『至高のファインダー、信頼の高感度性能』 ニコン D500 ボディ デジタル一筋さんのレビュー・評価

2016年 4月28日 発売

D500 ボディ

  • フルサイズ機「D5」と同等の153点AFシステムを搭載した、ニコンDXフォーマットのフラッグシップモデル。
  • 新画像処理エンジン「EXPEED 5」を搭載し、約10コマ/秒の高速連写や4K UHD(3840×2160)動画撮影が可能。
  • タッチ操作・チルト可動の高精細3.2型画像モニターと、重量760g(本体のみ)という軽量ボディにより快適な撮影を実現。
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価格帯:¥―〜¥― (―店舗) メーカー希望小売価格:オープン
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タイプ : 一眼レフ 画素数:2151万画素(総画素)/2088万画素(有効画素) 撮像素子:APS-C/23.5mm×15.7mm/CMOS 重量:760g D500 ボディのスペック・仕様

ご利用の前にお読みください

<お知らせ>
本製品において、別売および他機種に付属した一部のEN-EL15を使用した際に撮影可能コマ数(電池寿命)を満たさないことが判明致しました。詳しくはメーカーページをご覧下さい。

 
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D500 ボディニコン

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満足度5
デザイン5
画質5
操作性5
バッテリー2
携帯性4
機能性5
液晶5
ホールド感4
至高のファインダー、信頼の高感度性能
当機種闇に包まれゆくスラブ軌道上に現れた流線型の姿。
当機種その彫刻的なフォルムはいまだ色褪せず。
当機種月光に輝く水面に轍の音が響き渡る。

闇に包まれゆくスラブ軌道上に現れた流線型の姿。

その彫刻的なフォルムはいまだ色褪せず。

月光に輝く水面に轍の音が響き渡る。

当機種日の落ちた山陽路を地上の鳥は今日も羽ばたく。
当機種落日の色に染まる安曇川を渡る。
当機種闇に沈む琵琶湖を背に。

日の落ちた山陽路を地上の鳥は今日も羽ばたく。

落日の色に染まる安曇川を渡る。

闇に沈む琵琶湖を背に。

価格コムをご覧の皆様、こんばんはm(_ _)m
このD500というカメラを手にして一年余りが過ぎました。
購入以来様々な場所に連れ出し、おもに鉄道、人物撮影に用いてきましたが、使う度にその性能の高さに感心し、そしてそのカメラ性能に助けられていると実感させられます。
付き合いが深まり、その性格がある程度掴めてきた今改めてこのカメラのレビューをお伝えしたいと思います。

【デザイン】
 グリップが細身になり内蔵ストロボが省かれた関係上、筋肉質で無骨さも感じられたD200、D300に比べると全体に線の細くなった印象は受けます。
依然魅力的なデザインとは感じますが、このあたりは好みの分かれる点でしょう。

【画質】
 絶対的な画質、殊に解像度に関してはA4プリントメインの私はさほど重視しておりません。
それよりも屋内人物撮影でのオートホワイトバランスの精度向上はありがたみを実感できます。

私がもっとも重視し、かつ期待していた高感度画質に関しては、拡張感度の桁外れの数字から期待されるほどのものではない、というのが個人的な感想です。
もちろん直系の旧モデルであるD300sに比べれば圧倒的な進化ですが、それは開発年次の差を考えればそうあるべきであり、同クラス他社製品も含めた直近の機種と比較すれば、確かに進歩は感じられるものの、「飛躍的な」という形容句をつけるほどではありません。
そうは言ってもISO6400が躊躇なく使え、露出に気を配ることが大前提とはいえISO12800以上も十分実用に耐えるという高感度性能は頼もしい限りであり、シーン対応力を大きく広げてくれることは間違いありません。

【操作性】
 ボディ左肩のボタンとドライブモードダイアル、背面のサブセレクターなど旗艦機にふさわしい良好な操作性と言えます。

【バッテリー】
 前回のレビューでも触れたとおり、本機単独で見た場合は特別な感想は持ちませんが、やはりD300sやD7000、他社のミドルクラス機との比較では物足りなく感じる部分です。
たかだか5000円あまりの出費なので、私は予備バッテリーを購入しました。

【携帯性】
 16-80mmとAF-P70-300mmの二本のDXレンズで大概の撮影はこなせますが、システムトータルで機材が小型軽量な点は、機動力の確保に大きく貢献していると感じます。

【機能性】
 毎秒10コマという圧倒的な連写速度がまずは注目をされるであろう本機にあって私がもっとも高く評価しているのがファインダーの視認性です。
連写中の被写体の追いやすさを徹底的に追求したこのファインダーなしにはいかにコマ速が速かろうともそれを活かすことはできなかったでしょう。

【液晶】
 旧タイプのVGA液晶でも満足しておりましたが、更なる解像度アップ、タッチパネル・ティルト機構採用とまさに次世代の液晶モニターと実感します。

【ホールド感】
 個人的には特に重いレンズをつけた際にはもう少しグリップの厚みが欲しいところですが、この点は人によりけりでしょう。
「最大公約数」を割り出さねばならないメーカーの苦労を想像できないわけでもありませんし。

【総評】
 一年余りの付き合いの末導き出された結論は、冒頭でも触れたとおりとにかく頼りになるカメラ、そのことに尽きます。
特に新幹線のような高速移動物体を夜間に捉えるような場面でも目に見えて成功率が向上しました。
屋内の人物撮影では、より高精度となったAWBとAF、フリッカー低減機能が失敗写真を減らし、より幅広く使えるようになった感度域は確実にシーン対応力を高めてくれています。

一方高感度性能は数年前までのフルサイズ機に迫るまでに至ったものの、やはり超高感度域においては特に画の立体感においていまだ現行フルサイズ機とは明確な格差を感じ、確かに以前よりはるかに低ノイズにはなっているものの、やや作り物っぽさも感じるところです。
また、良好な高感度画質に感心する一方で、比較的低感度であっても暗部のざらつきを感じたり、後処理で明度を持ち上げるととたんにノイジーになることも散見されるなど、デジタル一眼レフが熟成期に入ったと思われる昨今に至ってもなお、いまだ画質面では発展途上であると感じています。

そうは言ってもやはり現行APS−C機でこれに勝るカメラはとっさには思いつかず、動体はもとより人物、旅先でのスナップに至るまで軽快にこなし、画質、確実性、携帯性を高次元で両立した点を考慮するならば「最強のDX機」をメーカーが自称することもなんら反感を覚えません。
そして何より、このファインダー。
正直購入に際してはレンズ込みで30万(2016年7月当時)もの出費に果たして見合うのか?との危惧を抱いておりました。
ところがたった1回使っただけで、このファインダーだけで万金の価値があることが十二分に実感できたのです。
光学ファインダーにはまだまだ伸びしろがあるのだという技術者の意地があったからこそ、このような至高のファインダーを持ったカメラが生まれたのでしょう。

カタログの片隅に記された「表現者への敬意と一眼レフカメラへの熱い思いを結実」との一文。
であればこそ、私はこのカメラを生み出した技術者への敬意を惜しみません。
今後もこのD500は私の写真趣味においてこの上なく頼れる存在であり続けることでしょう。

*作例について:
 人物の作例に関してはモデルを務めてくださった方の年齢や肌の露出度を考慮し、本人の承諾が得られてもここに掲載することは控えることといたしました。
ゆえに作例が著しく鉄道に偏っている点はご容赦くださいm(_ _)m
つまりここに載せた作例はD500の多彩な能力のほんの一部を用いたに過ぎないことをここに明記しておきます。

1枚目:北陸新幹線 新高岡(3Dトラッキング)
2枚目:小田急小田原線 喜多見(ダイナミック25点)
3枚目:山陽新幹線 西明石-姫路(置きピン)
4枚目:山陽新幹線 相生‐岡山(置きピン)
5枚目:JR湖西線 新旭‐安曇川(置きピン)
6枚目:JR湖西線 近江高島‐北小松(置きピン) 以上すべて手持ち、VRオン

レベル
アマチュア
主な被写体
人物
風景
子供・動物
夜景
室内
その他

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満足度5
デザイン5
画質5
操作性5
バッテリー2
携帯性4
機能性5
液晶5
ホールド感4
「血」は受け継がれたか?
当機種新幹線のエースN700A(Advanced) (AF-Cダイナミック25点)
当機種林立するプラントが独特の造形美を放つ、工業都市徳山の夕暮れ。(MF)
当機種コンビナートを背に、徳山を発つ500系こだま(置きピン)

新幹線のエースN700A(Advanced) (AF-Cダイナミック25点)

林立するプラントが独特の造形美を放つ、工業都市徳山の夕暮れ。(MF)

コンビナートを背に、徳山を発つ500系こだま(置きピン)

当機種俊足を飛ばし未明の東海道を駆け下るM250系「特急貨物電車」(AF-Cダイナミック25点)
当機種先を急ぐ列車を雲間から現れた月が見つめていた。(置きピン)
当機種(置きピン) (注:3枚目のみ三脚使用、他は手持ち撮影。レンズはすべてDX55-300mm)

俊足を飛ばし未明の東海道を駆け下るM250系「特急貨物電車」(AF-Cダイナミック25点)

先を急ぐ列車を雲間から現れた月が見つめていた。(置きピン)

(置きピン) (注:3枚目のみ三脚使用、他は手持ち撮影。レンズはすべてDX55-300mm)

「フルサイズ?orAPS-C?」
デジタル一眼レフ購入の際、多くの方が直面する問題であろうと推察いたします。
私自身この問いに対する明確な回答はいまだ見出すことが出来ず、あえて答えるとするならば「両方を所有する」などという失笑を買いそうな結論にならざるを得ません。
実際、DX・FXの併用による相互補完が望ましいとは思いつつも、「必要となる予算」「機材増大による運用上の困難」等を主な理由として、結局は採り得ない選択肢であるのは、何も私に限ったことではないでしょう。
「自身の財政が許容する限りはフルサイズ機を」という機種選択の方針をしばらく私が採っていたのは、無論私がフルサイズ至上主義者だからではなく、フルサイズ機の高感度画質には、それ以外のデメリットを甘受するだけの価値があると判断したからに他なりません。
もちろんその高感度性能には大いに満足しつつも、より小さいフォーマットサイズで画質面での必要を満たす日が来ないものかとは一度ならず考えたものでした。
もはや出ることはないであろうと決めつけていたD300Sの後継、その発表に心躍ったのは、D300Sに特別な思い入れがあったからだけではなく、そうした素地もあったのだろうと思います。

【デザイン】
 バランス的にはペンタ部分が小さくも見えますが、フォーマットサイズと内臓ストロボレスという関係上やむを得ないことでしょう。

【画質】
 拡張感度から想像するほど異次元の高感度性能とはなりませんでしたし、高感度撮影時の画の遠近感などではいまだD750に一歩譲るとは評しつつも、APS-C機でこれを実現したことは大いに評価します。
ファインダー性能を始めとするメカ部分の優秀さとの連携により、特に夜間においては結果的に中級フルサイズ機よりも画質面でもより良い結果が残せる可能性が高いのでは、と考えます。

【操作性】
 大いに満足。
ニコンは色々とお膳立てしてくれているようですが(サブセレクターやタッチパネル等々)その一部だけでもこの使いやすさ。

【バッテリー】
 私自身は1日で1000枚以上を撮ることはまずありませんので弱点とは思いませんが、このカメラの想定ユーザーであるスポーツカメラマンからは不足・不満という意見が出ることは容易に想像できます。
思い切って新規採用の大容量バッテリーとしても良かったのでは?とは思いつつも、私が思いつく程度のことは当然ニコンでも検討済みでしょうし、旧機種との互換性をなくせばそれもまた非難を浴びるでしょうから難しい所でしょうね。

【携帯性】
 ボディ単体では軽量とは言い難いですが、DXレンズとの組み合わせではその真価を発揮します。
基本的に着駅から徒歩移動となる鉄道撮影において、目に見えて「行軍速度」の低下を招き、肩に食い込むバッグの中身を内心ののしりつつ撮影地に向かっていたフルサイズ機に比べれば、移動時の負担は大きく減少しました。

【機能性】
 撮影を成功に導くための数多くの工夫がちりばめられたボディの中で私が最も評価するのはファインダーです。
「フルサイズのファインダーを覗いたことがことがないのか」と思われる方もお見えでしょうが、動体を連写で追う、それも夜間などの厳しい環境で使い比べれば、これに比肩しうるのは一桁機ぐらいであろうと誰もが気付くはずです。
それにフルサイズ機のファインダー像の大きさは確かに魅力ではありますが、私のような眼鏡愛用者にとっては「必ずしも歓迎しかねる広さ」とも言えます。
その点このカメラは大きさの面でも丁度良いと感じます。

【液晶】
 ティルト機構は個人的には重要ではありませんが、あれば便利なシーンは少なくないでしょう。

【ホールド感】
 ニコンが力説する「薄型化により実現した深いグリップ」に関しては、「やりたかったことは理解できるが全面的な賛同はしかねる」というのが私の評価です。
もっとも好みや指の長さがまちまちの、我々ユーザーすべての要求を満たすグリップなど作れるはずもありませんが^^;

【総評】
 D300Sは数々の節目となるシーンの記録を手伝ってくれたカメラとあって、とても思い入れのある機種です。
また単なる性能のみならず言うなれば「五感に訴える」カメラであったことも、私の中で特別視している理由であろうと思います。
その後継たる本機、正直物としての手触り、作りこみの魅力という点ではやや後退した感も否めず、D300Sのような色気はやや薄れたように思われます。
しかしながら、カメラとしての総合力は特にデジタル部では圧倒的であり、メカ部分ですら完成度を上げてきたと実感できるものです。
殊にミラーレス機が隆盛を誇る現在において、光学ファインダーの更なる発展を信じ、磨き上げたものを本機に実装したニコンには心より敬意を表したいと思います。
一方デジタル部分については、未だフルサイズ機の高感度性能は「越えがたい壁」として屹立するものの、個人的にはこの辺りで十分と納得させ得る出来栄えであり、そうであればフルサイズ機のあの重さや財布への負担に対する説得力は薄弱となったと感じました。
もしフルサイズ機の画質とD500に匹敵する動体撮影能力の両立を求めるなら、それを満たすのはD5のみということになり、私も含めた多くの方には現実的な選択とはなり得なくなるでしょう。
フォーマットサイズのハンディに果敢に立ち向かい、むしろその利点を大いに活かせるカメラを登場させたことは、APS-C機で最も高額な値段も不当に高いわけではないと納得させるに十分なものです。

多くの方が抱くであろう「D300の血は受け継がれたのか?」という疑問。実は私も未だ明快な答えは出せないでいます。
そしてまた、その必要もないのだとも感じています。
カメラをバッグに収め、ファスナーを閉めながら「次はどこへ連れて行こうか?」そんな気分にさせてくれるカメラ。
それだけで私にとっては充分以上です。

レベル
アマチュア
主な被写体
人物
風景
子供・動物
夜景
室内
その他

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