NR1607
- Dolby Atmos、DTS:Xに対応した7.1ch AVサラウンドレシーバー。HDCP 2.2、HDR、BT.2020、Ultra HD Blu-rayによる4Kコンテンツを高画質で楽しめる。
- ハイレゾ、DSD対応のネットワークオーディオ機能やAirPlay、インターネットラジオ、Wi-Fi、Bluetoothなどに対応。ワイドFM対応FM/AM チューナーを搭載。
- フロントUSB入力は5.6MHz DSDファイルの再生も可能。操作はiOS/Android/Kindle Fire対応の「Marantz 2016 AVR Remote」で行える。

- 3 0%
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評価項目 | 投票平均 | カテゴリ平均 | 項目別ランキング |
---|---|---|---|
デザイン![]() ![]() |
4.53 | 4.34 | -位 |
操作性![]() ![]() |
3.53 | 3.86 | -位 |
音質![]() ![]() |
4.94 | 4.47 | -位 |
パワー![]() ![]() |
4.35 | 4.46 | -位 |
機能性![]() ![]() |
4.18 | 4.38 | -位 |
入出力端子![]() ![]() |
5.00 | 4.35 | -位 |
サイズ![]() ![]() |
5.00 | 4.00 | -位 |
- ※「投票平均」(「満足度」含む)および「カテゴリ平均」は、全投票の単純平均ではなく、独自の集計方法で算出しております
- ※「カテゴリ平均」より「投票平均」が高い項目は、黄色に塗られております
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2017年5月14日 14:50 [1027859-2]
満足度 | 5 |
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デザイン | 5 |
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操作性 | 2 |
音質 | 5 |
パワー | 4 |
機能性 | 5 |
入出力端子 | 5 |
サイズ | 5 |
5年前に購入したDENONのエントリー機AVR-1713から買い替えですので、主にはこちらとの比較になります。
今回の購入にあたっては2ch再生時の音質を最重要視しました。比較検討したのはヤマハのRX-V781です。
DENONを検討しなかったのは2ch再生時の音質と、AirplayやUSB接続の動作が不安定という理由です。
airplayと映画視聴時にセンターを使用したいのでプリメインではなくAVアンプです。(プリメインも所有してます)
構成はフロント3chです。
フロントスピーカー:ヤマハ NS-F500 (6Ω 88db)
回線:auひかり(無線接続)
BDプレーヤー:PS4 slim
【デザイン】
マランツっぽいデザインで好きです。各社言えることですが前面のシールは不要に思います。
【操作性】
D&Mなので、ユーザーインターフェースなど内部のソフトがDENONと同じです。5年前と変わりません。
これがチープで動作が安定せずレスポンスも良くないです。
スタンバイ時にiPhoneからAirPlayでAVアンプを起動したり、曲を選択してから再生されるまでの時間はむしろNR1607の方が長くなっています。
ただ、AVR-1713ではAirPlayで曲を再生中に音が途切れる、勝手に違う曲に飛ぶ、突然接続不能になり再起動が必要、USB接続でも同様のものがありましたが、NR1607ではこのような現象は今の所ないのでホッとしています。
-追記-
youtubeをiPhoneからAirPlayで再生中、プチプチと音が途切れました。やっぱりという感じですが、これが初めてのAVアンプだったらショックです。
ちなみにBluetoothは接続は安定していますが遅延がひどく、動画はダメです。音質的にも劣化があるらしいです。
【音質】
*AirPlay、2chステレオ再生、pure direct使用
ソフトに不安がありながらも、それを払拭する音質です。
AVR-1713との比較、NR1607の特徴
・高域が自然で伸びている(変な強調感がない)
・ボーカル帯域の密度が高く存在感がある
・低い周波数の音もしっかり鳴らし分ける
・音場が立体的で奥行きがある
・定位がはっきりしている
・クラシックが聴ける
・全体的に粒子の細かい音がする(線が細いわけではないです)
・音にコシがある
・小音量でも音像がしっかりしている(スピーカーからの音離れが良いです)
・大音量でもボーカルが潰れない
・各パートの定位が明瞭
・楽器がリアル
・中域〜高域にかけての音色に艶、密度感、温もりを感じる(周波数の特性がアンバランスとは感じません)
*フロント3ch、Blu-ray再生(上述の音の傾向は引き継ぎますので、サラウンドもかなり良くなりました)
・細かい音を拾う
・背景の環境音が聴こえ、映像に対して音がとても自然
・音の移動が映像とリンクする
【パワー】
ボリュームの表示もDENONと同じで(0〜98)、同じボリュームだと音量は明らかにNR1607の方が小さく、本体を薄くした影響を感じます。
ただ、ボリュームを上げていくと先にNS-F500のウーファーストロークが足りなくなるので不足はありません。
駆動力に関しても十分です。サブウーファーを所有していますが2chはもちろん、映画視聴時でも必要性を感じないので使っていません。
低能率なスピーカーや、ウーファー径20cm以上のスピーカー、逆に箱が小さめなブックシェルフを使用する場合だったり、ブーミーな低域の量感が好みの方は物足りなく感じる可能性はあります。量感に関してはパワーというより音質かもしれません。出せないのではなく出していない感じです。
【機能性】
十分です。新型(NR1608?)はDolby visionを搭載するみたいですが私は不要です。
【入出力端子】
PS4+スピーカー3chしか繋がない私には十分すぎます。スピーカーはあるので1度5.1chくらいは試そうかと思いますが、部屋が狭くデフォルトは3chで考えています。
【サイズ】
薄いのは助かります。クオリティが変わらないのであればもちろんコンパクトな方がいいです。ただ私はコンパクトさをAVアンプに求めていませんし、薄くしました音が悪くなりましたでは買いません。
実際にこのNRシリーズは薄くしたが為に電源部が弱く、フルサイズ同等の電源部なら買うのにという方もいらっしゃるのではないでしょうか。
重さはAVR-1713(高さ15cm)と変わりませんのでこのサイズで詰められるだけ物量投資をしているんだと思います。
【画質】
ある意味1番驚いた部分です。
まさか変わると思わないので画質は無意識でしたが、ゲームでいつも見る起動画面で瞬時に感じましたので錯覚ではないと思います。画質を表現できるほどの語彙がないのですが、ピントが合った感じです。
TVはPanasonicのプラズマTH-P55GT5 [55インチ]です。
【総評】
RX-V781は所有しているスピーカーで視聴ができていたのでかなり悩みました。音もよく何も不満はなかったです。
しかしNS-F500が淡白な鳴り方をするので、アンプ側に多少の色が欲しかったのと、AVアンプでも自分が感じられるレベルで音が変わる事実をヤマハで確認できたので、最終的にはサウンドイメージでマランツにしました。(マランツはB&Wでの視聴だったのであまり参考にはできませんでした)
音に重きを置きながらリスクのある買い方をしたので音出しまで本当にドキドキしましたが、満足しています。
メーカーの方が基本構成はほとんど変わらないと言っていたので、前のNR1606も次の1608もきっと良い音なんだと思います。(マイナーチェンジという言い方をしていました。)
もし万人にAVアンプを勧めるなら安定しているヤマハ、上述のような音の好みが合えばマランツ、低音の迫力ならDENONです。
私のような基準で選ぶ方は少ないかもしれませんがご参考になれば幸いです。
最後まで読んでいただいた方、ありがとうございました。
- 設置場所
- 寝室・自室
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