『トゥインゴ歴20年の筆者が斬る3代目トゥインゴ』 ルノー トゥインゴ 2016年モデル 外川 信太郎さんのレビュー・評価

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『トゥインゴ歴20年の筆者が斬る3代目トゥインゴ』 外川 信太郎さん のレビュー・評価

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プロフィール神奈川県藤沢市生まれ、現在茅ヶ崎市在住の湘南中年。少年期に5年間イギリス・ロンドンに在住していた事から、欧州車に興味を抱いたきっかけになった。慶応義塾大学卒業後、輸入車専門誌にてライターを始める。その後、育った英国に渡りレース活動などを経…続きを読む

満足度4
エクステリア4
インテリア4
エンジン性能4
走行性能4
乗り心地4
燃費5
価格5

※プロフェッショナルレビューは「投票平均」(「満足度」含む)および「カテゴリ平均」の集計には含まれません。

トゥインゴ歴20年の筆者が斬る3代目トゥインゴ

全幅は1650mmとコンパクト。丸目のライトがキュートだ

筆者所有の日本上陸第一号車のトゥインゴと比べても肥大化していない

全長は、3620mmとショートだが、室内は十分な広さを確保している

グラスハッチを採用したリアドア。コンパクトながら迫力のあるヒップだ

ボディ同色のトリムを採用するなど、ポップなインテリア

リアに搭載される0.9Lエンジンは、90PSを発生する

いきなりですが、筆者は、国内で最もトゥインゴと過ごしている時間が長いと言えます。なぜなら現在所有している初代トゥインゴ(06-C3G型)は、日本上陸第一号車で、当時のインポーターであったフランスモータースの広報車両を譲り受け、早21年目。パワステもABSもないフランス車色が強い一台であります。コツコツと修理を重ね乗り続けていますが、3代目のトゥインゴはちょっとばかり心が動いた一台でもあります。
報道関係の試乗会でも、短時間試乗をしましたが、今回は長年お世話になっているルノーでは日本最大級のディーラーでじっくり試乗させてもらいましたので、レビューを記します。

全長3620mm、全幅1650mm、全高1545mmと昨今の輸入車としては、最小クラス。ミニのように肥大化してしまったら、もうトゥインゴではないなあ・・・と3代目が登場する前から心配していましたが、肥大化せず登場してくれて、トゥインゴフリークとしては安心しました。しかし間近で対面すると存在感がとてもあり、寸法以上に大きく見えるのは、ルノー5(サンク)ターボを思い起こさせるリアフェンダーの張り出しなどが関係しているのでしょう。

フロントマスクは、大きなルノーエンブレム(ロザンジュ)を中心に左右のヘッドライトに伸びるブラックのガーニッシュが精悍な印象を与え、丸目2灯式のヘッドライトが初代から続く、ほんわかなとした印象も残しています。またポジションランプは高輝度4LEDを採用した丸目2灯式で非常に明るいのが印象的でした。ヘッドライトに関しては、HIDやLEDの装着予定は今後もなしとのことでしたが、筆者の初代トゥインゴにLEDヘッドライトをインストールし車検を合格していることから、アフターパーツでリメイクすることはカンタンであるといえます。

3代目からこれまでの3ドアから5ドアになってしまったのは大きな変化ですが、筆者自身もトゥインゴに5ドアが欲しいと願っていた事ですので、使い勝手も考慮して歓迎です。

インテリアは、これまでのトゥインゴとは大きく変わり、初代から踏襲されてきたセンターデジタルメーターが廃止され、メーターも兄弟車のスマートとほぼ共通のデザインになってしまったのは、残念です。

大きなフロントウインドウは相変わらず前方視認性の良さに貢献してくれ、見晴らしの良さは特筆です。オーディオの枠にはボディ同色のトリムが配され、初代から続くポップなイメージを残してくれています。

さて、早速試乗開始です。ミラーの角度調整を行い、スイッチに触れてみると、この3代目トゥインゴと初代トゥインゴの唯一の共通点を見つけました。それは、ミラー調整レバーです。スティック形状になっているこのスイッチですが、現在でも採用されている程、使い易いものと言えます。パワーウインドウスイッチはごく一般的なものになってしまいましたが、初代のようなカラフルなものであったら尚更らしさを演出できたのでは・・・。

エンジン始動はキーによるもの。0.9リッター直列3気筒エンジンは、あっけなく目覚めた。3気筒エンジンであるが、振動は非常に少なく、アイドリングも静か。散々試乗で乗ったVolkswagenのup!よりも確実に振動は少ないと言えます。
フロアのシフトレバーはともかく、申し訳ない程度に樹脂にシフト操作が描かれていますが、試乗が夜間であったため、せめて透過式の照明を灯して欲しいと感じました。

走り出すと、とにかく軽快。タコメーターがないので、回転数は不明ですが、後方からトゥインゴとは思えない勇ましいサウンドを響かせ、弾けるように加速。ゲトラグ製6速EDCは、トルクコンバーター式ATと間違えるほど滑らかに変速を行い、フロアのシフトレバーをMTモードにすれば、さらにダイレクトな走りが楽しめます。1トンそこそこのボディに90PSは十分で、中間加速もパワフル。試しにチューニングを施し890kgの重量に80PSを発生する筆者所有の初代トゥインゴと加速勝負を行ったが、あっさり3代目トゥインゴの迫力あるヒップを拝む結果となりました。この3代目トゥインゴ、手元のクロノグラフで0-100km/hは10秒を確実に切っています。

フランス車の持つしなやかさは、しっかり持ち合わせており、東名高速を時速100km/hで段差を乗り超えても、たっぷりとしたストロークのダンパーがねっとりとショックを吸収してくれる。また、大井松田〜御殿場間の高速コーナーが続く区間でも、前45%:後55%という重量バランスは絶妙でオンザレールで駆け抜けてしまう。勾配でも、たっぷりとしたトルクを生むターボエンジンのおかげで、非力と感じたシーンは一度もなかった。

時間の関係、ワインディングでの試乗は不可能でしたが、是非とも走りなれた道を新旧のトゥインゴで走ってみたいものです。

燃費も国産同クラスと遜色がなく、(場合によってはそれ以上)実際、高速巡航では20km/lに届く程の省燃費性を見せてくれた3代目トゥインゴ。

実用性、ファッション性、運転の楽しみなど多くの魅力を備えながらも200万円を切ったこのクルマ。国産コンパクトカーに一石を投じる一台となりそうだ。






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