく感じもなく振動も少ない。

【走行性能】
これも違う。逆にあまり差がない部分はボディだ。両車ともTNGAプラットフォームのおかげでボディ剛性は高い。それにより、路面からの情報の正確性が高い。特に今回のC-HRのドライブは雨だったのだが、4つのタイヤの接地感がきちんと伝わってきて、怖いと感じることはなかった。
それ以外は全然違う。まずは重心だ。基本的にSUVは車高の高さからくる重心の高さがある。これが高ければ高いほど、クルマの前後左右の動きが大きくなる。
現にヤリスクロスは、高扁平のタイヤとも相まって、発進/停止などの際の前後方向のピッチングは少ないが、カーブなどでの左右方向のロールが大きい。
対してC-HRは、見た目にも分かる通り、普通のSUVと違って重心が低い。それはシートに座ってみれば尚更分かる。C-HRも高扁平のタイヤを履くが、低重心のおかげでピッチングもロールも少ない。
サスペンションも違う。ヤリスクロスのは柔らかく、C-HRのは硬めだ。そして、更に言えばリヤサスが違う。ヤリスクロスが安いトーションビームなのに対し、C-HRはダブルウィッシュボーン。これらではリヤの動きは全然違う。僕なら運動性能を大事にしたいのでC-HRを選ぶが、ここは人によって好みが分かれる。もちろん乗り心地を大事にするのも選択の一つだ。さあ、あなたはどちらを選ぶ?

【乗り心地】
先述の通り、このクルマの低重心は運動性能に寄与していると言ったが、これにはある弊害がある。これは恐らく高速や中・長距離を走るとあり得るのだが、低重心なクルマというのは疲れるのだ。これは僕も別のクルマで過去に経験があるのだが、恐らく走行中に身体があらゆる方向から受けるG(力)の問題だろう。そしてそこに、腰のサポートの弱いシートが追い討ちをかけてしまうのだ。乗り心地も気にしたいという方は、高いかもしれないが一度レンタカーなどで長距離や高速などを走ってみる機会があった方が良いかもしれない。

【燃費】
今回は短距離の走行だったので値はざっくりしたものだが、17km/L台だった。ハイブリッドの割にはあまりいい値が出なかったので残念。ちなみにヤリスクロスは、進化したハイブリッドシステムのおかげで25km/Lを余裕で越えるので、この辺りは技術の進歩に負けたといったところか。

【価格】
今回のクルマはハイブリッド車の廉価グレードで250万円オーバーということだが、これならそんなに高いとは思わない。ヤリスクロスの場合は、安っぽいのをおめかししていくとかなりの額になるので、それならこれにドラレコとか最低限のオプションだけ付けて乗るというのもアリだと思う。

【総評】
今回は登場からはや6年経ったC-HRに乗ってみたが、その個性や魅力は全く薄れていなかった。販売面で「クロス」を名乗るSUVたちに負けているのは、それらが出たばかりだからの話であって、僕はあくまで一時的なものだと思っている。C-HRの今後についてはまだ分からないが、この個性溢れるクルマをつくった6年前のトヨタは偉かったし、出来るならほかのSUVたちに負けずにモデルチェンジして続けていって欲しい。
最後に一言、最近のトヨタに言いたいのだが、何でもかんでも「クロス」と銘打ってSUVにすりゃいいってもんじゃないと思う。せめてこのC-HRみたいに個性のある名前とか考えてあげて!もしこのC-HRも「プリウスクロス」とか言ってた日には、このクルマ蹴り飛ばしてたと思うよ!

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満足度4
エクステリア5
インテリア3
エンジン性能4
走行性能4
乗り心地4
燃費5
価格3
個性と実用性、あなたはどっちを選ぶ?

フロント

リヤ

コックピットまわり

今回はふと乗りたくなってという気まぐれな理由からC-HRに乗ってきました。小一時間ぐらいのドライブだったので多くは語れませんが、取り敢えず感想を残しておこうと思います。

タイムズカーシェアでお借りしました。走行距離が73000kmということなので、個体は初期型かと思われます。

【エクステリア】
登場から5年が経っているが、個性的なデザインのおかげか色褪せた感じはまるでない。それなりの出来なクルマが多いトヨタとしてはファンタスティックとも言えるレベル。これはデザイナーさん偉い!
そういや、今はC-HRとタメ張れるデザインのクルマなんてないなあ…いや、日産にジュークってのがあったな…あれ、今はキックスって言うのか。やはりこの個性的なデザインでC-HRの右に出るものあらずか。

【インテリア】
逆にインテリアはデザインの犠牲を食らった印象。実用性に欠ける。まず、狭い。身長170cmの僕からしても天井が近く感じられる。おまけに後部座席の足元がこれまた大変窮屈そう。何やらヤリスに繋がる様なものを感じた…。
続いてはトヨタの十八番、必殺樹脂地獄。それは1台に着ければまた1台、また1台と終いには現行クラウンにまで及んだ、コストカットの名手にして低評価の名手。
「…なんだこのステアリングは?プリウスの派生モデルだからてっきりプリウスのが付いてると思いきやヴィッツのアレンジだと!?アクアに付いて何故お前には付かない!?ゆっくりと正面からせまるこの存在感…。伝説のトヨタチューン、悪魔の…(筆者は某マンガの見過ぎの模様。)」
レースマンガの世界から戻ったが、このクルマにはもう1つ問題がある。実はこれが大問題。C-HRに乗ったことがある人ならほぼ間違いなく経験しているだろうが、左後方が見えない!そのせいで左折はおぼつかない。ドアミラーとルームミラーによる予知が頼り。これではいつか人を轢いてしまうかもしれない。この辺はデザイナーどうかしてんじゃないのというレベル。全く偉くない!教習所で左折の仕方を習わなかったのだろうか。おまけにプリウスに似てか、後方視界も酷いもの。今のご時世、クルマは安全第一でお願いしますよ、トヨタさん!

【エンジン性能】
今回は街乗りでエンジン自体を使う瞬間が少なく、エンジンの性能よりTHSUの恩恵を大きく感じられた。
C-HRのユニットはプリウスに搭載されている1.8L+モーター。アクア用の1.5Lユニットと違ってモーターのトルクもあり、加速がもたつかない。それにユニットのカバー領域も1.5Lはせいぜい30km/hまでのものが、これは50km/h前後までイケる。その為、街乗りなら燃費面でも快適性でも大きな効果がある。

【走行性能】
走りはなかなか悪くない。まず、トヨタの新しいクルマづくりの考え方を表したTNGAプラットフォームをベースに作られたボディは割とカチッとした印象。この辺りの安心感は高い。
足まわりだが、17インチタイヤとのマッチングは悪くない。ただ、今回の個体は70000km以上走ってくたびれているのか、ダンパーが抜けている感じ。でも、悪くない。これは僕の勝手な予想だが、元のアシはややスポーティー志向に振ったのではないだろうか。ところが、ダンパーの抜けたこの感じが意外にも街乗りに合っているのだ。しなやかにも感じる。
直進安定性も良い。全高の低さと後席床下にハイブリッドバッテリーが搭載されているおかげだろう。しっかりしたボディとも相まって安定感があり、乗りやすい。
しかし、1つ惜しいのがブレーキ。プリウスなどと同じく甘い。ペダルストロークが短い割にはレスポンスに乏しく、踏力のコントロールが難しい為、停止がカックンになる。あと、フロントにばかり効き過ぎる。バッテリーの重さでリヤのリフトは少ないが、もう少しブレーキバランスをリヤに振っても良いのでは。

【乗り心地】
これも悪くない。さすがのトヨタ、街中の路面のいなし方は得意と言ったところか。ただ、あくまで路面が良い場所での話なので、荒れた路面でどうなるかはまた別問題となりそう?

【燃費】
さすがハイブリッドカー。小一時間の街乗り程度ならその数値は揺るがない。この数値が大きく変わらなければ、ホントにおサイフに優しいクルマと言えるよね。

【価格】
ちょっと高い。新しいボディやデザインと引き換えに割と目に見える部分がコストカットされている印象を受けたくせ、価格に反映されている感じがしない。これはどういうこと?

【総評】
トヨタにしては強気なクルマである印象なのがこのC-HR。ガソリン車にはイマドキMTの設定があったりして結構嬉しいクルマなのだが、何か腑に落ちない部分があるのだ。
「ガソリンエンジンはこの車格で1.2…?」
「後ろ狭くない?」
「何か中の質感…あんまり良くなくない?」
そしてやっぱり…。
「左後ろ見えないのチョー怖くない!?」
結局このC-HRは、トヨタが珍しく個性と実用性、更には質感と価格を欲張ったクルマに仕上がった訳だが、対極にある2つ(4つ)を1つに押し込もうなんてやっぱり無理だったという夢物語と終わっている。実際、僕の評価としても実用性に欠けた為、これは△。それならいっそ価格を更に上げて質感向上に充てれば、それこそ新型ヴェゼルやキックスなんかも震え上がるいいクルマになるのではないだろうか。
トヨタは今まで価格でお客さんを集める戦法は世界広しと言えどよく知っているはずなので、今度は質感の高いクルマでお客さんを集めるのにチャレンジだ。いずれ登場するであろう新型C-HRでね。

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参考になった4

 
 
 
 
 
 

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C-HR 2016年モデル
トヨタ

C-HR 2016年モデル

新車価格:238〜314万円

中古車価格:133〜440万円

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