SR-L500 レビュー・評価

満足度：5.00

（カテゴリ平均：4.24）

満足度ランキング—位

集計対象6件 / 総投稿数6件

1. 5 100%
2. 4 0%
3. 3 0%
4. 2 0%
5. 1 0%

評価項目	投票平均	カテゴリ平均	項目別ランキング
デザイン 見た目のよさ、質感	3.43	4.19	-位
高音の音質 高音部の音質の良さ	5.00	4.15	-位
低音の音質 低音部の音質の良さ	5.00	4.12	-位
フィット感 装着したときのフィット感など	4.14	4.08	-位
外音遮断性 外の音を遮断するか	1.40	3.79	-位
音漏れ防止 音漏れを防止するか	1.40	3.79	-位
携帯性 コンパクトさ	1.50	3.86	-位

• ※プロレビュー・モニターレビューは集計対象から除外しています
• ※「カテゴリ平均」より「投票平均」が高い項目を黄色背景にしています

[julyk]

2020年10月19日 09:53 [1378923-1]

満足度	5

デザイン	4
高音の音質	5
低音の音質	5
フィット感	5
外音遮断性	1
音漏れ防止	1
携帯性	1

開放感

普段YAMAHA NS-1000Mで平均85ｄB程度まで音を出していました。リスニングルームなどないので家人がいるときや夜間は大きな音を出せずストレスが溜まっていました。別ブランドのヘッドフォンを持っていましたが耳が疲れるし圧迫感があって、スピーカーで聴くのに近いものが欲しかったのです。最上級の900などはドライバユニットと合わせると100万円近くなって手が出ませんが、この機種ならSRM-353と合わせてもまあ頑張れば散財できるので、先行き長くないことも考えて購入したのでした。CD1枚連続して聴きましたが耳が疲れません。重さも比較的軽く首が疲れることもありませんでした。聴感はスピーカーとまったく同じというわけにはいかないが、十分納得できます。低音はしっかり出ていると思います。音漏れと外部の音が聞こえるのは承知していたことです。イヤーパッドが合皮ですが不快感などまったくありませんでした。ケーブル長さが2.5mで私のリスニングポジションでは少し短いのですが、ドライバユニットを前に出して聴きました。虫かご型デザインですが私は気にしません。レコードを聴くことが多いのでCDとレコードの違いがわかるかどうか、今後聴いていくつもりです。夜間に音楽を聴くことが増えそうです。

主な用途

音楽

接続対象

オーディオ

[new3]

2019年5月1日 20:24 [1221207-1]

満足度	5

デザイン	3
高音の音質	5
低音の音質	5
フィット感	3
外音遮断性	2
音漏れ防止	2
携帯性	2

長く付き合えるSTAXの一押しハイコスパ機種だ！

コンデンサー型のヘッドホンは今となっては珍しくなくなったが、やはり老舗のSTAX製品はトータルバランス＋コスパで他社を間違いなくリードしている。本機はmk2という後継が発売されたが、リケーブルに拘りが無ければ購入可能機種の中では最高のコスパを誇る。正直、上位のSL-700とは試聴上大きな差異を感じない。近年のSTAX製品はしっかりと中低音も出てくれるのでHD800sやT1 2ndと比較しても低音不足を感じることはない。中古のドライバー（STAX専用アンプ）を選択すれば、本機との組み合わせで15万を切ることが可能だ。ゼンハイザーやベイヤーのフラグシップ機種を選択すると上流をしっかりと整える必要が出てくる。間違いなく3-40万円（ヘッドホン＋ヘッドホンアンプ）を超えてしまうだろう。コンデンサー型の音質が自分の耳に合うならばSTAXの選択はコスパ的にも間違いは無いと思う。本機とSRM-006ts(真空管ハイブリッド)なら、新品で15万前後で揃える事が可能である。STAXにも40万越えのイヤースピーカーは存在するが、本機のトータル性能はHD800sやT1 2ndを十分に超えている（解像度、音場感、高音の繊細さと抜け感etc）と思われる。（一概にダイナミック型と比較出来ないが）長く付き合う事が出来るSTAXの一押しハイコスパ機種である。

主な用途

音楽

接続対象

オーディオ

[JAGABEE2010]

2017年11月18日 23:25 [1079534-1]

満足度	5

デザイン	3
高音の音質	5
低音の音質	5
フィット感	3
外音遮断性	1
音漏れ防止	1
携帯性	無評価

あらゆるヘッドホンと全く異なる

まずはじめに私はオーディオマニアではありませんし、専門用語もわかりません。一番大切なことは音楽を愛する気持ちであるという考えで、ロック、パンク、歌謡曲などを中心にレコードで聴いております。
現在DENON AH-D7200を使用しており、それなりに満足はしていましたが、密閉型独特のボーカルの近い感じに若干の違和感を覚えており、より良いヘッドホンを探して参りました。
購入にあたり、ヘッドホン専門店を渡り歩き、様々な機種をかなりの回数試聴しました。20万円以上する高額なヘッドホンも試しましたが、それらと比べてもやはりSTAXは全然違います。イヤースピーカーというだけのことはあって、たしかにスピーカーを聴いている感覚に近い。解像度でも、他の高額ヘッドホンとは一線を画している印象です。例えるならば今まで音が固まりとなってガツンと来ていたものが、分離されてハーモニーとなって聞こえます。
真空管タイプのドライバーユニットも試しましたが、ロックやパンクを聞くにはややボアッとした印象です。SR-L500と700の違いは正直あまりわかりませんでした。STAXからは30万円近くするような機種もでており、そちらも試聴しました。確かに音はいいが、金額の差に見合った価値があるかと言われると、うーんという感じでした。いずれ欲しくなるかもしれないですけどね。

とにかく既存のヘッドホンで満足できない人や、使ってみたいけど高額で迷っている人は騙されたと思って買ってみてください。絶対に後悔はしません。こんな世界があったなら、もっと早く買えばよかったと思うことでしょう。

欠点をあげるとするならば、
・見た目がダサい。
・デカくて、装着感が良くない。痛くなるほどではないですが、フィット感はないです。
・音漏れがすごい。小型のスピーカーくらいに漏れます。大音量で聴いていれば、隣の部屋からもわかるくらいです。
・イヤーパッドが磁石？のようなもので、簡単に止まっているだけなので、ちょっとしたことで外れます。

主な用途

音楽

接続対象

オーディオ

[けむりん２]

2017年9月3日 13:45 [1059039-1]

満足度	5

デザイン	4
高音の音質	5
低音の音質	5
フィット感	5
外音遮断性	無評価
音漏れ防止	無評価
携帯性	無評価

L300はおすすめしません

SRS-3100(L300)→SRS-5100（L500）へ移行しましたので比較させて頂きます。
L300は新品購入から300時間、L500は新品の卸したての評価です。

ドライバはSRM-252s、SRM-353xで聞き比べています。
（L500に252s、L300に353x等、一通り試しています。）

結論から申し上げますと、L300はおすすめしません。
L300とL500では3万円弱の価格差がありますが
ここまで劇的に音が変わればお釣りが来ます。全てがL300を上回っています。
（付与が多すぎて系統が違うんじゃないかと思ってしまいます。）

一番顕著な差が「艶」の有無です。
L300には艶がほとんどなく、乾いています。カサカサでどの音階も軽い音ですね。
対してL500には艶（みずみずしさ）が顕著に付与されています。
乾いたフラット→艶が付与されることで音の厚みが増し、強弱が鮮明に体感でき、
楽器が生々しく感じました。楽器の生生しさはL300では感じられませんでした。
L300の一番の不満点が艶の無さでしたので、艶が付与されている点で
既に差額相当の価値がありました。

解像度もあがっていますね。より細かく聞き分けることができます。
低音も厚みが少し増しています。
ドライバのグレードを上げるほど、両者の音の差は大きく感じられました。

もう一つの大きな違いですが、イヤーパッドが厚くなっていますので
L300の薄いパッドでは耳が膜に接触して数十分で痛くなったのですが
L500ではそれがなくなり長時間試聴していても辛くありません。

後々はL700の購入も考えていますが
価格が上がるほどコストパフォーマンスが悪くなると聞いていますので
L300→L500ほどの劇的な差は期待していません。
むしろ500L→700Lでまた同じような差が出たら昇天してしまうでしょうね。。

主な用途

音楽

接続対象

PC

[vocalmania]

2017年1月20日 01:39 [996358-1]

満足度	5

デザイン	3
高音の音質	5
低音の音質	5
フィット感	5
外音遮断性	1
音漏れ防止	1
携帯性	1

長く付き合えるポテンシャル

【デザイン】
いわゆる「虫かご」です。
STAXと言えばこの形を連想する人も多いでしょう。
一般的には格好良いとは言えないデザインですが個性的で愛着が湧きます。

【高音の音質】
同価格帯のダイナミック型ヘッドフォンではどう頑張っても出ない音です。
良いとか悪いと言った比較の問題ではなく、根本的に別物と考えて良いと思います。
きわめて透明で繊細、乱暴に聴いたら壊れてしまいそうなほどの独特の余韻があります。
低歪みで再現性も正確性もありながら、これほど非モニター的・アート的な音で鳴るのは今のところ静電型だけでしょう。

ここで非モニター的というのは、あまりに平均的なヘッドフォン環境から離れているので、
標準的・模範的なリスナー環境を想定することが求められるモニタリングにおいてはあまり参考にならないためです。
この機種に関して言うならこれは褒め言葉です。

【低音の音質】
響きが豊かなためゆったりとした包み込むような印象を持つ低音ですが、
実際には驚くほどの俊敏性があります。
この反応速度が静電型のアドバンテージなのでしょう。

高音と同じくきわめて透明でありながら量感豊かであり、
ダイナミック型のモニター機におけるタイトでキレの良い低音とも、
ハイエンド機におけるよく練れた心地良い圧力とも全く異なる、
澄んでいながら包み込まれるような低音です。

【フィット感】
側圧が強いと感じる人もいるようですが私にはジャストフィットでした。
アジャスターも細かく調整できてしっかりと留まり、非常に使いやすいと思います。

【外音遮断性】【音漏れ防止】【携帯性】
ありません。

【総評】
リスニング機としては、ある意味においては極まった音が聴けると思います。
強いて言うなら若干力強さに欠けるところもありますが、
圧倒的な透明感と繊細さの前には、それはどうでも良いことだとすら思えるほどです。

また、鳴らすドライバーに応じて音色や残響の面でかなり印象が異なり、
トランジスタ型と真空管型ではまた別物と言って良いほど鳴りが変わります。
ここで詳述はしませんが、ざっくり言うと
前者では明晰でS/N比が良く伸びやかに乾いており、
後者ではしっとりと潤いを帯びて深い色調になります。

Λシリーズの後継の最新機種としてはミドルエンドの位置づけですが、
追い込めばどこまでも鳴ってくれそうなポテンシャルを秘めており、
長く付き合うほどに潜在能力の高さを見せてくれる機種だと思います。

主な用途

音楽

接続対象

オーディオ

[puffy23]

2016年1月6日 20:23 [892315-2]

満足度	5

デザイン	4
高音の音質	5
低音の音質	5
フィット感	5
外音遮断性	無評価
音漏れ防止	無評価
携帯性	無評価

低音増強　ロックも楽しい

現在使用機種　P7 SR-2170 Z1000 K712PRO HD8DJ DT990E32/S
X1 T50RPMＫ3N Z900HD ETC
イヤホン　　　HA-FX850 H3 IE80 UM30PRO 11CLASSICS MX375 ETC
使用環境　　PC--DDC--DAC--UD301 ETC--STAX

今回はSR-507を購入予定でしたが、最新のL500に変更し約1ヶ月が過ぎたので
感想を報告します。まず低音が恐ろしい。今までのSTAXでも満足でしたが
これは、もしかしたらソリッドベースという機種かと思ってしまいます。
でもコンデンサー型の良さはそこなわれていない全体に上質の高音から中音は
今までと変わらず、さらに低音の明確な底上げが全体を今までにない新しい空間
へ導いてくれます。前回はT50RPを購入して満足していたのですが。やはりSTAX
の音に戻ってしまいます。この音は本当に部屋でじっくり音楽に浸る事が出来る
なら最高でしょう。現状これ以上の音は判別不能です。（年齢てきに？）
とうとうバランス入力まできてしまいました。STAXの場合使用環境等の制限が
多いですが、結局は離れられない様です。たまにヘッドホンを変えてもどうしても
聴きたくなってしまう麻薬みたいです。聴きたい曲をじっくり聴かせてくれる
SR-L500が今の究極の一台です。低音についてですがベース、ドラム等が分離
されてとても聴きやすくお気に入りですが、是非試聴して見てください。
個々には比較しませんが、テスラを聴いてもこれ以上は出ないでしょう。
コンデンサー型恐るべしです。残すはSR-003か002でお茶を濁してスパイラルを
卒業しようと思っています。総合的に低音型のSTAXかな？
とにかくウーフｱーが追加で入っている様な上質な音圧は凄いです。
3項目は評価外としました。

主な用途

音楽

接続対象

ポータブルプレーヤー