
レビュアー情報「使用目的:ロック」で絞込んだ結果 (絞込み解除)
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2021年4月21日 10:56 [1445532-1]
満足度 | 4 |
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デザイン | 3 |
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高音の音質 | 5 |
中音の音質 | 5 |
低音の音質 | 4 |
サイズ | 5 |
購入してから約1年半経過し、使用時間も1000時間を超えたのでレポートします。
エージングの効果を感じさせるスピーカです。
当初は高域にシャリシャリ感があり気になりましたが、今は全く気になりません。
低域にはそれほど大きな期待はしていませんでしたが、使い込むに従って徐々に充実してきました。
高ダンピングファクタのアンプと太目の4sqケーブルを使っていますが、ローエンドがグッと下まで伸びている感じが良いです。
全体的には期待通り、低域は期待以上なので、十分合格点が付けられます。
B&Wのこのシリーズは分解能が高いという定評がありますが、その通りと思います。
今まで聞き漏らして音を発見することも結構あります。
発見と書きましたが、いままで気付かなかった音が耳に付くことがあると言った方が実態に近いかもしれません。
ヘッドホーンで確認すると、確かにそういう録音になっているので、CDに記録された音を忠実に再現しているということになりますが、リラックスして音楽鑑賞をするという意味では必ずしも歓迎できる特性とは言えません。
ただ、これは高分解能スピーカの宿命なのだと思います。
20年間メインで使ってきたJBL38cm2Wayの自作システムと並べてセットし、気分やソースに応じて切り替えて使うつもりで細身の本機を選びましたが、購入後の使いこなしの中でそれは断念しました。
本機は(多分、800シリーズは全部そうだと思いますが)設置位置に対する感度が高く、周りに十分な空間を取って初めて真価が発揮されるといったタイプのスピーカです。
感性に訴えるような鳴り方をするJBLと優等生ではあるもが神経質な本機、どちらをメインに据えるか悩ましいところですが、もうしばらくは本機を鳴らし込もうかと思っています。
8層とも9層とも聞く厚手のピアノブラックの塗りは700シリーズのそれとは一線を画す芸術的なものであることを付け加えておきます。
上記美点と欠点に加え価格(コスパ)を考慮して、総合評価は☆4つとしました。
- 使用目的
- ジャズ
- ロック
- 設置場所
- ホームシアタールーム
- 広さ
- 8〜11畳
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2020年3月18日 19:40 [1310732-1]
満足度 | 5 |
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デザイン | 4 |
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高音の音質 | 5 |
中音の音質 | 5 |
低音の音質 | 5 |
サイズ | 5 |
2年程度使用してやっと満足のいくレベルになりましたので、リポートします。
【デザイン】
CDM9NT→CM10→804D3という流れですので、当初違和感のあったチョンマゲトゥイータも慣れれば気にならなくなりました。キャビネットも日本の家具職人的な丁寧な造りで満足です
【高音の音質】
購入一週間程で効果が出てきました。
リアルサウンドにしてすばらしいの一言です。CDM9NTやCM10で感じた高域の耳障りな感覚は無くなりました。ベールを3枚位とった臨場感溢れる感覚です。これはダイアモンドツィーターのお陰でしょう。女性ソプラノ系ボーカルのリアルさは驚愕です。
【中音の音質】
ミッドハイは高音と同じ評価です。
ミッドローは慣らし不足の時はひどいの一言でした。力感、スケールが無く、CDM9NTにすら及びませんでした。1年半越えから本領を発揮しだし、ベースやドラムは言うに及ばす、アコギの胴鳴りのリアルさ、ピアノのローレンジのキーのリアルさがすばらしくなりました。
【低音の音質】
2年ほどたって量感がやっとCDM9NTやCM10に追いついてきました。
1年程度の使用時点ではひどいの一言でした。低域の量感が圧倒的に不足してますので何を聴いても楽しくありませんでした。
現在は量感も充分で、筋肉質で引き締まったハイスピードの低域のため質感も素晴らしいです。
【サイズ】
仕事場兼の16畳ですのでこのクラスで限界でもあり、また理想のサイズです。
【総評】
やっと買って良かったといえる状態になりました。終のスピーカーとして充分です。
エネルギーバランスは、タイトでスピード感のある低域のため摩天楼型。
しかし、3週間程度使った時の感想は失敗したと!いうのが第一印象でした。
典型的な逆三角形型で、学生時代にバイトで買ったパイオニアのシスコンのがまだマシなバランスレベルでした。
3ケ月でも改善せず、買い換えモードに走ってました。購入資金が即金で現存してればフォーカルのKANTA N°2に買い換えていたでしょう。
アンプは選びます。手持ちのラックスマンのC-700U+M700UやCL38UC+MQ88UCでは鳴らしきりますが、SQ38UCや以前使っていたトライオードのTRX-P88Sではウーハーの駆動力不足でスケール感に不満が出ます。SQ38UCのプッシュプル仕様でも厳しいので、真空管はよほどの高級機でなければ、少なくともシングルアンプは避けた方が無難です。
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2019年9月12日 22:46 [1258652-3]
満足度 | 5 |
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デザイン | 1 |
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高音の音質 | 5 |
中音の音質 | 2 |
低音の音質 | 5 |
サイズ | 5 |
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サブ機として購入、40畳のリビングで使用、大変に満足。
【デザイン】
ちょん髷ツィーターは、見慣れても、なお違和感あり。しかし、空気感に貢献しているのなら、背に腹は変えられない。
【高音の音質】
無色透明だが、量としては多い。つまり、使い手の好みでどんな音でも作れる事を意味するが、この特性は両刃の剣で、、スピーカーケーブルやアンプ、CDプレーヤーなどで、積極的にねいろを付加しないと、無機質でつまらない音になってしまう。
【中音の音質】
一世風靡した、コンティヌアムコーン。ナチュラルでクセがないのは良いが、音密度(音の芯)が足りない。スピーカーの後方に音場を作り、定位を楽しむような使い方なら、音密度の低さは気にならないが、金管楽器やシンバルをぶ厚く、ピアノをナマ音らしく鳴らそうと思うと、ひと工夫必要。
【低音の音質】
嫌というほどの量が出るので、非常に調整しやすい。地を這うような低音も、風のように吹く低音も、アンプとケーブル次第で、簡単に作れる。但し、ケーブルの特性を理解していないと、スカスカの低音になる。804D3で低音不足なら、間違いなくケーブルが太すぎるか、短すぎる。「太いケーブル=高音質」 ではないので、注意。
【サイズ・重さ】
腰の悪い老人が、ひとりで動かせるサイズと寸法である。重さは33kg。
【まとめ】
ユーザーのインプットに敏感に反応し、どんな音でも作れてしまう間口の広さが魅力。ウチの場合は、JBLの4312のような、開放的で朗々と鳴る特性に躾けてあるが、弦音はタンノイのようにしっとりと艶やかである。
使用上の注意事項として、アンプの特性やケーブルの物理が分かっていないと、音が決まらず収拾不能になるので、好みの音を出そうとおもったら勉強が必要。
【システム構成】
プリメインアンプ:パイオニアA-70A
CDプレーヤー :パイオニアPD-70AE
スピーカーケーブル:ベルデン8470 7m
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2018年7月4日 17:15 [1139718-2]
満足度 | 5 |
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デザイン | 5 |
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高音の音質 | 5 |
中音の音質 | 5 |
低音の音質 | 5 |
サイズ | 5 |
40年近く愛用してきたDS-2000HRを引き取ってくれる方がいるうちに手放そうと後継機を探しましたが、国産ではよいのが見つからず、無難な本品を選びました。本国イギリスでは98万円のものが日本では152万円が妥当かどうかわかりませんが、DS-2000HRと比べると割高な気がします。初めのうちはDS-2000HRと大差に様な感じでしたが、15時間を過ぎたあたりから、心地よい音になってきました。
スパイクを純正のコーンコースターで受けてフローリングの上に置いています。スパイクの長さをきちんと調整しないと安定しません。
但しコーンコースターはよく滑るのでセッティングは楽です。しかし手でゆすると簡単にぐらつきます。震度5で倒れると思います。いずれDS-2000HRが無くなればスペースが取れるのでスパイク直置きで対処しようと思います。今は2台を並べているのでDS-2000HRがいかにコストパフォーマンスに優れていたかを実感しています。B&Wはこれからどんどんナチュラルな音になっていくと期待し、40年がばってほしいところです。
使用機器:PS-520、DP-550,E-650+AD-50,SL-1200G+(AT-OC9/V・AT-ART9・AT33MONO・AT-MONO3/SP・DL-103)
4日間経過して
驚いたことが一つあり、現在も進行中です。
B&Wを設置してDS-2000と聴き比べると大差が無く少しがっかりしました。
しかし15時間が過ぎ変化を感じました。
その後、日々聴き比べると違いがはっきりしてきました。
当初はB&Wの方が尖った音でDS-2000HR の方がソフトでしたが
ここに来て明らかにB&Wの方がソフトで自然な音になってきました。
低音がどこまで出て、高音がどこまで伸びるかという観点で聴くと
大差がないかもしれませんが、音色は明らかにB&Wの方が心地よくなってきてる気がします。
通の人が良く言う「エイジング」というのは少なくともスピーカーには本当にあるのだなと実感しています。
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