『まだ見ぬ続編を期待しつつ、新品を安く手に入れたければ廉価版を』 アトラス 真・女神転生IV [アトラス ベストコレクション] 酒缶さんのレビュー・評価

[酒缶]

2021年4月4日 04:08 [1440355-1]

満足度	5

操作性	5
グラフィック	5
サウンド	5
熱中度	5
継続性	5
ゲームバランス	4

※プロフェッショナルレビューは「投票平均」（「満足度」含む）および「カテゴリ平均」の集計には含まれません。

まだ見ぬ続編を期待しつつ、新品を安く手に入れたければ廉価版を

パッケージ表面	パッケージ中身	パッケージ裏面

【概要】
・グレゴリ暦１４９２年の「東のミカド国」で悪魔退治専門の「サムライ」となった少年少女が、地下深くに眠る「魔都・東京」を発見し、神と悪魔の壮大な戦争に巻き込まれていくＲＰＧ。


【評価】
・パッケージ表面は、アトラスの廉価版シリーズ特有の、白と紺のツートンカラーの額縁の中に、通常版で使用されているメインビジュアルが縮小して使用されている。同じアトラスブランドの商品だけど、通常版の発売元が「インデックス」で、廉価版の発売元が「セガゲームス」なので、それぞれ異なる社名が印刷されている。

・側面には、「アトラスベストコレクション」の文言が入り、社名が変更されている。

・裏面は、通常版ではキャッチコピーっぽく書かれている「神と悪魔と人間の新しい物語。」の部分の文字がかなり増量され、「全世界で６０万本以上を売り上げた大ヒットＲＰＧ、遂にベスト化！奥深い育成要素とシンプルでアツいバトルが、あなたを虜に。」に変更され、その下に書かれているゲームの概要を示す説明文にも修正が加えられている。そのため、中身に何か違いがあるように思わせて、実は「このソフトは２０１３年に発売された同タイトルと同一内容です。」という文面も追加されていて、同じ内容だとわかる。

・パッケージ裏面の下１／３の部分は、任天堂の印刷物の仕様変更に伴う配置や内容の変更が見られる。また、通常版では「CTR-P-AMXJ(JPN)」と「TSA-CTR-AMXJ-JPN」と印刷されているコードが、廉価版では「CTR-2-AMXJ(JPN)」と「TSA-CTR-AMXJ-JPN-1」に変更されている。

・パッケージ内の内容物は、通常版では操作説明シート、ゲームカード、クラブニンテンドーのポイントカード、オンラインアンケートの用紙といった構成だったが、廉価版では操作ガイドとゲームカードのみとなっている。操作説明シートが操作ガイドになっていて、「MAA-CTR-AMXJ-JPN」が「MAA-CTR-AMXJ-JPN-1」になっているが、社名部分と一部の表記の位置が変更になっているが、基本的には同じ内容。ゲームカードのラベルもコードが「LNA-CTR-AMXJ-JPN」から「LNA-CTR-AMXJ-JPN-1」に変更されているが、ゲームカードの中身ではなく社名変更に伴うモノだと思われる。

・ゲーム内容に関しては、廉価版の電子マニュアル内の問い合わせ先が「セガゲームス」ではなく「インデックス」のままなので、内容面での変更はなさそう。

・セーブデータについては、ゲームカード側に保存されるため、通常版と廉価版でセーブデータを共有できない。


・ゲーム内容については通常版と同じなので、通常版のレビューを合わせてご確認ください。



【まとめ】
・通常版が税別6648円だったのに対して、この廉価版は2990円なので、廉価版タイトルの中ではお得な方なのではないかと思います。中古ではかなり重宝される「アトラスベストコレクション」の中では比較的入手しやすいタイトルなので、『真・女神転生�X』が発売される前に前作に挑戦してみたい方は、ぜひ廉価版を探してみてください。

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アトラス > 真・女神転生IV [3DS]