LUMIX DMC-TX1
- 2010万画素の1.0型MOSセンサーや広角25mm(※35mm判換算)からの「光学10倍 F2.8-5.9 ライカDCレンズ」を搭載した高級コンパクトデジタルカメラ。
- 撮影後に好きなフォーカスポイントの写真を選べる「フォーカスセレクト」や、複数の写真を合成して印象的な写真を作れる「比較明合成」を搭載。
- 4K30pやAVCHD 60pの動画撮影が可能なほか、パン/ズームイン/ズームアウト動作ができる「4Kライブクロップ」を搭載している。

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2020年12月2日 12:47 [1394378-1]
満足度 | 5 |
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デザイン | 4 |
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画質 | 5 |
操作性 | 4 |
バッテリー | 3 |
携帯性 | 5 |
機能性 | 5 |
液晶 | 4 |
ホールド感 | 1 |
ワイド端 |
テレ端(ワイド端と同位置から撮影) |
ボケのイメージ |
マクロ撮影もある程度いけます |
手持ち夜景もワイド側ならばある程度はいけます |
意外にも(?)連写能力は高いです |
先代の”常時携行・お散歩カメラ”の調子がよろしくないため、型落ちで割安だった本機種を、置き換え用に導入しました(例によって”中古並品”です)。
型落ちとはいうものの、令和2年12月の時点ではまだ新品として販売されているようです。購入を検討される方へのご参考までに、導入から半年程度使用したうえでの印象を整理させていただきます。
【デザイン】
”The・コンデジ”です。
ボディは金属製のため、価格帯の割には質感もあるほうだと思います。
【画質】
1インチセンサー搭載機ですから、当然ながら並のコンデジとは一線を画します。本来はスマホカメラとの比較ができれば望ましいのですが、私はスマホをいっさい所持しませんので、その観点からの比較はできません。
縮小画像で比較する限りにおいては、メインで使うm4/3機と歴然たる違いがあるとまでは思えません(等倍で比較? やめてさしあげろ(笑))。
“10倍”という高倍率ズーム搭載機ですので、F値は可変ですし−−オリンパスの12-100mmが(いい意味で)“変態”であるだけであって、可変なのが普通です−−、テレ端側の写りは甘いです(それがレンズのせいなのか微ブレのせいなのかについては、検証を要するのかもしれませんが・・・)。
【操作性】
本体のダイヤルとレンズ周りのコントロールリングを併用することで、”事実上のダブルダイヤル機”として運用することができます。ボタンの数もコンデジとしては多い方なので、コンデジとしては操作性はいい方ではないでしょうか。
なお、当方においては、絞り優先オートを基本にして、コントロールリングには露出補正を割り当てています(コントロールリングや主要ボタンについては、メニュー画面から任意の機能を割り振ることができます)。
タッチパネルの感度も良好ですし、メニュー周りもよく考えられています。
【バッテリー】
こんなものでしょう。
予備バッテリーについては常時携行するようにしています。
本体だけで充電が完結するのは、いかにも現代のコンデジらしいところです。
【携帯性】
コンデジとしては、300gオーバーというのは“ずっしり重い”ところです。
ファインダーを(半ば無理矢理)搭載していることもあって、背面に出っ張りがあることも事実です。
しかしながら、本機種は光学10倍ズームを搭載しており、(35mm判換算)250mmがこのボディ重量・サイズで(文字通り)”携帯”できることを踏まえると、携帯性という意味では高く評価するよりほかありません。
【機能性】
手ぶれ補正については、コンデジであることを踏まえれば必要十分でしょう。手持ち夜景でも、ワイド側であればある程度いけます(添付作例をご参照ください)。
一つ難癖をつけるならば、リングの回転方向がオリンパス機と”逆”なので、(私がメインで使う)オリンパス機の感覚でいると、ときどき戸惑わせられるということです。・・・そこまで期待するのは間違いか(m4/3仲間同士、揃えてくれよという気もします)。
【液晶】
背面液晶については必要十分なレベルでしょう。
他方で、ガッカリきたのがファインダーです、搭載されていることによって、晴天の屋外で背面液晶が見にくい場合でも対応できることは事実なのですが、あまりにもクオリティが低すぎです。
並のコンデジならばともかく、1インチセンサーを搭載する”高級コンデジ”にカテゴライズされる製品にファインダーを搭載するのであれば、もうひと頑張りほしかったところです(無いよりはマシなのですが、文字通り”マシ”レベルでしかない)。
【ホールド感】
これはアカン・・・。
金属ボディそのままということもあり、形状にわずかな出っ張りを持たせているとはいっても、油断するとツルツル滑っていきます。
当方では、コンデジ用のストラップを別途用意して、基本的に首かけ状態で運用しています(滑って落としたら立ち直れそうにない・・・)。
【総評】
このサイズと重量で、10倍ズームと1型センサーを両立させたことは、絶賛に値します。後継のTX2と比べると、ズーム倍率こそ小さいものの、他方で、本機種の方がコンパクト・軽量さと、レンズの明るさという意味では実は優位です。
当方の場合、望遠域は基本的にm4/3に委ねますので、後継機よりもズーム倍率が小さいとしても、本機種を選択しました(“資金の問題”の方が、選択理由としてははるかに大きいという、現実的なツッコミはぬきにして・・・)。
実際に運用してみて、常時携行するお散歩カメラという意味では、「晴天日中の屋外であれば、これ一台でほぼ何でもできる」というのが、偽らざる実感です(意外にも、連写もかなりイケます(添付画像をご参照ください))。
普段の携行に加えて、旅行時にも持ち運ぶようになりました(どうせ大した荷物にもなりませんし)。
センサーサイズの問題やレンズの暗さ(F値の大きさ)といった問題もありまして、当方の使い方では「これ一台で完結させる」とまではいきませんが−−人によっては、本機種一台で”旅カメラ”を完結させることもできるかもしれません−−、本機種を持ち運ぶようになったことで、m4/3機には単焦点レンズをつけて運用することが多くなり、”役割分担”が進むようになりました。
とはいえ、F値が大きいがゆえに、やはり屋内や曇天・夜間となると、これ一台ではまかなえない場面も出てくるというのが、当方としての所感です。
また、パナソニックは一眼・コンデジを問わず位相差AFに見向きもすることなく、コントラストAFを徹底して鍛え上げる方針で臨んでいます。確かにコンデジのコントラストAFとしては、(前世代であっても)本機種のAFは”速い”です。
また、マクロであってもある程度はきっちり対応してくるのも、さすがです(添付作例をご参照ください)。
AFはマクロと切り替えができるのですが、マクロモードにしていても遠距離でも合焦しますので−−焦点距離ロックでしかない?−−、当方は常時”AFマクロモード”で運用しています。
- レベル
- アマチュア
- 主な被写体
- 風景
- 室内
- その他
参考になった6人
「LUMIX DMC-TX1」の新着レビュー
レビュータイトル | 満足度 | 投稿日時 |
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2022年1月22日 15:32 |
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2021年5月19日 00:46 |
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2021年3月29日 13:39 |
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2020年12月2日 12:47 |
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2020年1月5日 12:16 |
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2019年10月21日 17:37 |
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2019年9月17日 09:14 |
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2019年6月6日 13:41 |
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2019年5月6日 12:26 |
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2019年4月7日 06:39 |
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