-
ASUS
- デスクトップパソコン > ASUS
- スティックPC > ASUS
VivoStick TS10 TS10-B016D
64bit版「Windows 10 Home」を搭載したスティック型PC
CPU種類:インテル Atom x5-Z8350(Cherry Trail) コア数:4コア CPUスコア:908 メモリ容量:2GB ストレージ容量:eMMC:32GB OS:Windows 10 Home 64bit ビデオチップ:Intel HD Graphics
-
- デスクトップパソコン -位
- スティックPC -位
『ビジネスでスマートに決めるなら!Windows10搭載スティック型PC 』 れーさんさん のレビュー・評価


よく投稿するカテゴリ
2016年5月17日 00:28 [931012-1]
満足度 | 5 |
---|
デザイン | 5 |
---|---|
処理速度 | 4 |
グラフィック性能 | 4 |
拡張性 | 3 |
使いやすさ | 5 |
静音性・発熱 | 5 |
付属ソフト | 5 |
コストパフォーマンス | 無評価 |
![]() |
![]() |
![]() |
---|---|---|
液晶に接続 |
タブレットのような操作性 |
ベンチマーク |
![]() |
![]() |
![]() |
プレゼンも快適 |
ディスク速度高速! |
スマートフォンをマウス代わりに! |
手のひらサイズながら、フル機能のWindows10 OSを搭載したスティック型PC「ASUS VivoStick TS10」。
HDMI接続で液晶テレビや液晶ディスプレイに挿すだけでどこでもパソコンになります。
CPUにはIntel Atom(クアッドコア)、ストレージに32GBのeMMC、Blutoothを搭載しており、Blutooth4.1と無線LAN機能も使えます。
Android/iOSアプリケーションをスマートフォンにインストールすることでマウスを持ち運ばなくても、手持ちのスマホがマウス代わりに使えます。
ファン内蔵だが音は静か、ACアダプタにはやや注意が必要
まずはハードウェア回りを見ていきます。
製品自体は手のひらに収まるほど小さい(なんと75g!)ので、これで本当にWindowsが起動するのか?と思うくらい。
電力はUSB電源から取る形ですが、少し注意点があり付属のUSB ACアダプタは出力が2Aと高めのものを使っています。一般的なスマートフォン用充電アダプタは0.5Aや1A出力のものが多いため、手持ちのアダプタではVivoStickが立ち上がらない可能性があります。
電源を入れてみると静かな回転音が。このコンパクトサイズながらファンを内蔵しているのは見事です。電子部品は熱に弱いので、長く使うことを考えると冷却機構がしっかりしているのはさすがASUSさんだなと思わせる部分。
ポート類はテレビや液晶につなぐHDMI、USB3.0が1、USB2.0が1、マイク/イヤホンジャック、そして給電用のmicroUSBポートが1つとシンプルです。
VIVOREMOTE CENTERが便利!手持ちの液晶がタッチパネル感覚に
実際に液晶につなげて使用してみます。接続はHDMIですから挿すだけです。
起動時間はさすがにSSD搭載のフルスペックPCにはかなわないものの、数十秒でWindows10が立ち上がってきます。一度立ち上げてしまえば後はスリープさせることで次回からは一瞬で起動できますから、そこまでネックにはなりません。
手持ちに空きのUSBマウスがなかったので、本機のウリでもある「VivoRemote」アプリをGoogle Playストアからダウンロードして、スマートフォンをマウスの代用としてみました。なおVivoStickを起動すると、ダイアログでアプリをインストールしましょうというアナウンスが出るので親切設計です。スマホのバーコードリーダーで表示されたQRコードを読み取るだけでアプリストアに直接移動できます。
Google Playストア:https://play.google.com/store/apps/details?id=com.asus.vivo.stick&hl=ja
App Store:https://itunes.apple.com/jp/app/vivoremote/id1080287749?mt=8
接続はVivoStickに搭載された無線LAN経由です。
VivoStickが起動すると最初にこのVivoRemote Centerが立ち上がります。
大きなアイコンで操作ができるため、まるでスマートフォンかタブレットを操作している感覚でPCが操作できます。これは初心者にも優しい配慮だと感じました。
なおアプリ側からキーボード、マウスどちらの操作も可能です。
画面上部はWindows側にスマホの文字入力を送信できます。キーボードの代用です。
またアプリ画面中央の部分がマウス操作になっていまして、ここを指でなぞるとWindows側のカーソルが動きます。
画面下はマウスの左ボタン/ホイール/右ボタン扱い。左ボタンをロングタップすると、Windows側もマウスの左ボタンを押しっぱなしにした状態になり、ドラッグアンドドロップなど複雑な操作もスマートフォン側アプリでらくらく行えます。
普段マウス操作に慣れていると、スマートフォンでWindowsを操作できるのが面白く、やっているうちに、やみつきになってしまいます。
最近はPCよりスマートフォン・タブレットを主流で使われている方も多いと思われますので、テレビのリモコン感覚で操作できるのは良いですね。
ビジネスシーンでのプレゼンに便利か
スペックから考えても、想定されているのはビジネスシーンでのプレゼンテーションなどでしょう。
実際にフリーのOfficeスイートである、OpenOfficeをインストールしてみました。
なお初回起動時で空き容量は18GB程度ありますので、ちょっとした業務アプリをインストールするには十分です。
ストレージがネックになりインストール作業は少し時間がかかりますが、アプリケーションの起動は快適そのもの。
アプリケーションの操作性も悪くありませんから、出先でちょっとしたプレゼン資料の修正、ドキュメントの修正などは簡単に行えそうです。
またYoutubeやニコニコ動画の視聴も快適に行えました。
ベンチマークを計測してみる
せっかくなのでいくつかベンチマークで本製品の性能を検証してみます。
Super Pi(円周率計算)
104万桁(1M)が52秒という結果に。これは一昔前のデスクトップPCでの数値と同じです。時代の進化を感じます。そこそこCPU性能は高いと言っていいでしょう。
またこのベンチマークはシングルスレッド性能(1コア)を計測するもののため、4コア搭載のAtomはさらにパワフルということがいえます。
Crystal Disk Mark(ストレージ速度計測)
内蔵ストレージはeMMCなので速度は期待していませんでしたが、なかなか高速です。一昔前のノートPCやデスクトップPCのHDD速度は軽く凌駕しています。
Writeがやや遅いのが少し気になる点ですが、基本的にストレージを激しく使う用途ではないので、妥協できる部分でしょう。
総評
実売で2万円を切る価格で購入できてしまうVivoStick。
最新のWindows10が気軽に持ち運べるのが最大の魅力だと思います。
ビジネスシーンで重たい思いをしてノートパソコンを持ち運ぶこともなく、出張先のテレビやプロジェクター、液晶ディスプレイに挿すだけで使え、マウスもキーボードも不要ですから、荷物を減らしたい方には最適な選択となりえます。
- レベル
- 上級者
- 使用目的
- ネット
- テレビ・DVDなど
- 文書作成
- 画像処理
- 動画編集
- その他
参考になった28人
「VivoStick TS10 TS10-B016D」の新着レビュー
レビュータイトル | 満足度 | 投稿日時 |
---|---|---|
![]() |
![]() ![]() ![]() ![]() ![]() |
2016年9月11日 11:44 |
![]() |
![]() ![]() ![]() ![]() ![]() |
2016年5月17日 00:28 |
![]() |
![]() ![]() ![]() ![]() ![]() |
2016年5月8日 06:02 |
![]() |
![]() ![]() ![]() ![]() ![]() |
2016年4月10日 16:30 |
デスクトップパソコン
(最近3年以内の発売・登録)




5位G-Tune HM-A-KK 価格.com限定 Ryzen 5 5600X/RTX 3060Ti/16GBメモリ/512GB NVMe SSD搭載モデル #2111HM-AB550-KK

満足度5


新着ピックアップリスト
-
【欲しいものリスト】コスパ自作PC
-
【Myコレクション】rist
-
【おすすめリスト】ウルトラ購入して使ってみました。
-
【おすすめリスト】自作初心者におすすめできる予算8万円構成
-
【欲しいものリスト】初自作
(デスクトップパソコン)
- コミュニティ規定の内容をご確認の上、ご利用ください
- 評価は投票された方の主観による目安であり、絶対的な評価を保証するものではありません
- 点数はリアルタイム更新です
- ユーザーレビューの使い方、よくある質問 FAQもご参照ください
価格.comマガジン
注目トピックス
- 【動画】予算10万円で買う高コスパなノートパソコン10選
ノートパソコン
- “歌うキーボード”として発売直後から大人気! カシオ「CT-S1000V」の面白さ
シンセサイザー・キーボード
- 洗練された薄型ボディと性能劣化防止機能が魅力! オッポ「OPPO Reno7 A」発売前レビュー
スマートフォン
