『RR車らし爽快な操舵フィールが魅力』 ルノー トゥインゴ 2016年モデル 松下宏さんのレビュー・評価

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プロフィール1951年群馬県前橋市生まれ。自動車業界誌記者、クルマ雑誌編集者などを経て自動車評論家として独立。クルマそのものより、クルマとクルマに関係する経済的な話題に詳しい評論家を自負するとともに、安全性の追求についても一家言を持つ。クルマ雑誌各誌…続きを読む

満足度4
エクステリア4
インテリア4
エンジン性能4
走行性能4
乗り心地5
燃費3
価格4

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RR車らし爽快な操舵フィールが魅力

ルノーのラインナップでベーシックラインを受け持つトゥインゴは、今回のモデルからダイムラー傘下のスマート・フォーフォーと姉妹車の関係を持つようになった。ダイムラーとルノーの提携の中で、共同で開発し、ルノーの工場で作ることになったためだ。

トゥインゴとフォーフォーは基本的に同じ工場で作られる同じクルマなのだが、実際に走らせてみるとやはり違いが感じられる。それはドイツ車とフランス車に起因するもののようだ。

トゥインゴにはルノー・ジャポンが港区のル・パン・コティディアン芝公園をベースに開催したメディア関係者向け試乗会に出席し、用意された広報車両に試乗した。試乗グレードはインテンス・キャンバストップだ。

試乗した時点ではインテンスだけの単一グレードのモデルで、キャンバストップの有無の違いがあるだけだったが、その後2016年12月にゼンが追加されている。ゼンは0.9Lのターボエンジンに6速EDC(デュアルクラッチ)を組み合わせたインテンスと同じ仕様のほか、1.0Lの自然吸気エンジンに5速MTを組み合わせた仕様もある。

外観デザインはシンプルな印象ながら、可愛らしいものに仕上がっている。スマート・フォーフォーとは明確に異なるフランス車らしいソフトで軽いタッチのデザイン処理がなされている。従来の3ドアから5ドアに変わったのは、使い勝手などの面から歓迎されるべきポイントだ。リヤドアのドアノブはピラー部分に隠される形でデザインされている。これは最近いろいろな車種で見られるものだ。

内装も黒一色ではなく、6色のボディカラーに対して3色のインテリアカラーが設定され、試乗したブルードラジェと呼ぶ水色のボディカラーには、ブルーのインテリアカラーが組み合わされている。シート表皮などは白い部分が多く、かなり大胆な色使いである。

室内空間の広さはまずまずのレベル。駆動方式がRRになったこともあって、従来のモデルに比べると全長を80mmも短縮しながら、ホイールベースは125mmも延長し、室内長に至っては230mmも延長されて十分な居住空間を確保している。といっても、パッケージング技術の進んだ日本のコンパクトカーやハイト系軽自動車に比べるとやや物足りない感じもあるのだが、普通の体格の大人が普通に座れるだけの空間がある。

スマート・フォーフォーと姉妹車になったため、今回のトゥインゴはFFからRRに駆動方式が変わった。ボディの後部に搭載されるエンジンは直列3気筒0.9LのDOHC+インタークーラー付きターボ仕様で、66kW/135N・mのパワー&トルクを発生する。

コンパクトなボディのトゥインゴは車両重量も比較的軽く、キャンバストップ仕様でも1030kgにとどまっているから、66kW(90ps)の動力性能は必要十分といった感じである。ターボ仕様のエンジンらしく2500回転という低めの回転数で最大トルクを発生するので、低速域からトルク感のある力強い走りが可能である。

6速EDCのトランスミッションは全体にスムーズな変速フィール。低速域では多少のギクシャク感を感じさせるシーンもあったが、まあ大きなネガにはならない程度である。

動力性能よりも魅力的なのは爽快なステアリングフィールだ。RRの駆動方式を採用したことでフロントが軽く、操舵に応じて素直にノーズが向きを変えていく感覚がある。これはFF車では得られないもので、RRに変わったことの最大のメリットがここにあると言っても良い。ちなみに1030kgの車両重量のうち前輪荷重は470kgである。

乗り心地にもフランス車らしい良さがある。トゥインゴには前輪が165/65R15、後輪が185/60R15という前後異サイズのタイヤが装着されている。適度な偏平率のタイヤを採用していることも乗り心地の良さに貢献していると思う。

スマート・フォーフォーではこれよりもずっと太いタイヤを履いていることが、乗り心地の硬さにつながっている。

インテンスはキャンバストップでも199万円と200万円を切る価格設定で、標準ルーフ車なら189万円だ。スマート・フォーフォーに追加されたターボ車に比べると格段に安いので、買うならこちらという感じである。

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新車価格帯:177〜239万円

中古車価格帯:123〜213万円

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